第二北大路機関

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鞍馬の考:時事論点・・・人気作家フレデリック・フォーサイス氏、スパイ活動の過去告白=東独や南アで極秘任務―英

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第四の核やジャッカルの日で知られる作家のフレデリックフォーサイス氏が冷戦時代、MI-6に協力し諜報活動へ参加していたことが自身の回顧録に掲載されたとのこと

ジャッカルの日はどこまで事実でどこからフィクションなのか、という視点や、第四の核は内容が余りに説得力がありある程度ノンフィクションの部分があるのではないかともいわれていましたが、まさかというはやはりというか

ハイディングプレイス等は日本でテレビドラマ化を念頭に執筆され、MiG-25函館亡命事件にヒントを得た日ソ米朝が絡むスパイサスペンスとなる予定でしたが、余りに説得力があり過ぎてお蔵入りになりました

予定調和ながら驚愕の事実を突き付けられたので、今夜はカラヤンのチャイコフスキー交響曲1番冬の日の幻想を聴きつつ静かに過ごす事としよう

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鞍馬の考 |

鞍馬の考:時事論点・・・<概算要求>102兆円台 16年度、過去最高更新/自民 過去最大の防衛省概算要求を了承

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毎年夏の終わりの風物詩、来年度予算概算要求が提出された、概算要求は102兆円で過去最高となるとのこと

防衛予算概算要求にも注目すべきで、5兆911億円が要求、来年度予算は微増したことで過去最高の予算が要求される事となる

島嶼部防衛が従来の弾道ミサイル防衛網整備に続く重大課題となり、この為の各種装備の取得が盛り込まれた

防衛予算概算要求については、今後Weblog北大路機関にて重要施策を見てゆこう

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鞍馬の考:時事論点・・・首都ブダペストの駅が難民キャンプに、ハンガリー/「難民を歓迎」、受け入れ反対に対抗デモ 独ドレスデン

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AFP報道を見ると、欧州難民問題が労働力を受け入れたいドイツと、最初に通過するため警戒と警備に収容費用が大きな負担となっているハンガリーと、違いが端的に出ていた

ただ、ドイツの“難民=労働力”、という視点は無理があろう、外国人労働力として正規の手段で受け入れればよい、単に鉄道線路の徒歩移動や公共地域占拠は不法行為でしかない

もちろん難民の移動に制限を加えるべきではない、一方同じ欧州連合の加盟国で負担の不均衡が出ている事は問題だ、欧州連合として、難民と移民をしっかり区分し、周辺地域の難民増大を回避できるよう地域紛争安定化に尽力する義務はある

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鞍馬の考:時事論点・・・欧州への移民・難民大幅増、今年30万人超える

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欧州連合の団結に地中海難民と欧亜難民への対処政策が罅を入れるかもしれない

地中海難民と欧亜難民は今年だけで30万名を越えており、ギリシャは留置施設が満杯となりチャーターした客船船内を収容施設に充てているほか、イタリアは対処能力の限界をきたしNATOの支援を求め難民船情報収集へ多国間任務が展開、マケドニアは近く南部国境の封鎖を行うべく国境地域にフェンスと鉄条網の建設を進めている

しかし、ドイツ政府は今年だけで80万の難民受け入れを表明している、もちろん、難民は旅客機などの正規手段で入国するよりは難民船でEU加盟国の国境地域へ流入するため、どうしても中東欧諸国と南欧諸国に漂着し、その後のドイツまでの移動手段を徒歩や密航以外持たない為、負担が増大する形だ

ドイツ政府は難民へドイツ語教育を施せば有力な労働力となるとしており、これはドイツ国内の民族団体の反発を招いているのだが、他のEU諸国も受け入れ発言だけではなく一時収容の負担を分かち合うべきとの反論にも繋がっている

一方、難民の少なくない数は英語を共通語としている事からイギリスをめざし、英仏海峡トンネルを徒歩で踏破しようとし高速鉄道ユーロスターによる人身事故多発に繋がっており、重大な保安上の問題となった

難民対策は温度差がある、今後の難民対策、これは受入国だけではなく一時受け入れ国の経済的負担、特に一時受け入れ国は通過されるだけなので、労働力としての恩恵も得られないのだから負担だけが残り、その相互負担政策が今後の欧州連合の協調へも影響をあたえる可能性があろう

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鞍馬の考:時事論点・・・自衛隊観艦式に韓国軍初参加へ=防衛交流の拡充目指す

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自衛隊観艦式が10月に行われるが、その観艦式へ韓国海軍が参加を予定しているとのこと、本円は終戦後70年の都市であるけれども、海上自衛隊創設60周年となった前回の観艦式へはアメリカ海軍とオーストラリア海軍にシンガポール海軍が参加した

韓国海軍からの参加艦艇は未定だが、同型艦が6隻整備されている事で稼動率が維持され外洋航行能力があるイスンシン級駆逐艦の参加が考えられる、また一般公開日には横須賀などにてその艦容を間近に見る事も出来よう

観艦式は各国で国家元首と主権者へ海軍力を展示する目的で行われ、我が国では陸海空自衛隊の持ち回りとなった自衛隊記念日の行事で、陸上自衛隊の中央観閲式と航空自衛隊の航空観閲式と共に三年に一度行われる行事で、相模湾にて行われる、横須賀と横浜及び木更津に参加艦艇が停泊し、東京湾を経て相模湾へ、転機がよければ富士山も見える

海上自衛隊の観艦式は、我が国周辺情勢への警戒監視と燃料費高騰などの諸事情もあるが整備などを調整し、海上自衛隊の艦艇部隊規模の大きさと、稼動率の高さからその規模は世界的に見ても大きい

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鞍馬の考:時事論点・・・潜水艦、豪で現地建造視野=日本政府が初の説明会

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豪州への潜水艦供与、ロイター通信では日本側が現地説明会にて豪州での建造を認めるか言及せず、と報じられていたのに対し時事通信は、現地での建造に意欲、と真逆の内容を報じていた、内容を見ると取材したのは同一の説明会らしい

二通りの解釈が出来る内容の説明を行ったのか、完全技術移転とライセンス生産と報じている現地生産への語彙の微妙な違いがあるのか、まったくこの二つの報道を見るとわからない

混乱してきたので、今夜はこれ以上海外報道と国内報道を探すのはやめておいて、カラヤンのモーツァルト、ドンジョバンニを聴きつつ静かに過ごそうと思う

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鞍馬の考:時事論点・・・豪潜水艦入札で日本が説明会、現地での建造は明言せず

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そうりゅう型潜水艦輸出の日豪交渉で動きがあった、500億豪ドル/356億米ドルという巨大契約なので世界中が注目している

オーストラリア海軍の次期潜水艦建造へ有力視されている海上自衛隊そうりゅう型潜水艦の説明会が防衛省関係者と三菱重工業及び川崎重工業幹部によりオーストラリアで開かれたとのこと、オーストラリアは現在のスウェーデン設計オーストラリア国内建造のコリンズ級潜水艦後継艦に最大で十隻以上の新造潜水艦調達を期しているが、建造を豪州国内で行えるのか日本からの輸入となるかが大きな議論となっている

新潜水艦は4000t以上の大きさが求められている為、ドイツは2000tクラスの潜水艦建造経験を活かし一挙に4000tの潜水艦をこれから設計するのでとの提案、フランスもすでに設計している潜水艦を1.5倍に設計するのでとの提案、日本は現在建造中の潜水艦をコンピュータ部分を豪州仕様とする提案、ドイツとフランスのメーカーは自国で4000t級の潜水艦を設計した事例が、例えば戦前とか原子力艦とかの例外を除けば無いので、既存技術が無いのだから豪州で全面建造するという提案、日本はモノは既にあるのだが、建造は技術を持っている造船所で、と

