舞鶴基地の護衛艦はるな 2008.09.062008-09-25 Thu 22:20
■DDH はるな (9月6日撮影)
舞鶴基地といえば、護衛艦はるな。なんといっても、舞鶴の旗艦だし、日本で最初のヘリコプター搭載護衛艦だ。写真を撮った今月6日は、三ヶ月もの期間っていうリムパックから帰ったばかりだったから、船体には、錆とかも多少目立ってたけど、もう塗り直した頃かな。そんな、護衛艦はるな特集。 ![]() 満載排水量6800トンの、護衛艦はるな。となりの護衛艦あまぎり、も満載排水量で4800トンあって、世界的にはフリゲイトのなかでも大型艦になるんだけど、やっぱり、DDHの方が大型だ。就役が1973年、もう間もなく除籍になるっていわれる、はるな、だけど見た目の強さは、変わってないね。 ![]() この日は、あまぎり、の方が一般公開だったんだけど、第3護衛隊群司令が乗る旗艦の、はるな、が桟橋側に停泊してたから、すこーしだけ乗ることが出来た。そんときにとった格納庫の写真。作業用クレーンのレールとかみえる。この格納庫に、潜水艦の天敵、哨戒ヘリコプターを3機収容する。 ![]() 一機が発着して、もう一機が待機できる格納庫。護衛艦の中でも、はるな型の飛行甲板の広さは最大級。ところで、しらね型と、厳密には飛行甲板って、どっちがひろいのかな。 ![]() 短魚雷発射管。射程距離は6kmってことで、そこそこあるんだけど、撃ち込んで潜水艦を追い払う時はともかく、当てるには潜水艦の真上から海に投げ込むかたちで攻撃するらしい。 ![]() 射程23kmの5インチ単装砲。有人砲塔だから射撃するには、人が乗り込んで撃つ。砲塔の中は煙で凄いことになるらしい。いちおう、換気扇もついてるんだけど、中の空気を循環させるだけだから、熱い空気がグルグルまわるだけなのだとか。それでも、第1分隊の腕次第では、全自動砲よりも頼りになるんだそうだ。 ![]() 潜水艦の真上まで短魚雷をロケットで飛ばすアスロック。対潜戦闘だと、ヘリコプターと並んで潜水艦に嫌われる必殺装備。その後ろには艦橋。ここから操舵とかをやる。戦闘指揮は、後ろにあるCIC(戦闘指揮所)でやるんだけど、航海の時、艦長とかは、基本的に艦橋にいる。 ![]() 桜二つ。群司令が乗る旗艦ってことを示してる。新型の護衛艦と比べると、手狭かな?っていうイメージだけど、就役した頃の昔の護衛艦の中だと、破格の広さだったらしい。 ![]() 自衛艦旗。旗が風に揺れるとことか、撮る時のタイミングが難しい。 ![]() はるな。ぐぐっとアップで撮ってみました。この日は、護衛艦すずなみ、が塗装を塗りなおしてたんで、もう、はるな、も再塗装が終わった頃かな。旗艦っていうだけあって、強そうなイメージ。これは、砲と艦橋と格納庫に飛行甲板っていう配置が、ちょうど富士山型だからだといわれてる、個人的にもそうじゃないかな。 北大路機関 (本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる) スポンサーサイト
舞鶴基地
| ![]() |
| HOME |
|