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第二北大路機関

第二北大路機関は、Weblog北大路機関メンテナンス時及びPC不調時の予備として設定されたブログです。

頂法寺六角堂,聖徳太子が前世に唐へ仏道修行を修めていた時代に信仰の拠り所としていた観音像を祀ります 榛名の旅

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頂法寺六角堂は聖徳太子が前世に唐へ仏道修行を修めていた時代に信仰の拠り所としていた観音像を祀ります。前世に中国留学とは少々難しい由来ですが、その偶像が具現化したのは敏達天皇の御世に淡路国岩屋浦へ観音像が流れ着いたという一つの由来がある、と。

小野妹子との所縁からその創始者であり生け花との関係が深く、寺院は生け花の池坊が執行を務めてきました。そして洛陽三十三所観音霊場の第一霊場であり、西国三十三所第一八場所、京都の繁華街の中心部にありますが、深い歴史は多くの拝観者の集いの場所です。

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本日はハロウィンっぽい! 榛名の旅

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多少値段が張ってもいいので完成品で、もしくは一番くじにて、夕立や朝潮のハロウィンフィギュアを出してほしいですよね

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新型コロナ ベルギー 死者が人口1000人に1人に迫る 日向備忘録

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新型コロナ ベルギー 死者が人口1000人に1人に迫る NHK報道です

人口1100万の国で死者1万1308名、感染者39万2258名、国民の30名に一人が感染している状況に・・・

↓NHK
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コロナ禍下での名古屋近郊日帰り旅 甚目寺の三重塔と 榛名の旅

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甚目寺を巡ったのは愛知県二箇所だけという、中世以前の三重塔を巡る為という。師団祭も駐屯地祭も無いこのコロナ時代に、もう今年は三重塔を11も巡る事は出来たわ

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エーゲ海地震、トルコ・ギリシャで22人死亡 建物倒壊 津波も 日向備忘録

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エーゲ海地震、トルコ・ギリシャで22人死亡 建物倒壊 津波も AFP報道です

地震の多い地域とはいえ、津波も発生しているのですね

↓AFP
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コロナ禍下での名古屋近郊日帰り旅 甚目寺の六角堂 榛名の旅

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甚目寺の境内はこの地方の寺院としては広く、そして駅から近いのが散策しやすい。ホントはお昼に鰻でも、とおもったのだけれども、ちょっと時間が外れていたみたい

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ロシア海軍はバレンツ海海上で実施された極超音速巡航ミサイルツィルコンの水上戦闘艦からの発射実験に成功 鞍馬の考

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ロシアはソ連時代から空母に長距離対艦ミサイルを搭載する程の国でしたからね。

ロシア海軍は10月6日、バレンツ海海上で実施された、極超音速巡航ミサイルツィルコンの水上戦闘艦からの発射実験に成功したと発表しました。ツィルコンはアメリカが進めるミサイル防衛を掻い潜る新世代の戦略兵器運搬手段として開発されているものであり、試験ではロシア軍発表として標的までの距離は450km、マッハ8速度を発揮したとのこと。

極超音速巡航ミサイルツィルコンの発射試験を実施したのはフリゲイトアドミラルゴルシコフ、2018年に竣工したばかりの最新鋭型艦の一番艦です。アドミラルゴルシコフは1990年代にウダロイ級やソブレメンヌイ級駆逐艦を置き換える新型艦として計画されるもロシア経済の低迷により一番艦着工は2006年に、その後も12年間を掛けて建造されたもの。

アドミラルゴルシコフ級は満載排水量5400t、ツィルコンはUKSK-VLSへ12発が搭載可能であり、現在2隻が竣工し6隻が建造中となっています。ツィルコン運用は水上戦闘艦に加えて潜水艦からの投射が試験中となっており、2019年にロシアのプーチン大統領はツィルコンの速度を最大マッハ9と公表されており、射程は1500kmに達する強力装備です。

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アメリカ海兵隊はイヴェコスーパーAV海兵隊仕様ACV1.1最初の量産車輛18両を受領 鞍馬の考

