Weblog北大路機関補足:2012-04-17日付 沖縄救援隊の派遣規模は900名2012-04-17 Tue 23:55
4月の朝雲ニュース
4/12日付 ニュース トップ 北朝鮮ミサイル 対処部隊の編成完結 飛翔海域にイージス艦 PAC3、7カ所に 北朝鮮の弾道ミサイル対処のためレーダーサイトの空自宮古島分屯基地に設置されたペトリオットPAC3発射機と、最終チェックする隊員。右後方は基地レドーム(4月4日) BMD統合任務部隊の編成完了を田中大臣に報告する齊藤航空総隊司令官(4月9日、防衛省で) 北朝鮮の「人工衛星」と称する弾道ミサイルの発射予告に対応するため、自衛隊は4月9日までにBMD(弾道ミサイル防衛)統合任務部隊の編成を終え、同日夕、防衛省で齊藤治和航空総隊司令官が田中防衛相に部隊の編成完了を報告した。田中大臣はこれに先立ち同6日、空自横田基地の日米共同調整所を訪れ、準備状況を視察した。また、渡辺副大臣は同6、7の両日、弾道ミサイルの飛翔コースとなる沖縄県の宮古島、石垣両市、与那国町をそれぞれ訪問、防衛省の対応を説明するとともに、那覇基地、宮古島分屯基地、石垣港などに展開中の自衛隊部隊を視察、隊員を激励した。 田中大臣 日米調整所(横田)など視察、激励 齊藤航空総隊司令官は9日午後5時、防衛省で田中大臣に「本日午後3時をもってBMD統合任務部隊の編成を完了しました」と準備完了を報告、大臣は「引き続き緊張感を持って任務を遂行してほしい」と指示した。 田中大臣は翌10日の閣議後の記者会見で、北朝鮮が海外メディアにミサイルを公開するなど発射を強行する姿勢をみせていることについて、「北朝鮮が発表したようなミサイル発射は国連安全保障理事会決議に違反している。我が国をはじめとする地域の平和と安定を損なう恐れがあり、実施されれば遺憾だ。防衛省は北朝鮮の動向について一層の情報収集、分析に努め、我が国の平和と安全の観点から万全を期していきたい」と述べた。 田中大臣はこれに先立ち、6日に東京都福生市の空自横田基地を視察、齊藤司令官から指揮所の説明を受けた。今回、初めて運用される日米共同調整所も視察し、フィールド在日米軍司令官と懇談。視察後の会見で大臣は「日米の緊密な連携を図っていくことを確認した。米側も日米連携を非常に熱心に考えていると感じた」と述べた。 一方、渡辺副大臣は6、7の両日、沖縄県を訪問。空自那覇基地を視察後、石垣市を訪れ、漢那政弘副市長と面談、防衛省の対応を説明して理解を求めた。次いで武富町役場を訪問、川満栄長町長と面談した。 翌7日は与那国町に向かい、沿岸監視部隊の設置候補地を視察した後、与那国町役場で外間守吉町長と面談。24年度予算に部隊配置のための経費などを計上したことを説明して町の協力を求めた。 この後、副大臣は石垣島に戻り、石垣港新港地区に展開するPAC3部隊を視察して隊員を激励。次いで宮古島市に向かい、長浜政治副市長と面談して防衛省の態勢を説明。空自宮古島分屯基地も視察し、隊員を激励した。帰途、宮古島空港で多良間村の下地昌明村長から要望などを聞いた。 ◇ 防衛大臣による北朝鮮ミサイルの破壊措置命令を受けたBMD統合任務部隊は、4月9日までに全国7カ所へのペトリオットPAC3の配備と、イージス艦、陸自救援部隊などの展開を完了、12日から16日の間とされるミサイル発射に備えている。 3日には空自PAC3部隊を乗せた輸送艦「おおすみ」が宮古島の平良港に着岸。発射機などの器材や車両は直ちに空自の宮古島分屯基地に移送された。同日は那覇港にもPAC3部隊が民間船で到着し、空自那覇基地と南城市の知念分屯基地にそれぞれ運ばれた。 5日には石垣港にPAC3部隊を乗せた輸送艦「くにさき」が着岸。部隊は同港新港地区内の埋立地に展開を完了した。このほか、万が一の場合の首都圏防空に備え、7日には市ヶ谷の防衛省、陸自朝霞訓練場、習志野演習場の3カ所にPAC3が配備された。 一方、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載の海自イージス艦「きりしま」と「ちょうかい」が7日、東シナ海方面に向け、佐世保基地を出港、イージス艦「みょうこう」も舞鶴基地を出港した。 さらに、破片などが落ちてきた場合を想定し、迅速に災害派遣に対応できるよう南西方面に派遣された陸自救援隊は、7日までに石垣島に約450人、宮古島に約200人、沖縄本島に約200人、与那国島に約50人がそれぞれ展開し、準備を完了した。 http://www.asagumo-news.com/news.html スポンサーサイト
|
| HOME |
|