潜水艦建造技術を持つ国は世界で、アメリカ、ロシア、中国、日本、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、スウェーデンのみ。オランダも建造技術を有していたが発注が無く技術喪失となっている、スウェーデンも将来的に技術維持が危ぶまれる位置にある、このうち複数の造船所が潜水艦建造能力を維持しているのはアメリカ、中国、日本、ロシアのみ、完成潜水艦を部品として輸入し組み立てること能力はオーストラリアや韓国にもあるのだが、建造技術が特殊であり、故障に悩まされている

オーストラリア海軍の現在主力のコリンズ級は、水中騒音が大きく、当初設計計算よりも大きな水中放音の原因が不明で欠陥潜水かな使いされ久しい、海上自衛隊も1970年より導入した潜水艦うずしお型では騒音に悩まされロシアなどが自国潜水艦を売り込む際に45年前の数値をだし騒音の大きさを指摘する、潜水艦はバッテリーに蓄電し潜水するため、見つからないことが原則であり、その為には1デシベルでも音を低く抑えねばならない

潜水艦建造技術は特殊で、まず高張鋼を流線溶接しつつ数百m先行した場合の膨大な水圧に接した場合でも軋まないよう計算しなければならない、微妙な構造の変形に際しても動力伝達部分と駆動部品が水中に音を出さないようにしなければならない、防振と流体特性へ機械工学が統合して設計建造する特殊分野である、その為に建造に必要な機材と人材は定期的に潜水艦の発注が無ければ、広大な工場を維持し直接建造するだけでも数百人の人件費を維持しなければならない、ここが問題だ

コリンズ級は技術的に無理があったと考えざるを得ない、溶接技術が必要な水準を満たしていない可能性があるのだ、が、スウェーデンもオーストラリア海軍が必要とするような大型潜水艦の設計経験は無く、自国向け潜水艦を二倍以上に大型化する改良設計を行いオーストラリアで建造している、オーストラリアは政治的に原子力潜水艦を保有できないが、オーストラリア大陸という広大な国土の周辺海域を警備しなければならないため大型艦が必要となる

そもそもヨーロッパの潜水艦はバルト海や北海の沿岸部でソ連海軍への攻撃を念頭に設計しているので航続距離が大きく必要としていない、イギリスとフランスは外洋での潜水艦作戦へは原子力潜水艦を充てる、通常動力潜水艦での遠距離作戦はロシア海軍が想定しているが、やはり政治外交上豪州はロシア製潜水艦を導入出来ない、すると、オホーツク海や北太平洋を作戦想定海域として、訓練海域にハワイ周辺海域を想定し長年潜水艦を設計建造運用した日本製潜水艦が求められたかたち

オーストラリアは500億豪ドル/356億米ドルという巨大契約を、全て日本国内の造船所で建造した場合、雇用に重大な影響があると危惧しているのだけれども、日本としては技術流出の懸念があるし、なにより豪州国内に建造できる技術力を持った造船所が無い為、価格高騰か欠陥潜水艦のリスクを危惧している形だ、ただ、10隻以上となると、日本の潜水艦造船所は二箇所しかなく、一隻建造に2年近く要するので海上自衛隊向け潜水艦建造を並行すると建造能力が厳しいのも事実だ

妥当な案は、船体部分を進水式までは日本にて建造し、その後、浮ドックなどに搭載し豪州国内で艤装する、最終的に徐々に豪州国内の艤装技術を高めさせ、最後に船体も豪州国内で部品を組み立てることが出来る態勢を構築することなのだけれども、最初から豪州国内でというのは厳しい、このあたりどこから行うのかの割合で駆け引きがあるのだけれども、制約となるか、白紙設計図から二人三脚で進める提案を出すドイツとフランスが制約するか、興味深い

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イタリアは現在ドイツ212型を原型とするトダロ級AIP潜水艦をフィンメカニカ社が建造中
スウェーデンは先頃サーブ社が新型A-26潜水艦のスウェーデン海軍向け建造を決定

イタリアは潜水艦ライセンス生産能力を、スウェーデンは潜水艦の設計と建造能力を持している


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鞍馬の考:深夜の徹底討論!冷製パスタの旬は八月下旬以前か九月上旬以降も含むか

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深夜という事で冷製パスタの写真を貼ってみる

ここで考えてみたいのは、冷製パスタが最も美味しいのは八月までか九月もとするか、について

重視すべきは冷静の歯ごたえは夏だけのものか旬こそ大事かということ、だ

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暑いので頂くのか美味いので頂くのかで全く違ってくる

そして、載せられる夏野菜が重要かパスタが重要かでも評価は変わる

特に答えは求めていない、冷製パスタ写真をUPしてみただけだ

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鞍馬の考:時事論点・・・トランプ氏討論後も首位、米大統領選共和党候補指名争い

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ロイター通信によれば米大統領選にてドナルドトランプ氏が米大統領選共和党候補指名争いの首位の支持を集めたという

過激な発言で知られるトランプ氏は、なによりもレーガン政権以来の分かりやすい公約を掲げており、不法移民1000万以上の強制送還、対中対日対韓強硬路線、中国へ接近する韓国へは在韓米軍撤退、日本の防衛負担強化の要求、オバマ政権の弱腰政策への世論の反発を巧みに支持に受け入れている、そして豪放磊落というか自身が不動産王である為仮に共和党内で指名候補となれなかった場合は全財産つぎ込んででも個人候補として臨むという、豪快な発言でも知られる

米大統領選では共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事と民主党のヒラリークリントン元国務長官、この二人が有力候補と見られていて、ブッシュ家とクリントン家しかアメリカ大統領候補はいないのか、とも言われたのだけれども、現在ではジェブブッシュ候補の共和党内での支持率はトランプ氏の半分程度にとどまり、ヒラリークリントン候補は国務長官時代に私用Eメールアドレスを公務用に使用し情報漏えいの疑いが出た後は支持率を急速に落としてしまった

オバマ政権の軍事力の投射を選択肢の筆頭に置かない政策は、カーター政権時代を彷彿とさせるもので、これにより影響力を徐々に失う危機感を感じたアメリカ世論は次の大統領に単純な政策として強いアメリカと安い政府という、対ソ強硬派で減税論者であったレーガンを大統領に選んでおり、もちろん、オバマ政権は成立後外交成果がほとんどなく、紛争抑止の努力を突如退去した事でイラクアフガニスタンと中東の不安定化やウクライナ情勢激化をもたらしただけなので、随分違うのだけれども、風潮はにている

トランプ氏は映画ホットショットシリーズのロイドブリッジス演じるタッグベンソン提督のように、一見分かりやすく興味を引きやすい発言だ、なんとなく風貌も似ている気がしないでもない、タッグベンソン提督は過激な発言の皮肉で作品の雰囲気を明るいものとしていたが、続編のホットショット2では大統領に就任していた、アメリカは中国の台頭とイラクアフガニスタンからの撤退を受け、強い指導者を求めているのかもしれない、大統領選の動静を見守ろう

まだまだ米大統領選共和党候補指名争いが行われているところなので、共和党の代表となるのかどうかも分からない状況で時期尚早ではあるのだけれども、良い意味でも悪い意味でも目立っているのは、というよりも話題を作り上げ主導権を象っているのはトランプ氏だ、今夜はカールミュンヒンガーのヘンデル、王宮の花火の音楽を聴きつつ週末の夜を静かに過ごそうと思う