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装輪装甲車でもここまで巨大化するのだな、という車輛だ。

アメリカ海兵隊は10月15日、イヴェコスーパーAV海兵隊仕様ACV1.1最初の量産車輛18両を受領したとのこと。これはAAV-7両用強襲車の一部を代替する装輪水陸両用戦闘車両構想として進められていたもので2023年までに204両を取得する計画です。SUPERAVは八輪式装輪装甲車で海上を6ノットで19km、陸上を105km/hで320km機動可能です。

イヴェコスーパーAVはイタリアが開発した装輪装甲車で元々は外洋での高校を想定したものではありませんが、13名が搭乗可能であり大口径機関砲を含む砲塔を搭載可能である事から選定、試作車は2015年に納入され2016年より本格的な試験が実施、これらの試験を経て正式に納入される事となりました。ただ、全てのAAV-7を代替する訳ではありません。

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頂法寺六角堂,京都の中京区は六角通東洞院に鎮座する秘仏如意輪観音祀る頂法寺 榛名の旅

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六角堂、京都の中京区は六角通東洞院に鎮座する秘仏如意輪観音祀る頂法寺の親しみを込めた愛称です。六角堂という寺院建築は全国にも多々あり、その名の通り六角形の本堂を示す名所旧跡の総称ですが、当方の場合はやはり六角堂といえば六角通の六角堂をおもうのですね。

中京区六角通東洞院といえば御所へ向かう烏丸通に隣接し、地下鉄烏丸御池駅が指呼の間にある京都現代都市としての中心地に位置し、周囲を高く聳える現代都市の建造物群にあってしかし祇園祭始め祭事には歴史が転換するこの立地に一種独特の風情と空気を湛えているのです。

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GOTOトラベルに出張対象外の政府方針,ワーケーションとの整合性は? 榛名の旅

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GOTOトラベルに出張対象外の政府方針が示されました、特にギフトカードとのセットなどへの規制を強めるとの方針です。ただワーケーションとの整合性はどうなるのでしょうか、ワーケーションとはテレワークをおこなう際に観光地に宿泊し勤務時間帯にテレワークを行い、そののちに観光を愉しむというもの。線引きが難しく、朝令暮改とならないようしんちょうな枠組を検討してほしいですよね

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ドイツ海軍ゲパルト級ミサイル艇後継K-130型/ブラウンシュバイク級コルベット八番艦カールスルーエ起工 鞍馬の考

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ドイツ海軍の最新鋭水上戦闘艦の話題です。

ドイツ海軍がゲパルト級ミサイル艇の後継として整備を進めているK-130型/ブラウンシュバイク級コルベットの八番艦カールスルーエが10月6日、ドイツのヴォルガストピーン造船所にて起工式を迎えたとのことです。ブラウンシュバイク級は2008年より竣工となっており、初期の5隻をバッチ1としており、6番艦ケルン以降をバッチ2としています。

RBS-15Mk4対艦ミサイルを搭載する初のドイツ艦となるもよう。ブラウンシュバイク級は満載排水量1850tの小型艦で対潜能力を持たない哨戒コルベットではありますが射程180kmのRBS-15Mk3と76mm艦砲及び2基のRAM21連装発射装置や小型無人機2機を搭載しますが、RBS-15Mk4は射程が400kmと大幅に延伸、打撃力が強化されています。

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レオパルド2A7主力戦車とルクレルク主力戦車を置き換える独仏主力戦車計画MGCS主力地上戦闘システム 鞍馬の考

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欧州共同戦車開発計画について。

レオパルド2A7主力戦車とルクレルク主力戦車を置き換える独仏主力戦車計画MGCS主力地上戦闘システムについて、独仏両政府は4月28日に締結した2035年までの開発計画の一段階として18か月間のシステム概念実証調査をほぼ画定したとの事。MGCS主力地上戦闘システムそのものは昨年のユーロサトリ2019兵器見本市にて実証車が展示されている。

ユーロサトリ2019兵器見本市ではルクレルク主力戦車の砲塔を搭載したレオパルド2車体が展示され、これは改修限界に達しC4Iの面で先進的な砲塔を模索するレオパルド2と機関部の信頼性の低さを払拭したいとされるルクレルクの長所を採ったものと理解されたが、システム概念実証調査は将来戦車を模索するとされ、実質、第四世代戦車へ指向している。

