岐阜の飛実団が小牧で試験中のKC767 不具合2008-05-21 Wed 12:15
■KC767関係の話題
中日新聞から引用空中給油機が損傷 空自小牧基地という21日朝刊に掲載された記事。KC767は岐阜基地の飛行開発実験団で運用試験中の機体ってこともあるんで、この第二北大路機関でも、まったく関係ない問題ではない。なんとなれ、待望の空中給油機ってことになるKC767、部隊配備に影響があるか、とかも気になってしまう。 ![]() 引用:国内で初めて、2月末に航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)に配備されたKC767空中給油・輸送機の1号機が、配備直後の受け入れ検査中に、エンジン付近の左右両翼の前縁部を損傷して飛行できなくなっていることが分かった。空自は製造した米国ボーイング社から損傷部分の部品を取り寄せている最中で、飛行のめどは立っていない。 防衛省は1機約220億円で、4機を購入する計画。これまでに2機が同基地に配備されている。 現在は2009年度末からの本格運用に向けての飛行試験期間になっているが、空自は1号機損傷を受け、3月半ばに配備された2号機を使って飛行試験を続けている。航空幕僚監部広報室は「本格運用への影響は不明」と話す。 ![]() 損傷する事態になったのは配備後6日目の3月5日。小牧基地の整備格納庫での検査中、翼の前縁部にあり着陸時に使う「内側スラット」(長さ5メートル、幅1メートル)が突然、左右同時に下がり、ちょうど上に向かって開いていたエンジン(直径2・7メートル)のカバーとぶつかり、両翼とも双方が壊れた。コックピットにいた隊員は「油圧ポンプ作動スイッチの電球を交換中、スイッチが入ってスラットが下がった」と話しているという。今回の事態は隊員にけがはなく、基地外への影響もないことから、公表されていない。空幕広報室は「説明書にスイッチ構造の記載がなく、隊員が周知していなかったのが原因。関係隊員には航空機システムの再教育を実施した」としている。 1号機は当初、06年度に導入する予定だったが、米連邦航空局(FAA)の機体安全性に関する証明取得に時間がかかり、納入が1年遅れた。空自関係者からは「難癖続きの機体」との声まで漏れる。とのこと。 ![]() う〜ん、つまり、地上でエンジンカバーを整備のために上げてるときに、べつのところの配電盤を作業中に間違ってエンジン付根のスラットが降りちゃって、ギシギシいって壊れちゃった、ってことか。場所が場所だけに、同系列のE-767の部品を持ってきて、っても整備担当の岐阜の川重に部品が無かったんだろうかね。直輸入の機体ってのが難儀のもとみたいな感じ。空中給油機ってのは、実は案外数が必要になるんだし、ここは余剰のP-3C(ライセンス生産した機体なんで、生産基盤が国内にある)を航空自衛隊が譲り受けて、とかXP-1の派生型でKCを造ったりと、稼働率をトラブルに遭っても維持する工夫とかが必要になるんやないかな。 北大路機関 (本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
岐阜基地
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