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鞍馬の考:時事論点・・・シリア、内戦で人口の約20%が国外脱出 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)

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欧州へ北アフリカと中東からの難民が大挙して地中海を渡り、その数が尋常ではなく、海難事故などが相次いでいる為重大な問題となっていますが、AFP通信によればシリア内戦によりシリア国内人口の実に約20%が国外脱出した、とのこと、国外へ脱出した難民は難民キャンプでの修養も限界に達しており、難民キャンプでは雇用や教育の機会がないとして続々欧州へ向かっている

沿岸国の海洋法執行機関では能力が既に対応不能となり、NATOは海洋哨戒機やフリゲイトまで派遣し、空母カブールまでを派遣し地中海での難民船動向把握に尽力していますが、数が多すぎ、そして密航ブローカーの暗躍などにより発見が難しく、発見したとしても難民は正規書類を一切持たない為、どの国からの難民化判別できない為に強制送還する事も出来ず、非常な難題となっているもよう

ここで、あくまで私見であり可能性であるのだけれども、NATOと欧州諸国の希望として、哨戒機保有数に余裕のある海上自衛隊へ、シーレーンを絡め需要影響事態の一つとして哨戒機派遣を求めてくるのではないか、と、安全保障関連法案は、ホルムズ海峡と日本の関係を国会において説いていたけれども、欧州としては自衛隊の海外での活動が可能となるのならば、哨戒機が一機でも二機でも必要な状況下、求めてくる可能性はある

実際、自衛隊がP-3C哨戒機を派遣しているソマリア沖アデン湾海賊対処任務について、元来自衛隊のP-3CのほかにNATOが2~3機の哨戒機を派遣してきていたのだけれども、ここ数か月間はNATOの哨戒機が全て引き払い、海上自衛隊のP-3Cが重要な役割を担っている状況、全て転用とはいえないが、一方でNATOは冷戦後最大の海洋監視任務として難民船捜索を行っているところだ

もちろん、アデン湾の海賊被害が各国海軍の取締と我が国海上保安庁による沿岸国海洋法執行機関養成の努力の賜物により、哨戒機の必要性が減ったともいえるのだけれども、海洋哨戒飛行任務の必要性はまだアデン湾に残っているわけで、NATOが引き抜いた穴埋めを海上自衛隊が行っているかたちだ、続いてNATOが地中海での人道任務へ要請する可能性、ないとはいいきれまい

原因が原因だけに、シリア内戦へは2011年の早い字kに介入し沈静化の努力を行う選択肢を省いたことから泥沼化し、今更では国連平和維持軍などによる停戦監視なども安全性と受入国の立場などから難しく、当面難民増大の原因は現状のまま続こう、世界が自衛隊へ期待している、との視点があるが、人道等の面を含めても、どこまで日本が求められ、そして答えることが出来るかは慎重に考えてゆく必要があるだろう


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鞍馬の考:江畑謙介著 「兵器の常識・非常識(上)陸軍・海軍兵器篇/兵器の常識・非常識(下)空軍・ミサイル兵器篇」 並木書房 1998 ~~書籍紹介~~

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江畑謙介著 「兵器の常識・非常識(上)/兵器の常識・非常識(下)」 並木書房 1998

安全保障法制、防衛予算概算要求、周辺国軍事行動、多様な命題を前に、軍事用語などを分かりやすく解説したものは無いのか、例えば上記命題の討議の際や報道関係者の方の解説以外の面での理解、安全保障や軍事と平和の研究を行う上での入門書、何かいいものは無いかと問われ、軍事評論家の方の本著が思い浮かびました

故人となられた江畑謙介氏の著書です、工学博士で幅広い技術に依拠した装備に関する知識と制度や運用体系への理解を元に、読み物として図解や写真を併せ、兵器に関する理解に資する文章としてまとめられた書籍です、古い書籍ですが、他の書籍には個々の装備をカタログ形式でまとめたものなどは多数あるのですが、兵器を体系的に説明した書籍となりますと、この上下巻が最適の一冊として紹介しました

上巻が陸軍・海軍兵器篇、下巻が空軍・ミサイル兵器篇、として説明されています。戦車とその利点と限界などを他の装備と比較し説明、火砲の運用はどのように行われるかや種類と用途の違い、形状や名称が似ているが全く異なる装備品の概説、これは本書が掛かれた以後の昨年のウクライナ危機において戦車が目撃されたとの報道があった際、その地域には装甲車は存在しても戦車は存在しない為目撃されたものが戦車であるならば、戦車をその地域以外から持ち込まれた可能性、具体的には侵攻作戦が開始された可能性があり、戦車か装甲車や自走砲を戦車と誤認しているかは意外と情勢判断を左右させる事案がありましたが、本書では1991年のモスクワクーデターの事例をだし、戦車か装甲車かの混同の情勢判断に及ぼす影響を示したうえで、戦車の定義と形状がよく似た自走砲の違い、戦車と誤認され易い装甲偵察車や装甲車の違い、何故戦車や一部の装甲車は無限軌道(キャタピラー式)駆動装置を採用しているのかや、タイヤ式の車両と比較し実際に移動する際の利点と欠点についての説明、先日の富士総合火力演習での事故でも話題となりましたが徹甲弾と対戦車榴弾についての違い、戦車の装甲を貫徹する徹甲弾の膨大なエネルギーの背景、戦車はどのくらいの距離で戦闘を行いどのようにして遠距離の目標に命中させるのかという視点、第三世代戦車や第二世代戦車と呼ばれるが装甲などの面でどのように違うのか、よく戦車の専門報道で示される複合装甲とはなにか、榴弾砲とカノン砲を混同する事が多いが所謂キャノンとハウザーの特性の違いや趨勢について、50口径機関銃や39口径砲という場合の口径の意味とは、大砲はどうやって大砲と戦うのか、不発弾発生の要因と地雷の類型や処理方式、小銃や機関銃の趨勢と発展史に技術的特色などの知識について、などを一通りです

海軍兵器は戦艦と軍艦の違いから始まり排水量の基準排水量と満載排水量の計算方式と総トン数などの船舶規模の違いの説明、戦艦の定義と死語となったものの今でも広く使われる用語の誤解、巡洋艦と駆逐艦にフリゲイトとコルベットやOPVの違いと歴史や用途について、ヘリコプターや軍艦のミサイル配置等から見る艦船設計思想の背景、用語として存在しないが我が国では報道でよく用いられる攻撃空母の呼称と航空母艦の歴史と航空母艦の運用に関する様々な問題とそれを超える航空母艦に関する運用上の利点など、また航空母艦が何故多くの国で運用する事ができないかに関する空母艦載機運用の制約や費用面の課題、軽視されがちながら重要な補給艦とフリゲイトの関係について、ヘリコプター空母や垂直離着陸可能な航空機に関する普及の歴史、輸送艦や戦車揚陸艦と形状が似ている空母と強襲揚陸艦の違い、会場に敷設される機雷の特性や機雷が苗脅威であるのかと敷設から処理の類型まで、その一環として現在報道などで繰り返し紹介されていますが掃海艇と機雷掃海に関する解説、潜水艦の通常動力潜水艦の類型や原子力潜水艦の構造と利点及び欠点について、攻撃型原潜と戦略ミサイル原潜などの用途の違いと世界政治への影響、潜水艦が如何にして発見されないかについての技術、魚雷の構造や種類、潜水艦との陸上からの津新の歴史と課題、など