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岡崎城、岡崎城の復元は令和時代も続いています 榛名の旅

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岡崎城の復元は令和時代も続いています。平成の2007年に天守閣より離れた材木町で石垣遺構が発見され日本第四位の縄張りを有した事が判明、2010年には東隅櫓が再建、2015年に菅生川端石垣が市街地再開発に際し発見、発掘石材の石垣への積み直しも続いている。

龍城神社として城郭破却の時代に創建された神社は再建天守閣を見上げつつ崇敬集め、城郭護る龍城堀には噴水が清冽な清水を迸らせ、郭は岡崎公園として桜と椛の木々に彩り。岡崎の二十七曲がりとして岡崎の街は此処を中心に造営された故の憩いの場を供しています。

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イスラエル国防省はアメリカへ実証実験用アイアンドームミサイル防空システム最初のユニットの納入 鞍馬の考

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アイアンドームはどのように運用されるのでしょうか。

イスラエル国防省は同国のラファエル社が9月30日、アメリカへ実証実験用へ有償供与されるアイアンドームミサイル防空システム最初のユニットの納入した、年内に2個目のユニットが納入され射撃統制装置2基と発射装置12基及び指揮統制装置2基とミサイル120発が納入されるが、ミサイル制御のソースコードはイスラエル政府が提供拒否している。

アイアンドームミサイル防空システムは短射程用であるが、アメリカ国防省は7月に陸軍が運用する弾道ミサイル迎撃用THAADにアイアンドームを連接させ、弾道ミサイル以外への迎撃へ応用する協定をイスラエルアメリカ間で締結している。ただIBCS統合防空指揮統制システムの一体化にはソースコード供与が必須、先ず、ミサイルだけ導入したかたち。

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インド国防省はロシア製T-90S主力戦車のライセンス生産追加を本格化 鞍馬の考

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アージュン、今回も駄目なのだろうか。

インド国防省はロシア製T-90S主力戦車のライセンス生産追加を本格化させるとのこと。これは2016年11月に締結されたインド軍向けT-90戦車ライセンス生産権の延長交渉に基づくもので、2019年4月月にはT-90S主力戦車464両を19億3000万ドルにて取得する契約交渉を進めていました。今回すすめられている交渉は製造権を2028年まで延長すること。

T-90S主力戦車はインド軍が開発を実に半世紀以上、長期にわたり継続させているアージュン主力戦車の技術的難航を背景とするもので、アージュン主力戦車は今度こそ最終試作に向けて評価試験が進められているのですが、T-90Sライセンス生産を2028年まで継続するという交渉は、改めてアージュン主力戦車の完成への道程が簡単でない事を示しています。

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岡崎城、復元天守閣の建設が集中したのは戦後 榛名の旅

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明治政府の廃城令は、不平士族による選挙と軍事拠点化を防ぐために命じた、一種の明治維新と維新の動乱を背景とした軍事的措置であり、結果的に国民の財産である城郭が破壊されたのでした、一種の戦災でもあって、その後は再建する経済的余力が無かった訳です。

復元天守閣の建設が集中したのは戦後、勿論1936年に昭和天皇行幸を記念し陸軍と寄金で再建された大阪城というような例外もありますが、日本が明治維新から軍事力一辺倒の時代を終えて、云わば近代国家から現代国家に昇華した時期に再建、歴史的な意味は大きい。

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韓国、インフル予防接種後の死者48人に 当局「中断しない」 日向備忘録

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韓国、インフル予防接種後の死者48人に 当局「中断しない」 ロイター報道です

一日で12名もお亡くなりといいまして、コロナ感染拡大防止に成功した韓国ではコロナよりもインフルエンザワクチンの方が死者が多い状況、ワクチンは寒い日に接種すると健康が危険なので暖かい日にとか、ちょっとそのワクチンは薬害ではないのか、と思わせるもの

↓ロイター
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アメリカ大統領選,外交安全保障の話題薄く焦点は当確発表の時機か 伊勢の応

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アメリカ大統領選,やはりもりあがらないなあ。前回は”在日米軍撤退で日本に核武装させるゾ!”とか”NATOは解散だっ!”という帰ってきたウルトラマンのMATは解散だッ!的な発言が乱れ飛び、アメリカは世界の警察官をやめると主張し、”ならば太平洋はわが中国のものだ”と中国をぬか喜びさせたものですが。

