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第二北大路機関

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清凉寺、大覚寺の少し手前に荘厳な楼門が聳え立ち、ふと新鮮な感慨 榛名の旅

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応仁の乱の荒廃は安土桃山時代に豊臣秀頼により寄進造営を経て1602年に漸く復興を遂げます。この縁あって大坂夏の陣による豊臣家滅亡後、豊臣秀頼墓所は清凉寺に置かれました。その後、大火に見舞われ再度荒廃し、徳川綱吉の母桂昌院により再建、今日に至る。

嵐山の喧騒、その渡月橋から天龍寺へ大覚寺へと30分程散策を愉しみますと、喧騒が途絶え静寂を迎え、大覚寺の少し手前に荘厳な楼門が聳え立ち、ふと新鮮な感慨を受ける、その場所が清凉寺です。伽藍は広く拝観者を迎え入れ、夜まで自由に立ち入る事が出来ます。

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榛名の旅 |

アメリカ陸軍は2023年までにERCA拡張型射程火砲を実用化、58口径長砲身155mm砲と改良弾薬により70kmの長射程を実現 鞍馬の考

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砲兵近代化に冷淡なアメリカが遂に重い腰を上げるのでしょうか。

アメリカ陸軍では2023年までにERCA拡張型射程火砲を実用化し旧式化が深刻となっている陸軍火力戦闘装備体系の近代化を検討中とされるが10月に入りこの進捗状況事業評価書が開示された。ERCA拡張型射程火砲はM-109A7自走榴弾砲の39口径砲を最新型の58口径長砲身155mm砲に置換え、改良弾薬により70kmの長射程を実現する事が狙い。

ERCA拡張型射程火砲は現在カリフォルニア州国立訓練センターにより評価試験中だ。アメリカ陸軍ではXM-2001クルセイダー自走榴弾砲開発の中止に伴い未だに1960年代のM-109自走榴弾砲が野砲体系の頂点となっており、改修は進められているものの主砲の砲身は39口径でしかなく、独仏日韓瑞典の52口径長砲身砲と比較し文字通り後塵を拝する。

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プレジションストライクミサイルPrecision-Strike-Missile/PrSM,中露の中距離ミサイルシステムとの火力ギャップを克服 鞍馬の考

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アメリカの中距離弾道弾相当装備の模索です。

プレジションストライクミサイルPrecision-Strike-Missile/PrSM。アメリカ陸軍は中露の中距離ミサイルシステムとの火力ギャップを克服する為に2023年までに射程500kmから1500kmの中距離ミサイルシステムを模索中でこの程中間報告書が出された。現在最有力のものはロッキードマーティンが開発するPrSMだが射程は499kmに抑えられている。

中距離ミサイルシステムはアメリカのINF中距離核戦力全廃条約離脱を受け既に開発されているロシアや中国の中距離ミサイルシステムへ対抗する目的があり、一方でPrSMはロッキードマーティン社製、MLRS用に四十年近く前に開発されたものだ。射程延伸には課題が残るがMLRSやHIMRSロケットシステムより投射可能、開発リスクは最も少ない。

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