fc2ブログ

第二北大路機関

第二北大路機関は、Weblog北大路機関メンテナンス時及びPC不調時の予備として設定されたブログです。

軍事検証:ガールズ&パンツァーと自衛隊…火砕サージを防ぎ火砕流を回避する 【Weblog北大路機関補足:2016-01-16日付】

DGDSCF3001 - (2)

火砕サージならば戦車が耐えられるかもしれない、という背景は火砕流よりも早く流動性があるため、火災流の前を先行する、つまり火砕流到達前に人命を殺傷することを意味し、雲仙では40名以上が火砕サージにより犠牲となりました、この火砕サージであれば、戦車内は設計にナパーム攻撃を想定していますので、後続する火砕流本体からの側方サージならばある程度耐えられます

DGDSCF3001 - (8)

火砕サージはガスが主成分で巻き込まれても火砕流のように埋もれることもありません、そして側方流動性がありますので火砕流の被害圏外でも巻き込まれれば即死します、また、火砕サージの周囲には灰神楽という甲密な火山灰が数十度の熱と共に降下してきますので、火砕流から一刻も早く寸秒の生死の境を逃げねばならないところを足止めする要素が多いのです、ここから離脱し、かつ火砕流の圏外にいどうするには、不整地突破能力と防御力の面で戦車は最適の装備といえるでしょう

スポンサーサイト



北大路機関:補足記事 |

銀河一号作戦(34):YOKOSUKA 三笠公園軍港都市の象徴、記念艦三笠

DKGIMG_7459.jpg

三笠公園へ到達、快晴の青空に戦艦三笠の威容がよく映えます

DKGIMG_7460.jpg

逆光になってしまいますが、前からも一枚撮影でしてみました

DKGIMG_7461.jpg

三笠公園には野外劇場などもある、奥に見えるのは米軍住宅です

DKGIMG_7462.jpg

旧海軍猿島要塞、観光地となった猿島もしっかりみえました

DKGIMG_7463.jpg

補給艦ましゅう、舞鶴へと出港してゆくのが見えます

北大路機関:はるな くらま
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)

榛名の旅 |

軍事検証:ガールズ&パンツァーと自衛隊…火砕流と火砕サージ 【Weblog北大路機関補足:2016-01-16日付】

DSCF3001 - (0)

戦車は火砕流の中も進みます、という台詞は火砕流の小隊がガスを含んだ溶岩そのものであり、無理であるとしました

火砕流に巻き込まれれば埋もれてしまうので地中を進む戦車が存在しない以上、現在の技術では火砕流の中を進むことは不可能であるとしましたが、御嶽山火山災害の富士教導団や有珠山火山災害の第72戦車連隊と霧島火山災害の西部方面特科隊装甲車両派遣は、実は火砕流対策ではなく、より危険な物に対処するために派遣されています、それは火砕サージ、というもの

DSCF3001 - (7)


火砕サージとは火砕流から分離する高温のガスです、温度は250度から300度と火砕流よりも遙かに低いのですが、木材の発火温度を越えており、単体でかなりの障害物を乗り越え、火砕流本体よりも広い範囲に早く進みます、しかしこれならば戦車は耐えられるかもしれません

北大路機関:補足記事 |

鞍馬の考:時事論点・・・台湾総統に蔡英文氏=8年ぶり政権交代―初の女性、対中「現状維持」

DKGIMG_7382_20160117095521922.jpg

台湾総統に蔡英文氏が当選しました、李登輝総統が選ばれた総統選挙では台湾海峡へ人民解放軍がミサイル演習を行い圧力をかけ、アメリカ海軍が空母二隻を急派する深刻な緊張となりましたが、今回大陸側の中国政府は静観の姿勢です

一つの中国を国民党は党是としており、これは中国共産党が求める一つの中国と一致し、具体的には国民党が台北臨時政府から最終的な大陸反攻を期していたことで、奇妙な調和を図っていた訳ですが、李登輝総統時代から国防政策が大陸反攻を固守防衛に転換し、これにより大陸中国との対立が先鋭化しました、2000年代初頭の時期では台湾軍は大陸反攻には至らないものの質的優位が大きく、人民解放軍の渡洋作戦能力が低い関係上、固守防衛は可能と考えられてきましたが、大陸の急速な経済発展と軍の近代化により、その優位性は2005年頃には転換し2010年代に入り、台北政権中枢を打撃する斬首戦略構想を人民解放軍が立てた事で極めて懸念すべき状況が成立しました

大陸中国の経済発展も著しく、次第に台湾や香港などと上海を中心とした中国の旧経済特区地域との経済規模の逆転が起き始め、中国との経済関係を強化しなければ国家経済が成り立たない状況が醸成、この関係を強化する国民党の外交政策と、台湾としての地位を維持するとの民進党の外交政策が大きな争点となり、特に台湾は大陸外縁部に位置する一方で太平洋に浮かぶ海洋国家としての位置づけを有し、海洋自由原則を国際公序に上げ擁護するアメリカとの関係、更には周辺地域での事態への関与能力を保持から運用へ転換した隣国日本との関係を強化することで、経済的には大陸との関係を保持しつつ、政治的には日米との距離を再度重視する姿勢という政経二分政策を考えているのでしょう