外交安全保障の話題薄く焦点は当確発表の時機か。郵便投票の率が、票数で既に5000万を越えているとのことですが、電子投票と異なり郵便投票は票数がわかるものですから、投函数と回収数の違いでもめるかもしれませんし、ブッシュ政権以来の電子投票に慣れたアメリカでは、投票用紙の集計に時間がかかるでしょう。

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伊勢の応 |

欧州で最後の「冬時間」に、2021年に「夏時間」廃止で 日向備忘録

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欧州で最後の「冬時間」に、2021年に「夏時間」廃止で AFP報道です

あぁん?夏時間だと!?、と昔は平然とまさか日本に導入される事はないだろうと構えていましたが、3.11以降の電力省エネ需要の高まりから、こうした施策が意外と真面目に検討されていたのを思い出します、が、この通り欧州では廃止されるとのこと

↓AFP報道
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BAEシステムズ社はスウェーデン製アーチャー装輪自走榴弾砲に関する新しい広報動画を公開 鞍馬の考

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ぱんぱかぱーんな装備でも見た目が高性能そうでない為かなかなか評価されない装備が。

イギリスのBAEシステムズ社はスウェーデン製アーチャー装輪自走榴弾砲に関する新しい広報動画を10月に公開しました。アーチャーはスウェーデンンボフォース社が同社製FH-77榴弾砲を原型に52口径へ長砲身化した上で同社製バンドカノン自走榴弾砲に採用された自動装填装置を更に改良した自動装填機構を有し、装輪自走砲としては最強といえる。

アーチャー自走榴弾砲の広報動画ではFDC火力調整所より射撃命令を受け行進中の状態から陣地進入を経て初弾射撃まで30秒という短時間を展示し、500mの陣地変換から6発の効力射を経て再度の陣地変換まで120秒、またエクスカリバー精密誘導砲弾の投射は装甲キャビンから砲手が数回のクリックだけで照準できる点など、迅速性を強調していました。

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岡崎城、天守閣は復元天守閣で1959年に再建されました 榛名の旅

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天守閣は復元天守閣、1959年に再建されました。1959年と云えば名古屋空襲で破壊された名古屋城天守閣が再建された年度でもあります。しかし、空襲に焼かれた名古屋城とは異なり岡崎城が破壊されたのは1873年の明治政府による廃城令、全ての建物が破却された。

岡崎城の遺構は本丸と周辺の持仏堂曲輪、隠居曲輪、風呂谷等の曲輪と石垣、堀といった構造物で建物は復元されたもの。復元天守閣は支持不支持がありますが、破壊された事も歴史なのだから荒廃に任せろとの視点には反対で、個人的には再建天守閣は支持したい。

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新京極でもウィズコロナ時代を乗越えられない店舗が 榛名の旅

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新京極でも、ウィズコロナ時代を乗越えられなかったお店が、ぽつぽつと、しかし着実に閉店が始まっていますね、あの新京極で、です。修学旅行需要の消滅、激減ではなくこう表現するべきか、故に新京極では厳しいものがあるのかもしれません。GOTOトラベルにて人の出入りは戻ってきましたが、これもGOTOトラベルが終了した場合、JR各社の割引切符だけで京都の賑わいがどの程度維持できるのか、不安になりますわね

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欧州での感染第二波と相次ぐ感染者100万越えとインバウンド需要 榛名の旅

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欧州の報道をみますと、感染防止はもはや封じ込めの水準を諦めている印象ですね、現時点ではロックダウンしたとしても抑え込める状況ではありませんし、ロックダウンの経済的悪影響を目の当たりにした、社会規模でのコロナ疲れが蓄積している印象です。しかし、欧州各国での再拡大、感染者数100万の国が次々と出ている不安な状況だ。すると、今後ワクチンが開発されたとして、やはり、狂犬病やマラリア蔓延地域への渡航のように、日本から渡航する際はワクチン接種が義務化されるのでしょうか、そして日本に入ってくる観光客にもワクチン接種が義務化されるのでしょうか

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アメリカ海軍最新型駆逐艦ズムウォルト級一番艦ズムウォルトが10月20日、初のスタンダードSM-2ミサイルの発射試験に成功したとの事、竣工したのは2016年 鞍馬の考