空軍兵器については、見えない爆撃機などという表現で紹介されるステルスの意味と何故ステルスが必要となったのか、迷彩塗装を施す意味と塗装と航空機の関係について、ステルスにすることにより何を得て何を失いのかという利点と欠点の問題、電子戦について特に妨害電波の用途やレーダーに映らない技術の歴史、ここ数年間時事の話題として電子偵察機等の情報収集機が中国大陸から繰り返し飛来しますが情報収集機は何を行っているのかについて、航空機による情報収集の手段と偵察機や観測機等の用途の違い、昨今イラクやアフガニスタンを始め多くの地域で運用されています無人機ですがその開発と運用の背景など時事的な話題と併せてみる事が出来るもの、現在完成しているものですが当時開発中であったアメリカの無人機開発計画、救難ヘリコプターと航空救難の方法やその意味合いについてと歴史、ヘリコプターと他の航空機の違い、爆撃機の現代における役割と消えた爆撃機の区分について、航空史における海軍の攻撃機と空軍の攻撃機の違いと発展、原題の攻撃機と現代にいたる攻撃機の歴史の発展、戦闘機や攻撃機がエンジンを2つ搭載する理由と1つにする理由、戦闘攻撃機という区分の誕生による攻撃機や爆撃機の役割と戦闘機の区分の統合という趨勢や戦闘機に搭載される爆撃装置、制空戦闘機と戦闘攻撃機を運用する当事者から見た場合の違い、迎撃機と要撃機や戦闘爆撃機などはどう違いどう位置づけられるのか、いわゆるガンシップとは何かや利点と弱点、対潜哨戒機と洋上哨戒機の意味合いと位置づけと普及について、早期警戒管制機は何故その存在が重要であるかについての航空戦闘における立場、早期警戒機と戦場監視機などその他の重要な航空機について、空中給油機の歴史と空中給油機の実戦や誤った運用への誤解、輸送機の戦術輸送機と戦略輸送機などの用語の違いについてや輸送機の性能に関する用途からの解説、などを説明します

ミサイルについては、ロケット弾とレーザー誘導爆弾とミサイルの違いから始まり、クラスター爆弾や現在主流になり航空自衛隊も採用しているGPS誘導爆弾の当時最新鋭であった爆弾の将来性に関する解説、戦闘機を狙う誘導方式をパッシヴとアクティヴの違いから、大陸間弾道弾の誘導方式、巡航ミサイルが長距離を飛行して目標に命中可能となる技術的背景、GPSの軍事用としての歴史の始まりとGPS電波精度の平時と戦時、第二次世界大戦から始まる対艦ミサイルの歴史と誘導方式や威力などについて、ミサイルは長射程を最大限活かす際にどのようにして目標を捜し発射から命中まで、ミサイルに狙われた場合どのように迎撃し撃墜し回避するのかの技術の類型をミサイルや電波妨害から火砲や機関砲での迎撃まで、ミサイルの発達に関する技術的課題の連続と克服まで、有効射程の意味や同時迎撃能力の意味、映像誘導やレーダー誘導ともちいられる用語と各種用途毎の利点と欠点、半自動誘導や目視誘導に画像認識誘導などの歴史や問題とミサイルが狙うものと命中する場所の飛翔から誘導と命中までの技術、ミサイル燃料で北朝鮮製ミサイル等の面で話題となります液体燃料ミサイルと固体燃料ミサイルの違い、日本のH-2などの民生用ロケットと軍用ミサイルの根本的な違い、弾道ミサイルの射程と半数命中界という使われますが分かりにくい用語の意味と先日中国が広島原爆の日に実験を行った多弾頭ミサイルの歴史と技術的な意義、ミサイル迎撃と弾道ミサイル防衛の歴史や課題、イージスシステムや弾道ミサイル迎撃に関する紹介、核兵器から早期警戒衛星の情報を加えてのミサイル防衛、と

このように様々な視点から現在の兵器に関する用途と用語を説明します、これらは正しい知識を以て情報に接しなければ主観的な意図を以て偏向された言い分を気化された場合、正しい判断を行うことが出来なくなります、1998年の書籍でして現在は2015年、そろそろ江畑氏の本書を超える兵器に関する概略と誤解の防止を主眼に体系化した分かりやすい解説書が、日本国民が安全保障法制や国際法と周辺国の軍事力に関する理解を支える観点から必要だとは思うのですが、なかなかこの一冊というものが執筆されません、深い知識を広く持って客観的にすべてを説明する難しさを端的に示しているようですが、誰も執筆しないならば、Weblog北大路機関が代わって、とも考えてしまうほど

軍事の知識はマニアである必要はありませんが、主権者として判断できる程度には必要です、こういいますのも、政治制度としての民主主義を正当性と正統性を兼ね備えた制度として支持するのならば、主権者たる国民は為政者を選挙制度を通じて代弁者として国政の場に送り出す際、最低限必要な共通の知識に基づき判断を行う必要がありますが、国家を世界政治における異なる政治手段の延長として、つまり力を背景とした、現状変更の強制措置から防護する手段は現在のところ軍事力が不可欠なものとなっています、そしてその軍事力とはどういうものなのかについて、ある程度の知識が無ければ、偏向した知識を用いての情報操作や客観性を欠いた分析等により、民主主義の基幹が容易に崩壊する危険性があります

Webやテレビ報道は、意図せず主観が混じり、情報を集める事になりますので、左右の判断の前に、一人の著者により体系化された書籍へ目を通すことは重要です、各項目は1頁前後でコラムの様にまとめられていますので、全くの予備知識が無い方でも分かりやすく重宝します

鞍馬の考 |

鞍馬の考:時事論点・・・米、戦争勃発時の計画を再検討 朝鮮半島の危機で

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CNNによれば、アメリカ政府は朝鮮半島有事における米軍の行動計画を再検討し、危機顕在化に際しての対処能力強化を企図しているとのこと

作戦計画5027(OPLAN 5027)として在韓米軍は北朝鮮による韓国への大規模侵攻、丁度有名なラリーボンドの小説“侵攻作戦レッドフェニックス”や森詠の“日本朝鮮戦争”のようなシミュレーション小説のような状況を想定し、韓国を防衛し北朝鮮への反撃までを想定した作戦計画を構築している

この計画が初めて明らかとされたのは1974年で、ヴェトナム戦争での米軍撤退方針が定められ、アジア地域の同盟国防衛に関する再編にて、唯一共産圏と陸上国境を接する同盟国韓国の防衛を具体計画として記した、定期的に見直されており、近年では2006年に航空打撃力の再評価に基づく陸上米軍部隊配置の縮小、直近の再編は2008年で在韓米軍第2歩兵師団の1個旅団基幹化と在日米軍施設との配置計画及び増援拠点計画の再編を盛り込んだ

ただ、北朝鮮の核開発と戦術核兵器の実戦配備等の兵力評価を経て、在韓米軍の有事に際しての運用計画を再検討する必要が生じたと考えられる、作戦計画5027では、反撃に転じた上で北朝鮮への北上と逆上陸作戦等を盛り込んでいるが、ここで戦術核兵器による北朝鮮国内を含む反撃を北朝鮮側が実施する可能性がある

選択肢としては限定侵攻に際し奇襲時に戦術核兵器が使用されない場合は国境付近による航空阻止と遠距離火力により破砕する、一挙に北朝鮮指導部と指揮系統を破砕する機動戦を展開する、韓国軍へ全面的に移管し戦時には米国市民退避支援に専念する、と考えられる、現実論は航空阻止、従来案の延長は指導部制圧、最後の案は高リスクだ

一方、作戦計画5029として、北朝鮮国内での大規模暴動や政変、政府瓦解等の危機が生じた場合に米韓一体となった反政府勢力支援や諜報作戦による体制崩壊支援作戦が、1990年代に画定されており、今回の改編計画はこの分野と近年のk他挑戦部内の指導部締め付け強化を受けての具体策が盛り込まれる可能性もあろう

