Weblog北大路機関補足:2012-11-06日付 日米共同統合演習、島嶼部防衛を主眼に開始2012-11-06 Tue 23:15
日米共同統合演習、沖縄などで始まる
< 2012年11月6日 1:22 > 自衛隊とアメリカ軍による南西諸島の防衛力強化などを目的とした日米共同統合演習が5日、沖縄などで始まった。 共同統合演習は5日から16日までで、自衛隊とアメリカ軍から約5万人が参加し、沖縄の周辺海域などで離島防衛を想定した海上・航空作戦などを行う。 当初は、沖縄の離島・入砂島を使って奪還訓練も検討されていたが、地元からの強い反対や、沖縄・尖閣諸島をめぐり緊張関係が続く中国政府を一層刺激するとの懸念もあり、見送られた。 一方、離島奪還訓練の実施や報道公開をめぐって日米両政府の調整が二転三転し、アメリカ側が不快感を示したことなどから、日本政府は、関係修復のため、月内にも長島防衛副大臣を訪米させる方向で検討していることがわかった。今後、国会日程と調整しながら最終決定する方針。 http://www.news24.jp/articles/2012/11/06/04217158.html 異例の全面非公開訓練=日米共同統合演習始まる 時事通信 11月5日(月)21時42分配信 自衛隊と米軍による日米共同統合演習「キーン・ソード(鋭い剣)」が5日、日本周辺の海空域や基地で始まった。当初は沖縄県の無人島「入砂島」で離島奪還訓練も検討されたが中止となり、演習自体も異例の全面非公開となった。 防衛省統合幕僚監部は、全面非公開の理由について「安全管理など諸般の事情を考慮した」としている。離島奪還訓練については、代替訓練を検討しているもようだ。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121105-00000136-jij-soci 日米共同統合演習が開始 中国の海洋進出が念頭 自衛隊と在日米軍による日米共同統合演習が、5日始まった。国内の基地や周辺空海域で16日まで続き、自衛隊3万7400人、在日米軍1万人が参加。藤村修官房長官は5日の記者会見で「米軍の主要部隊を実際に動かし、自衛隊との連携を維持することで、日米安保体制の信頼性の向上につながる」と語った。 演習は中国の海洋進出を念頭に置くもの。米軍艦艇で陸自部隊を輸送する訓練を初めて行う。2年前の前回は一部公開されたが、今回は非公開。藤村氏は理由について「諸般の事情」と述べたが、尖閣諸島問題で緊張する日中関係をふまえたとみられる。 http://www.asahi.com/politics/update/1105/TKY201211050343.html 来月5日から日米共同統合演習~防衛省 < 2012年10月31日 1:49 > 防衛省は30日、自衛隊とアメリカ軍の連携を深めるための日米共同統合演習を来月5日から行うことを発表した。 共同統合演習は「鋭利な剣」を意味する「キーン・ソード」と名付けられており、来月5日から16日までの12日間行われ、今回が11回目となる。 九州や沖縄、北海道、秋田沖などで、離島防衛を想定した海上・航空作戦を行うほか、沖縄・嘉手納基地では、日米共同の基地警備訓練が予定されている。自衛隊からは陸・海・空の隊員3万7400人と艦艇30隻、航空機240機のほか、アメリカ軍から約1万人が参加する。 今回の演習では当初、沖縄の離島・入砂島を使って奪還訓練も検討されていたが、地元からの強い反対や、沖縄・尖閣諸島をめぐって緊張関係が続く中国政府を一層刺激するとの懸念もあり、見送られた。 http://www.news24.jp/articles/2012/10/31/04216812.html ◆参考:前回の実施規模 平成22年度日米共同統合演習(実動演習) 海上自衛隊は、平成22年12月3日(金)から12月10日(金)までの間、平成22年度日米共同統合演習(実動演習)に参加し、わが国の防衛のための日米共同対処に必要な、自衛隊・米軍及び自衛隊相互間の連携要領を実動により訓練し、共同統合運用能力の維持・向上を図ります。 ■ 実施日時 平成22年度12月3日(金)~12月10日(金) ■ 実施場所 わが国周辺海域・空域及び基地等 ■ 主要演習参加部隊 海上幕僚監部、自衛艦隊、各地方隊 ■ 主要演習項目(実施場所) 弾道ミサイル対処(わが国周辺海空域等) 海上作戦(四国南方海域、九州西方周辺海域、沖縄東方周辺海域) 航空作戦(わが国周辺空域等) 統合輸送(わが国周辺海空域等) 捜索救助活動(沖縄周辺海域) 基地警備等(佐世保基地) ■ 参加規模 艦艇約40隻等 http://www.mod.go.jp/msdf/formal/operation/22ftx.html 12/16日付 ニュース トップ 日米共同統合実動演習 成果あげ終了 日米共同統合実動演習の最終日、洋上で会合、併走する日米艦艇。中央の米潜水艦の後方は米空母「ジョージ・ワシントン」、左端「ひゅうが」など(12月10日、太平洋で=写真はいずれも統幕、米軍HPから) 同盟の抑止力顕示 弾道ミサイル、島嶼防衛など演練 12月3日から始まった平成22年度の日米共同統合実動演習が同10日、終了した。今回10回目となる同演習には、日米両国から過去最大規模の約4万4500人が参加、朝鮮半島情勢が緊迫する中、わが国周辺海空域と基地などで弾道ミサイル対処訓練を主体とした海空作戦が行われた。また、今回の演習には米側の呼びかけで韓国軍関係者がオブザーバーとして初参加した。 日本側の参加規模は統裁官の折木統幕長以下、陸海空自約3万4100人、米側は第13空軍司令官のハーバート・カーライル中将以下、陸海空軍と海兵隊計約1万400人で、日本側から艦艇約40隻、航空機約250機、PAC3部隊など、米側から原子力空母「ジョージ・ワシントン」など艦艇約20隻、航空機約150機が参加した。 主要な演練事項は「弾道ミサイル対処を含む航空諸作戦」で、①弾道ミサイル対処②島嶼防衛を含む海上・航空作戦③統合輸送④基地警備等⑤捜索救助活動――について各基地や訓練海空域に展開して細部を演練した。 6日には折木統幕長とカーライル司令官が小松基地を視察した。同基地では日米航空作戦の飛行前ブリーフィングや、空自F15戦闘機、米空軍F16戦闘機の離着陸の様子が公開された。 8、9の両日には沖縄周辺空域で米空軍嘉手納基地所属のKC135空中給油機に報道陣を乗せ、高度約7000メートル、時速約500キロで並行飛行する同基地の米F15戦闘機などへの空中給油の模様が公開された。 「世界最大規模の演習」米司令官 沖縄周辺海域でも9日、「G・ワシントン」でFA18戦闘機の離着艦、海自「ひゅうが」でSH60哨戒ヘリによる離着艦の様子が報道陣に公開された。 「G・ワシントン」艦上で米海軍第5空母打撃群司令官のダン・クロイド少将は報道陣に「海自との相互運用性や即応態勢などを高めるために海上で行われる世界最大規模の演習」、海自2護群司令の大塚海夫海将補は「米海軍と海自の連携が日本への侵略の防止や抑止力の強化、この地域の安定につながる」などと述べた。 日米共同統合実動演習の終了に当たり、折木統幕長と米13空軍司令官カーライル空軍中将の共同コメント(12月10日) 自衛隊と米太平洋軍は今月3日から10日までの間、平成22年度日米共同統合演習(実動演習)を実施しました。 本訓練は、わが国防衛のための日米共同対処に必要な自衛隊・米軍及び参加部隊相互間の連携要領を実動により演練し、統合運用能力の維持・向上を図ることを目的として、日米双方の主要部隊が参加し、所期の目標を達成して終了しました。 かかる訓練による自衛隊と米軍の緊密な連携強化は、日米両国の安全と繁栄及び地域の平和と安定の確保に不可欠な役割を果たしている日米安全保障体制の信頼性と抑止効果を維持、向上させるものであります。 本年は現行の日米安全保障条約の締結50周年という節目の年であり、その記念すべき年にこのように大規模な共同訓練が実施できたことは日米両国にとって極めて貴重な機会でありました。 自衛隊と米軍は、今後も日米共同訓練を充実させ、もって、強固な絆を維持しつつ、引き続き日米共同運用態勢の実効性の向上に努め、日本の防衛及びアジア・太平洋地域の平和と繁栄のために尽力して参ります。 http://www.asagumo-news.com/news/201012/101216/10121603.html スポンサーサイト
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