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ズムウォルト級の話題、悠長で平和なものですね。

アメリカ海軍最新型駆逐艦ズムウォルト級一番艦ズムウォルトが10月20日、初のスタンダードSM-2ミサイルの発射試験に成功したとの事、竣工したのは2016年だ。ズムウォルト級は従来のMk41VLSに代わる垂直発射装置としてMk57VLSを開発、舷側にVLSを配置する事で万一の被弾に際してバイタルパート船体重要部への被害を局限できるという。

ズムウォルト級は満載排水量14797tという空前の大型駆逐艦であり、徹底したステルス性を採用した事でレーダー反射面積では3000t級のフリゲイトとしか映らず、統合電機推進による徹底したステルス性、有効射程118kmという155mm先進砲による卓越した沿岸攻撃能力、最新鋭のSPY-3レーダーの採用など、画期的な設計の駆逐艦となっていました。

駆逐艦の概念を超えた強力な駆逐艦ですが、建造費が高騰し当初の30隻建造計画は議会により24隻に縮小、これが更なるコスト高騰を招き7隻に、当然のコスト増を受け3隻に縮小され、建造費は一隻30億ドルに達しています。VLSの初の射撃試験成功も朗報み見えますが、竣工後四年間に渡りミサイルの発射さえ、実施出来ていなかった事を示しています。

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ポーランド陸軍では今年5月にポルスカPGZ工業より受領した改良型レオパルド2PLに関する訓練が順調に進められている 鞍馬の考

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レオパルド2、中古でも大事にされている、セカンドユーザーに大事にされていると聞くと嬉しいね。

ポーランド陸軍では今年5月にポルスカPGZ工業より受領した改良型レオパルド2PLに関する訓練が順調に進められている。各国のレオパルド2はドイツ連邦軍向けに1979年に完成したものの延長線上に在るが、楔形装甲を追加したレオパルド2A5とともに、旧型と呼ばれるポーランドが導入したレオパルド2A4についても順次改良が進められている。

レオパルド2PLは砲塔正面及び左右と後方に追加式装甲が装着され外見が大きく一新されたほか、砲安定装置の換装や照準装置には第三世代型のKLW-1アステリア熱線暗視装置を採用している。ポーランドは冷戦後、レオパルド2の大量取得と改修を進め、今や欧州NATO諸国では最大規模の機甲部隊を有し、ドイツフランスと共にNATO三大戦車大国とされる。

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岡崎城、龍燈山城と当初呼ばれた城郭は文字通り当初は只の城郭でした 榛名の旅

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龍燈山城と当初呼ばれた城郭は文字通り只の城郭、徳川家康が生まれた当時は土塁や堀こそありましたが石垣等近代城郭の定義は至らず、武家屋敷に家臣団が備蓄や武具と備える造りでした。しかし、前述の通り徳川家康には思い入れ或る城郭であり、優遇されてゆく。

本多康重、徳川家康譜代の重臣で三河岡崎藩初代藩主の時代に複合連結式望楼型三重三階天守閣が造営されました。1617年築ですが、現存しません。江戸時代初期、幕府は城郭の拡張を造反の萌芽と警戒していましたが、岡崎城拡張は例外的に優遇されていたのですね。

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英国行きタンカーに密航者、乗組員脅す 英軍が7人拘束 日向備忘録

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英国行きタンカーに密航者、乗組員脅す 英軍が7人拘束 AFP報道です

ナイジェリアから4万2000tの原油を積載しサウザンプトンに向かうタンカーで密航者が発見され、南イングランド沖にて密航者が乗員に暴行を加えようとしたために操船不能となり、イギリス海軍特殊部隊SBSが出動、7人を拘束したという、一歩間違えれば映画の東京湾炎上イギリス版となりそうな事態が在ったようです、SBS,お手柄ですね

↓AFP
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74式戦車近代化改修,偵察戦闘大隊編成から十五年遅れの後知恵 伊勢の応

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空母が艦載機を載せ替えれば最新型に返り咲くように、74式戦車の話題をひとつ。