なお、作戦計画5055として朝鮮半島有事の日本本土への波及、対日弾道ミサイル攻撃や武装工作員浸透による国内重要施設や愛日米軍基地及び自衛隊施設への攻撃、難民流入等への日米対処計画が存在する、1990年代の周辺事態法や2000年代初頭の武力攻撃事態法などはこの任務を想定し制定されたものだ、自衛隊は朝鮮半島有事に際し、米軍への基地提供と邦人救出以外に運用計画は無い

しかし、例えば2003年のイラク戦争に際しトルコ政府が米軍及び有志連合のトルコ国内基地使用及び領域通行を拒否した事例があり、基地を日本がアメリカへ提供するだけで韓国の存続を左右する,何故ならば韓国の首都ソウルは南北軍事境界線から距離が近すぎ、対処が難しい為に他ならない

南北軍事境界線とソウルの距離は、日本に例えれば東京の北、入間市や春日部市とつくば市に敵が60万名駐屯して4000門の火砲を突き付けている状況だ、韓国軍も徴兵制を以てなんとか一定以上の規模の陸軍と、格安国産兵器の数を揃えてはいるが、対応できるのか、何とも言えないところだろう、だからこそ韓国政府は米軍の不関与や撤退を過度に恐れる

アメリカの作戦計画変更は、アメリカが提供を念頭とする我が国の在日米軍施設及び指定施設の運用に関する我が国国内法とも関係するため、注視すべき命題といえよう

そんな内容を金曜日の晩酌を済ませた後に考えたらば疲れてしまった、今夜はクーべリックのモーツアルト交響曲41番ジュピターを聴きつつ、夜を過ごす事としよう

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鞍馬の考 |

平成二十七年度八月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2015.08.29-30)

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■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・8月30日:下甑島分屯基地祭・・・http://www.mod.go.jp/asdf/wacw/index.html
・8月30日:出雲駐屯地サマーフェスタ2015・・・http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/13b/

■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
第二北大路機関広報 |

鞍馬の考:快画散策・・・大戦艦ヒュウガの歴代プリキュア参加! 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ/歴代プリキュア

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Go!プリンセスプリキュア、日曜日の放映回にて大戦艦ヒュウガの中の人がチエリさん(先代キュアフローラ)としてデビューを果たした

富士総合火力演習の動向に注目が集まった先の日曜日であるが、大戦艦ヒュウガの動向に大きな変化があった訳だ

蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァのメインキャストが日曜日朝アニメと重複しているのは有名な話であるが、そこで蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- オフィシャルアーカイブ表紙の方々と見てみよう

イオナ【イ401】(蒼き艦隊) = 四葉ありす (キュアロゼッタ)

重巡洋艦タカオ(蒼き艦隊) = 該当なし

大戦艦ヒュウガ(蒼き艦隊) = チエリ (先代キュアフローラ)

大戦艦コンゴウ(東洋方面巡航艦隊) = 雪城 ほのか (キュアホワイト)

大戦艦ハルナ(東洋方面派遣艦隊) = 天ノ川きらら (キュアトゥインクル)

大戦艦キリシマ(東洋方面派遣艦隊) = ディー・ビー (ダビィ)

今期作は、大戦艦ハルナの中の人が主人公を「はるはる~」と呼びかける描写で大きな注目を集めているが、一方で戦力枠の重複も大きな注目とすべきであった

先代枠とはいえ大戦艦ヒュウガの加入により戦力的には大きな強化となったが、今後は唯一該当なしとなっている重巡洋艦タカオの去就が注目されよう

一方、大戦艦キリシマの損傷後における外見の著しい変化に際し、日曜日アニメでも妖精枠扱いとなっている点についても、今後注視すべき命題かもしれない

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鞍馬の考:時事論点・・・<新護衛艦>その名は「かが」 4隻目の「空母型」

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新護衛艦かが、空母加賀二代目踏襲となりました

いずも型二番艦、様々な艦名が予測されていまして

ながと:戦艦長門踏襲・・・元来いずも型護衛艦一番艦の艦名最有力候補
あかぎ:空母赤城踏襲・・・元来ひゅうが型護衛艦一番艦の艦名有力候補、ただし命名基準と不合致
かが :空母加賀踏襲・・・旧海軍航空母艦名で旧国名、赤城と並ぶ殊勲艦
いわて:装甲巡洋艦磐手踏襲・・・出雲型装甲巡洋艦二番艦
ふそう:戦艦扶桑踏襲・・・天孫降臨高千穂の日向、伊勢神宮の伊勢、出雲大社の出雲、神話繋がり
とさ :未成戦艦土佐踏襲・・・中谷元防衛大臣の地元高知県高知市に由来
むさし:戦艦武蔵踏襲・・・戦後七〇年にしてレイテ沖海戦後の戦没海域特定
ふしみ:砲艦伏見踏襲・・・天孫降臨高千穂の日向、伊勢神宮の伊勢、出雲大社の出雲、神話繋がり
あまてらす:第三護衛艦踏襲(?)・・・周辺国配慮から旧軍艦艇名以外の命名想定

この中で加賀が二代目襲名となりました次第です、妥当といえば妥当ですね

加賀、好い名前です、今夜はカラヤンのブルックナー交響曲六番を聴きつつ静かに過ごすこととしましょう

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鞍馬の考:DDH-184かが 新護衛艦は航空母艦加賀を踏襲、本日横浜にて進水式挙行!

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護衛艦かが進水式!

先ほど横浜において護衛艦いずも型二番艦の命名式と進水式が挙行されました、新護衛艦の艦名は“かが”、航空母艦加賀の艦名を踏襲する満載排水量27000tの大型護衛艦です

先代の空母加賀は1918年に戦艦加賀として計画されましたがワシントン海軍軍縮条約により一旦廃止が決定されました、しかし1923年の関東大震災により建造中の空母天城が大破し代艦が必要となり、新護衛艦かが、復活を遂げたという震災復興進む我が国を思わせる艦名といえるでしょう

加賀は1928年に就役し、第一次上海事変へ派遣、支那事変全般にわたる戦力投射任務と制空戦にあたり、第二次世界大戦においては太平洋戦争開戦の真珠湾攻撃へ参加、艦載機は90機に上り、オーストラリア攻撃とインド洋作戦に参加したのち、1942年のミッドウェー海戦において戦没しました

護衛艦かが、はヘリコプター搭載護衛艦くらま代艦として建造され、2017年に護衛艦くらま、と交代する形で自衛艦旗を受領し就役する予定です、ひゅうが、いせ、いずも、かが、この四隻により護衛艦隊を構成する4個護衛隊群に各1隻の全通飛行甲板型護衛艦が配備されることとなり、海上防衛力整備は艦隊対潜中枢艦の整備について、ひと段落する事となります

これを記念して今夜は晩酌の時に久々に名画“太平洋の嵐”を観よう

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鞍馬の考:快画散策・・・ソフィーヤ=オベルタス 魔弾の王と戦姫/Lord Marksman and Vanadis

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魔弾の王と戦姫,ライトノベルがアニメ化されますと、ライトノベルイラストとアニメーション版のキャラデザインの違いに驚かされる事がありますが、このソフィーヤ=オベルタスさんは、典型的な事例ですね

架空の世界が舞台ですが、欧州と地中海諸国を彷彿とさせる世界にて、ソフィーヤ=オベルタスさんはジスタート七戦姫の一人でポリーシャ公国公主、杖のような武器は光華の耀姫と呼ばれる錫杖で、中距離戦闘用の装備です

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鞍馬の考:深夜の徹底討論!ポークステーキが最も美味しいのはラグーかソテーか?