この問題については、大陸中国側が短期的に解決、つまり軍事力による解決を図るのではなく、将来的に中国での普通選挙制度が整備され、ミャンマーのような独裁体制から民主政治への転換を図り、経済成長を現在の泡沫から世界の主導に関与できる次の段階への昇華が実現した際、共産党と国民党に民進党という三大政党時代を以て一国二制度と連邦制の議会選挙を行える時代が今世紀中か遅くとも来世紀に到来すれば、つまり台湾が危惧する民主制や人権の水準において途上国である大陸中国が台湾の水準まで進歩した際に、改めて考えるべきではないかと考えます

鞍馬の考:時事論点・・・台湾総統に蔡英文氏=8年ぶり政権交代―初の女性、対中「現状維持」…の続きを読む
鞍馬の考 |

鞍馬の考:時事論点・・・原油先物一時29ドル割れ、供給過剰の長期化とイラン産原油や中国懸念で

DKGIMG_7452_2016011709552111d.jpg

原油先物市場が一時一バレルあたり29ドルを割り込みました、2008年にはWTI原油がバレル当たり147.3ドルを越えていましたので、この暴落ぶりは物凄いものがあります

主な要因としては中国株式市場が暴落を続けており、産業が停滞すれば中国という巨大市場における需要が大きく低下するとの懸念やイラン産原油輸出が中東地域におけるイランの各国武装勢力支援を契機とするサウジアラビア主導の対イラン包囲網形成による緊張増大のリスクが反映されたかたちですが、もう一つ、供給過剰の長期化という問題があり、供給過剰の長期化という状況下でも減産に踏み切らないサウジアラビアの石油戦略再構築という影響も無視する事は出来ません

サウジアラビアの石油戦略は、サウジアラビア産原油が低コストである点で掘削採算ラインは30ドル以下といわれています、バレル当たり147.3ドルという時代には多くの利益を享受できたのですが、アメリカ産シェールオイルの掘削採算ラインは65ドル前後、ロシアカスピ海油田の採算ラインも65ドル前後、イギリス北海油田の採算ラインが40ドル前後、といわれていますので、サウジアラビアが原油を過剰供給する事で、他国の石油を不採算ラインに追い込むことができる、いわばコスト競争力を以て挑んでいる形です

石油生産国、これは1973年の第四次中東戦争において世界の石油供給における中東の生産量が非常に大きく、中東諸国を中心とした石油輸出国機構OPECは、中東戦争におけるイスラエル軍への軍事的対応の困難さから、世界の親イスラエル国への石油供給を制限する事で政治的圧力を掛ける石油戦略を発動し、大国への大きな発言力を確保しました、しかし、この構図は石油価格高騰によりOPECに加盟しない産油国が増加することで発言力を失う結果に至り、サウジアラビアは敢えて供給過剰を継続する事で産油国を縮小させる戦略が考えられるでしょう

実際、2015年12月18日にアメリカは1975年以来の石油輸出を再開することで予感は的中します、この時点でのサウジアラビアの行動の背景には、世界のシェールオイル生産技術の開発が焦燥感を与えていると考えられます、採算ラインは現在1バレルあたり65ドルとなっているシェールオイルも、技術開発によっては1バレルあたり40ドルまで下がる可能性が ウォールストリートジャーナル2014年12月の記事に示されており、国際エネルギー機関IEAマリアファンデルフーフェン事務局長は2015年2月の講演においてOPECの石油寡占体制はシェールオイルにより終わりつつある、とし、このまま石油の高い取引が続くならば開発資金が大量流入しシェールオイル開発が更に進み低コスト化に拍車がかかるとの懸念があるのかもしれません

しかし、サウジアラビアとしては30ドル前後が採算ラインであるため、採算ラインを15ドルとしたばあいには一部の油井閉鎖の必要性が出ます、サウジアラビアの油田にはペルシャ湾岸の安価な油田に加え、北部の高コストであまり産出量が多くない油田も存在するのです、ここで無理に低コストを重視しますと、既に2008年のバレル当たり147.3ドル時代よりも桁違いの歳入縮小に陥っている為、国内福祉に重大な影響が出てくる可能性があるのです、実際、サウジアラビアは男女同権や選挙権を含む参政権の指数は中東でも低く、形式的でも選挙制度があった独裁政権時代のイラクと比較した場合、民主化の声は重福祉の恩恵で必要が無い状態となっています

サウジアラビア国民は民主化を求め貧困に転落する懸念よりは参政権が制限されていても経済的自由が確実に担保される状態を選んでいるのでしょう、が、歳出がこのあとで低下すれば、懸念すべき状態も考えられ、外交と内政の選択を国が、経済的自由と政治的権利の選択を国民が、選択を強いられる状況に、場合によっては展開する可能性があります、また、石油価格高騰を国内石油産業保護のために必要とする諸国が、サウジアラビアの内政へ干渉する可能性も将来的には選択肢として考えられ、今後の展開に注視すべきでしょう

鞍馬の考:時事論点・・・原油先物一時29ドル割れ、供給過剰の長期化とイラン産原油や中国懸念で…の続きを読む
鞍馬の考 |

鞍馬の考:動画時報・・・日曜日早い時間に目覚めるのは自衛隊行事撮影へ行く為の生活習慣といえよう

DPIMG_7218.jpg

昔は日曜日は遅くまで寝ていたものだけれども、最近は自然に目が覚める

日曜日でもこの時間には起きているのは自衛隊行事撮影へ行くが故の生活習慣だろう

さまざまな物事が夢の実現への道筋を複雑にしているけれども

何の努力もしないで叶う夢なんて、夢じゃない!

鞍馬の考 |
| HOME |