74式戦車の改造。手遅れではあるけれども2005年くらいに考えていれば、と思ったのは2005年に生産終了となる89式装甲戦闘車について、89式装甲戦闘車の砲塔を74式戦車に載せて戦車大隊を廃止し偵察戦闘大隊にあの時点で改編していれば、という。87式偵察警戒車の25mm機関砲では、余程軽武装の敵が威力偵察に来ている場合でもなければ対処が難しい。しかし、重MATと35mm機関砲ならば用途はあります。

G型改修、いわゆる74式戦車改が軌道に乗らなかったのは、改修費用が一億円、この一億円でまあまあ当時としては使える水準まで下駄をはかせられるのは今から考えればかなり厚遇できていたといえるのですが、この費用が90式戦車の調達を圧迫する、当時の大蔵省の感覚でいう”74式戦車を改造してなんとかなるのならば90式戦車は不要ではないですか”という指摘に対応できなかったという官僚の事情が一つはあったためでした。

偵察戦闘車に改造する。これならば戦車ではない、と主張できたはずです。正面装甲は砲塔で考えれば74式戦車よりも89式装甲戦闘車はかなり薄い、不安も残ります。しかし、偵察用とするならばある程度納得はできますし、もう一つ、74式戦車は老朽化でエンジンが弱っていますので、砲塔を軽量化して戦闘重量を38tから35tに軽量化できるならば、出力が老朽化して低下したエンジンでも充分な出力重量比を維持する事はできましょう。

74式戦車を単純に主力戦車として第三世代並みに改修するのは、90式戦車の新造ほど費用対効果が高いとは言えない。第二世代戦車は、戦車の三要素”攻/走/守”のうち2要素しか満たせません、当時は戦車に搭載できる小型の1500hpエンジンや軽量だが圧延均一鋼鈑1000mm相当の防御力を有する複合装甲技術が無かった、故に危険な弾薬を車内各所に分散させるとか、後に禁忌となる設計を採用している、再設計は難しい。

”攻/走/守”のうち”攻/守”を選んだセンチュリオンやM-60などは、オリファントやサブラのようにまあ改修の余地はあったのですが、レオパルド1やAMX-30などは暫定的な改修は行われても2020年代まで第三世代相当への改修は実現していません。74式戦車の場合は、エンジンを車体延長によりもう少し高出力化した上で油圧懸架装置をトーションバーに置換えて、砲塔は全く新型とするか、弾薬庫を置けるよう後部全体を取り換えるほかありません。ただ、偵察車ならば、用途はあったと思う。

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日本にもアメリカ海兵隊FORCEDESIGN2030のような第三社が容易に検証できる装備計画が必要 伊勢の応

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アメリカ海兵隊FORCEDESIGN2030、思い切った事が海底あるけれども中国の軍事力やARMYDESIGN2025とともに読み解くと面白い。

AH-1Sの減少や89式装甲戦闘車の不足などは、日本がどういった装備体系を、なぜ必要なのかという指針とともに防衛省が明示していない為、というものがあると思う。不足というよりも現状は自然減に甘んじて、要するに戦闘で消耗しているのではなく予算と単純な耐用年数で消耗している装備の中で立て直している一人戦時下のような状況にあるともいえるゆえに。思うに、防衛構想を国民的論議に展開させると、専守防衛と平和憲法という神学論争に揶揄される状況が防衛装備体系の画定に影響されることを懸念している為のように思えるのですが、此処と取り払わねば、一人戦時下で周辺国の脅威の前に一人で装備が削られ損耗してゆく現状からは脱却できないように思う。

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岡崎城、家康がここを手にしたのは桶狭間の戦い岡崎城から15km先で戦われました際です 榛名の旅

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桶狭間の戦い、岡崎城から15km先で戦われました。1560年に今川義元尾張侵攻を圧倒的劣勢の織田信長が機動力と迂回戦術を以て撃破した際、今川陣営の徳川家康が打ち取られた義元の御印を取り返し、しかし今川本陣には帰営せず岡崎城を独り確保した歴史に因む。

三河国仁木氏の守護代であった西郷稠頼が享徳年間に1452年に造営した龍頭山の砦が、この地の城郭史はじまりという。その後は岡崎松平家領地となり、1531年に徳川家康の祖父に当る松平清康がこの地を平定しました。ただ、松平清康以降お家騒動に揺れる事になる。

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