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深夜という事でポークの写真を貼ってみる

ここで考えてみたいのは、ポークステーキが最も美味しいのはラグーかソテーとするか、について

重視すべきは煮込んで旨味を染込ませるか炙って旨味を閉じ込めるかということ、だ

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ライスやパンと頂くのかワインとともに頂くのかで全く違ってくる

そして、赤身を使うのか霜降り肉を使うのかでも評価は変わる

特に答えは求めていない、ポークステーキ写真をUPしてみただけだ

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鞍馬の考:時事論点・・・エアバス、陸自ヘリ受注失敗で防衛省に説明要求、契約額は推定30億ドル

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エアバスが先頃行われた陸上自衛隊次期多用途ヘリコプターUH-X受注失敗で防衛省に説明要求を行ったとのこと

UH-1の後継機に充てられるUH-X,契約額は推定30億ドルとなる一大商機へ、エアバスは川崎重工と共に新型機X-9を売り込んでいた

UH-Xは130機程度が必要となり、陸上自衛隊は、1機UH-1と同じ12億円程度&UH-1以上の速度と航続距離&洋上での安定した飛行能力、と求めている、最後の要目は要するに双発、ということ

実はこれ、遅れている、元々川崎重工が既存のOH-1を改良し、当初計画では今年初飛行し来年度末には試験飛行を終え先行量産を開始しているはずだったが、手続き上の問題で白紙撤回された

そこで、富士重工がUH-1の改良型であるベル412を改良する案、川崎重工がエアバスX-9を開発する案を提示した、防衛省は既に飛行しているベル412を採用し、X-9は間に合わない等幾つかの理由が考えられるが採用されなかった

ただでさえ遅れているUH-Xなので新型機をこれから試作しますでは通る訳がなく、エアバスはユーロコプターEC175あたりを邦貨換算12億円程度に簡略化した機体を提示すれば、とおもうのだけれども

エアバスの主張は、いくらなんでもベル412は古すぎる、UH-1原型となると1950年代の設計ではないか、というもの、412は1979年に初飛行し、2013年に最新型のグラスコックピット仕様が完成している

一方、UH-1は防衛省では技術的原因での墜落事故が導入以来皆無で通算400機以上を調達し運用し続けているとして信頼性が高い

いろいろ見方はあると思うが、流石にX-9の新型機を開発して初飛行させて技術試験を行い自衛隊仕様型に改良し実用試験を行い運用試験を経て部隊配備を、というのは時間がかかり過ぎるのも確か

そんなことがあったので今夜はブルーノワルターのベートーヴェン交響曲三番英雄を聴きつつ、静かに過ごそうと思う

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鞍馬の考:時事論点・・・トランプ氏「日米安保条約は不公平」、2016年米大統領選アイオワ州集会にて発言

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アメリカ大統領選へ共和党候補の一人として出馬しているドナルドトランプ氏は、アイオワ州で行われた集会において日米安全保障条約について触れ、アメリカは日本が他国から攻撃された場合に防衛義務を負うがアメリカが攻撃された場合には防衛義務を負わないとして片務的な部分を批判した

トランプ氏は過激な発言で知られ、当初は泡沫候補の一人にすぎないとみられていたものの、アメリカ国内に1000万名以上いる不法移民の強制送還を公約の一つに掲げ、メキシコとの国境防壁建設や対中強硬路線に韓国からの撤退など、非常にわかりやすい公約が支持を広めている

日米安全保障条約の片務性は、その締結当初から指摘されており、半世紀以上の論点ではある、実は米比相互防衛条約等アメリカとの軍事同盟は基本的に双務的同盟条約の形をとっている為、日米安全保障条約は異質的ではある、ただ、在日米軍基地機能維持やデータリンクによる共同交戦能力構築、ミサイル防衛での技術協力など実質的には片務的ではない

私見だが、片務的との命題を解消する日本側の施策として“アメリカ本土が直接攻撃を受けた場合への我が国防衛協力”に関する条項を盛り込むべきと思う、着上陸と航空機による攻撃等に限定し、自衛隊の活動もアメリカ本土に限定する、アメリカ本土は50州、我が国も公館や邦人生命財産への攻撃へのアメリカの反撃を求めない代わりにアメリカの準州は本土攻撃に含まない、とする

アメリカ本土への攻撃は、あくまで一例として中国軍が真珠湾を攻撃した場合への対処も含まれるが、こうした状況下では同時に日本本土も攻撃される可能性が高い、このほか2001年のアメリカ本土同時多発テロ型の攻撃に対しNATOが早期警戒管制機を派遣した事例の様に、米本土での大規模な騒乱状態へ米連邦政府からの要請を条件に自衛隊の米本土への派遣を含むという具体策を提示したい

もちろん、インド洋等での自衛隊へのテロ攻撃等が万一発生した場合では、個別事案として共同行動を採った場合と単発的テロとのを厳格に分け、先制的自衛権行使等は本土攻撃に含まない等の具体策は必要だ

米本土への着上陸は、1812年の米英戦争以来生起していないが、安保条約に双務性を限定的であっても盛り込むことで締結以来の片務性に関するアメリカからの批判を解決すべき時機と考える

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鞍馬の考:時事論点・・・平成27年度海上自衛隊演習(図上演習)の実施について

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来たる8月31日から9月4日にかけ、海上自衛隊演習(図上演習)が目黒基地などで行われるとのこと

3000名の指揮官および支援要員が参加する

様々な状況を想定し、事態を早期に収束させ優位を獲得するための作戦立案と部隊補給等の調整を行う

具体的状況は仄聞するが、OBを中心として事態構想を協力するという


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鞍馬の考:本日の注目備品 DAKOTA カラビナウォッチ AnglerⅡ シルバー/カモフラージュ DWC-4001SVC

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DAKOTA カラビナウォッチ AnglerⅡ シルバー/カモフラージュ DWC-4001SVC

愛用の逸品で、九月一日の防災の日が近くなっており、台風一過ということもあり、お勧めしてみました

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カラビナウォッチ、ズボンやバックに取り付ける事で、あれ?時計どこだっけ?、という状況を回避できるものですが、DAKOTAが防災用品として重宝する機能が幾つもありまして、時計として機能できるのは当然、ストップウォッチ機能も普通ですが、防災用として、例えばLEDライト機能があります、暗い書庫や夜の玄関などでいい働きをしてくれまして、意外と遠くまで光が届くので災害時、急な停電でも機能するでしょう

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温度計、表にはコンパスが設置され、その後ろが温度計となっています、寒い日の舞鶴で吹雪の中温度計に目をやると-12度だったときは驚きましたが、コンパスも意外と機能しまして、街中で一瞬方位を見失ったときに地図を片手に一瞬の方向を見る時などには、それなりに機能します、もちろんスマートフォンという便利なものがありますが、スーツのズボンに付けておけば、ちょっと一動作で方位を知ることが出来ます、水道橋や飯田橋で毎回迷う当方にはお世話になっています

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アクセサリーのように身に着けておけるのがカラビナウォッチの利点でして、可動部分が少ないのでチェーン式の様に捻じって破損の心配もない

時計にライトにコンパスに温度計を身に着ける、日常の便利装備として、万一の備えとして一つ

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鞍馬の考:時事論点・・・米空母「平和と友好の象徴」=ロナルド・レーガン、日本へ

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米本土サンディエゴ海軍基地にて、横須賀前方配備航空母艦のジョージワシントンからロナルドレーガンへの交代式典が行われたとのこと

横須賀基地は世界でも唯一のアメリカ海軍航空母艦の海外展開基地であり、現在はジョージワシントンが原子炉炉心交換へ帰国した事から空白状態が極東海域にて生じている

ロナルドレーガンは、東日本大震災において東北沖へ展開し対日救援作戦オペレーショントモダチの主力を担うとともに、状況がひと段落したのちには佐世保へ展開し、南西諸島において活動を活性化させた中国軍へ強力な抑止力を担った

現在の良好な日米関係は、東日本大震災においてあの民主党政権下でも血の盟約として同盟が機能したが、火事場泥棒的に南西諸島近海での行動を活性化させた中国との関係は、当然の現在の姿となったかたち

我が国も長大なシーレーンを維持する海洋国家である以上、仮に独自防衛を貫くのであれば航空母艦を配備し、インド洋や南西諸島の安定に寄与させる必要があるともいえよう

しかし、航空母艦はローテーションにより整備と待機と運用で最低3隻が必要であり、空母航空団数個と航空母艦数隻を維持するには、かなりの財政的負担となる、ここで日米同盟の重要性がまた一つ

来日まで少々時間があるが、朗報に今夜はラフマニノフの自身によるピアノ協奏曲2番を聴きつつ台風の夜を過ごそう

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鞍馬の考:脱走特急 Von Ryan's express (1965 アメリカ)監督マークロブソン フランクシナトラ・トレヴァーハワード ~~名画探訪~~

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脱走特急 Von Ryan's express (1965 アメリカ)

脱走特急、この列車は青春18きっぷでは乗れない!、タイトルからしていきなり脱線でもしそうな作品だけれども、純粋な第二次世界大戦物の脱走がテーマとなった作品で娯楽超大作だ、大勢で脱走する映画は脱走常習者を集めた厳戒態勢の収容所からトンネルで逃げる作品やサッカーの捕虜とドイツ軍のお仕着せ親善試合に勝って堂々と観客に紛れ全員正面から脱走する作品など多々あるが、こちらも全員脱走モノだ

本作は「ヤダイヤダイ!、まだ海行ってないないのに夏が終わっちゃうYO!、なんかいい映画ない?」との作品の問いへ、もう海に行きたくなくなるような作品を何作か挙げようとしたところ「あ、ちなみに暗い映画はスルーな」と贅沢な言葉が続き、「逃げたい、夏が終わってしまう現実と・・・」との言葉から、海がダメなら山があるジャン!、という話と逃げたいとのテーマに併せ無理矢理お勧めしたもの

原題はVon Ryan's express、フランクシナトラ演じるアメリカ空軍のライアン大佐が主人公で、映画の始まりと共にライアン大佐のP-38戦闘機が撃墜される場面から始まる、大佐はイタリア国内で撃墜され、煙をひきつつ墜落する姿はイタリア軍部隊から丸見えで、イタリア軍の捕虜となってしまう、イタリア軍はトラックで連行途中、全員合唱ワインをごちそうしてパンやハムを振る舞うなどと陽気でこれがイタリア軍のイメージなのだなあ、とアメリカ映画らしさを感じつつ収容所に到着するとイギリス軍部隊が多数収容されていた、トレヴァーハワード演じるフィンチャム少佐以下イギリス軍部隊はイタリア軍の捕虜待遇に抗議し、ハンストならぬ○○ストを敢行中、しかし並行して伝統的手法で脱走準備も進める、そこにライアン大佐が到着したわけだ

ベレッタサブマシンガンが入手できなかったようでイタリア軍がMP-40を持っていたり、カルカノライフルが品薄だったようでKar-98を持っていたり、メッサーシュミットBF-109が品切れだったようでP-51戦闘機が代役を務めたりのところはあるけれども、雰囲気はよく出ている

イギリス軍とアメリカ軍ではあるが大佐と少佐なので捕虜指揮はライアン大佐が執る事となる、○○ストが凄い状態となっていたのだが、アメリカ軍式の指揮により○○ストを◇△ストに転換し、見事対処した、アメリカ軍とイギリス軍の微妙な温度差や文化の違いなどはここで徐々に緩和されてゆくが、劇中では1943年、イタリアの降伏を迎える

イタリア軍が降伏するとイタリア軍の収容所管理部隊は夜のうちに帰ってしまい、イタリア軍将校のオリアリ大尉から、収容所を出て連合国が進軍するまで近郊の遺跡に隠れるよう助言される、脱走計画は急遽正面から堂々と出る事となった、しかし、イタリアバドリオ政権が連合国と単独講和を行たのだけれども、欧州地図を見ればわかる通り元同盟国のドイツとしてはイタリアが連合国へ入ってしまうと、地中海の制海権が完全に採られてしまいギリシャを占領するドイツ軍が危機に曝されるほか、当時ドイツ併合下にあったオーストリアはイタリアと国境を接していた為、東部戦線の他に南部戦線が構成される危機がある、勿論1943年の時点でイタリア本土は連合軍が上陸し北上中であったのだけれども、そこでドイツ軍がイタリアでの防衛戦闘を継続する事となる、イタリアの独裁者ムッソリーニ失脚後ドイツはイタリア王国の連合国参加に併せイタリア社会共和国を建国させ、ドイツのケッセルリンク空軍元帥指揮下でラインハルト線防衛カイザー線防衛等四重の防衛線維持に充て、なんとか侵攻を留めようとしたわけですね

これが映画とどのように関わるかというと、イタリア軍の捕虜収容所をドイツ軍が引き継ぐこととなったので、さっそく脱走して近所の遺跡で夜明かしした米英脱走一行はドイツ軍の捕虜となる事に、SS部隊が遺跡の脱走兵を全員包囲し投降させる、少しでも動けばMP-40が火を噴き、イタリア軍よりもドイツ軍は冷酷に描かれている為、和気藹々ムードは一転、収容所へ、足手まといな傷病者は全員射殺、冷酷だ、そして収容所へ連合軍部隊が迫っているということで列車にてドイツ本国へ移送する旨告げられ、貨車に捕虜全員が押し込まれる、貨車にはイタリア軍将校で逃げるよう告げたオリアニ大尉がふくろ叩きにあった事後の状態で放置されている、収容所長がイタリア社会共和国側に就いた為、裏切られたので、一緒にドイツの収容所に送られるという

明るいがドイツに強いられて戦うというステレオタイプなイタリア軍と、事務方が手続があると云われてもゲーリング元帥などお偉方の名前を出して高圧に臨めばなんとか譲歩してくれるステレオタイプなドイツ軍だ、捕虜輸送列車の監視と警戒に新たにドイツ軍のフォンクレメント少佐が着任し、列車は一路ドイツへ、このままでは捕虜全員の運命がどうなるかわからない、ライアン大佐はイギリス軍のフィンチャム少佐以下に加え新しく捕虜の仲間入りした元敵で元枢軸のイタリア軍オリアリ大尉とともに列車を奪い、ドイツへ北上する列車を中立国スイスへ脱走する計画を立てる、各貨車の上にはドイツ兵が警戒に当たり、幾つもの分岐点でドイツ軍輸送列車を偽装し、緩急車と連結された客車には冷酷なフォンクレメント少佐と残酷なドイツ軍部隊が居り、客車にはおまけのフォンクレメント少佐愛人の美女まで、機関車には話せば何とかなりそうなイタリア人機関士がいるのだけれども、途中駅には冷酷なドイツ軍と残酷なゲシュタポが詰めている、監視のドイツ兵をやっつけドイツ軍に扮装した捕虜一行は、もう後には引けない、スイスへ向け脱走特急の逃避行が始まる!、という内容です

映画は国境へ向かい、まあ、一通りのアクションに連合軍の誤爆に、駅でのスリリングな心理戦と展開しまして、原題のVon Ryan's expressその名の通りにライアン大佐指揮の下脱走が続くわけです、その衝撃の結末は観てのお楽しみ

本作は20世紀フォックスが大河映画クレオパトラの大失敗により危機的状況にあったところで、広大な欧州ロケを敢行し大作映画を敢えて撮影し経営体力を示すという非常に厳しい状況下で撮影された作品で、1956年に冬季五輪が行われたコルティナダンペッツォでのロケや市街地ロケではフィレンツェロケが敢行、本作のもう一人の主役となる機関車はALCO-C735とFranco-CrostiC-743が演じている、大戦型機関車で列車と逃避行のシーンはスペインのアンダルシア地方のマラガ渓谷でロケ、スタジオ撮影はロサンゼルスで行われ、文字通り欧米ロケの作品となった

監督はマークロブソン、朝鮮戦争を海軍空母航空部隊の視線から描いた名作“トコリの橋”やアルジェリア独立戦争を壮絶な近接戦闘と共に描いた傑作“ロストコマンド”の監督として、また災害パニック映画の金字塔である“大地震”の監督として知られ、音楽はジェリーゴールドスミスが、氏の音楽は先日紹介した“ブルーマックス”、戦争映画では“パットン大戦車軍団”に“トラトラトラ”と“危険な道”も、列車映画では“カサンドラクロス”、アクション映画ではあの“ランボー”シリーズと“電撃フリント”シリーズも、SFでは“スタートレック”映画版と“エイリアン”に“グレムリン”と“ハムナプトラ”も、トムクランシー原作の“トータリフィアーズ”も氏の音楽です

脱走特急の制作費は770万ドルと現在の価値換算で5760万ドルもの大作ですが興行収入は1700万ドルに達し、現在のドル換算で1億2900万ドルとかなりの興行収入で、20世紀フォックスは大作路線の実力を世界に示すことが出来ました
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鞍馬の考:時事論点・・・首相 北朝鮮の暴発抑止に法整備を、朝鮮半島有事に自衛隊派兵せず,首相「憲法上できない」

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安全保障関連法案の参院での審議にて民主党からの朝鮮半島有事に際しての自衛隊の韓国派遣が可能かについて繰り返し質問があったが、安倍総理は憲法上出来ないとの答弁を繰り返した

韓国国内では、朝鮮半島有事の際の自衛隊介入を警戒、若しくは韓国軍が北朝鮮軍へ対抗できなくなった場合の応援を期待する世論もあるようだが、自衛隊が朝鮮半島有事の際に展開する可能性は、邦人救出として自衛隊機が逃げ遅れた日本国民を救出するのが唯一のところであろう、韓国は同盟国ではなく、韓国政府も公式の場では期待していない、また安保法制も日本の安全を維持するためのものであり、韓国の安全は管轄権の外にある

ただ、現状では韓国政府は自衛隊の一切の行動を認めない指針であるため、邦人救出も難しい、有事の際、韓国政府はこうした発言には日本人の安全な国外退避へ絶対の責任を負うという黙示的な意思表示と受け取る他ない

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鞍馬の考:防災所感・・・台風15号 熊本県上陸から九州北部経て日本海を北上 土砂災害など厳重警戒

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台風15号、九州へ未明接近し熊本へ上陸しまして、JR九州が全線始発から運休を昨夜のうちに決定していましたが、突風被害がかなりの範囲で出ています

すでに今朝から山陽新幹線も広島から博多まで運休となっており、台風シーズンがまたやってきましたという印象、近畿と東海で250ミリ、四国で200ミリ、九州北部と中国地方で100ミリの降雨が予報され、こちらも警戒が必要ですね


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鞍馬の考:時事論点・・・NY株式市場 一時1000ドル超の急落 中国経済の減速をきっかけとする世界経済の先行きへの懸念

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NY株式市場が昨日一時1000ドル超の急落となったとのこと、日経平均株価も下落して終了した

背景には中国経済の減速を景気とする世界経済の先行き懸念がある

実際、電力消費や鉄道貨物輸送量等の計算から中国経済は実体経済との乖離が指摘されている

しかも、中国が我が国GDPを抜いた直後に国家債務残高も日本を抜いた

現状で景気減速を止められなければ残るのは膨大な債務だけとなろう

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鞍馬の考:深夜の徹底討論!イタリアントマトはカットすべきか球状トマトが美味しいのか

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深夜という事でトマトの写真を貼ってみる

ここで考えてみたいのは、イタリアンのトマトはカットすべきか球状とするか、について

重視すべきはフォークでそのまま頂くかカットするかということ、だ

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サラダとしていただくか前菜として頂くのかで全く違ってくる

そして、ワインと共に頂くのかグラッパと共に頂くのかでも評価は変わる

特に答えは求めていない、トマト写真をUPしてみただけだ
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鞍馬の考:時事論点・・・日鉄住金鋼管の火災 隣接の花王工場にも延焼 ほぼ収まる

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日鉄住金鋼管の川崎工場でも大規模火災が発生し、花王工場まで延焼したとのこと

神奈川県で相模原総合補給廠の火災に続きの大きな火災だ

残念に思った今夜はマレイペライアのシューベルト、さすらい人幻想曲を聴きつつ休もう

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鞍馬の考:時事論点・・・米軍補給基地で爆発 倉庫1棟火災 相模原

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米軍相模原総合補給廠にて本日未明に火災事故があったとのこと

相模原総合補給廠は、正式名称米陸軍相模施設、在日米軍の横田基地と横浜ノースドックという二つの拠点を支える統合補給拠点で、相模原と横田と横浜という三拠点は西太平洋地域有数の海空統合大規模兵站補給拠点である

もともとは帝国陸軍第六工廠、戦後すぐに米軍が接収した為、接収を前提に航空攻撃を行わなかったともいわれる、現在駐屯しているのは米陸軍第35補給支援大隊だ、陸軍要員と軍属100名、日本人従業員800名が勤務中という

医療品と架橋資材に可搬内陸燃料配送装置などが備蓄されているとのこと、米軍は世界への展開を重視し医療設備は勿論、展開先での航空基地接収を想定し航空燃料の移動式供給設備などを持つ

とりわけ、相模原は移動式病院の設備を備蓄する西太平洋地域唯一の陸軍拠点で、朝鮮戦争再発や台湾海峡有事に際し米軍が本格介入する際、相模原の医療品が重要となる

米軍の移動式病院だが、自衛隊の野外手術システムのような簡略なものではなく、軍団規模の戦闘を想定し一日で数百名の外科手術を展開し2000名規模、最悪の場合は4000名規模の入院を可能とする本格的な病院だ

地方中核都市全域の医療能力に匹敵し、風速25mの突風に耐える可搬式シェルター群により構成され、総合病院との違いは鉄筋コンクリートか風速25mまでのシェルターかの違いでしかない、医療機器は数年おきに新型へ置き換えられるという

このほか、米軍装備品の修理も担う設備がある、ヴェトナム戦争の際にはヴェトナムで損傷した装甲車と戦車の修理を担い、補給処内は多数の戦車で溢れた

軍団規模の戦闘を想定した可搬病院設備など、平時には必要性が無い為、橋本内閣時代や小泉内閣時代に返還交渉が行われたが、有事の際には絶対必要となる備蓄品の施設であるため、現実的に西太平洋地域に不安定要素が残る限り返還はない

今回の火災であるけれども、備蓄する医療品のボンベが爆発した可能性がある

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