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第二北大路機関

第二北大路機関は、Weblog北大路機関メンテナンス時及びPC不調時の予備として設定されたブログです。

中国の反ロックダウンデモは第二の天安門事件のようにならないかが心配 日向備忘録

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中国の反ロックダウンデモは第二の天安門事件のようにならないかが心配です。

中国としては既にPCR検査に国防費以上の支出をつぎ込み隔離施設を整備するいっぽうで、地方医療基盤の構築などを怠っていますから、人口も多く高齢化が進む中国でロックダウンを解除した場合、オミクロン株とはいえ年間十数万の犠牲者は想定しなければならない一方、このまま維持する事も厳しい、すると今度こそ政情不安とならないか、悪影響が日本へ及ばないかが、心配です。

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日向の録 |

中国の江沢民元国家主席が死去、共産党「計り知れない損失」 日向備忘録

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中国の江沢民元国家主席が死去、共産党「計り知れない損失」 ロイター報道です

安らかにお眠りください、昔は強権主義の方と思っていましたがよくよく考えてみると穏健な政治でした

↓ロイター
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中国・広州市で抗議激化か、警察と衝突の動画拡散 伊勢の応

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中国・広州市で抗議激化か、警察と衝突の動画拡散 ロイター報道です

情報統制の厳しい中国でここまで情報が出てくるとは・・

↓ロイター
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伊勢の応 |

知恩院,この表現は迷ったのです 榛名の旅

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観光寺院のなかにはいくつか有りますが貴人が寄進した別荘や別宅の寺院化というのはこの努力を飛ばして、金銭は努力の結晶というような考えとともに、お金は出すので往生をという、時代は違うが昨今一部カルトの問題に先例を与えるような流れをおこなっている。

寺院、この表現は迷ったのですがそうした寺院は当時としては意味があった、ただ敢えて例示とだしたのは、カルトは千年前の手法をいま用いているところが問題で、これは百年前の価値観と現代の兵器や核兵器で隣国を侵略する某国と同じように問題、区別は要る。

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知恩院,救われるには相応の努力 榛名の旅

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念仏、法然の教えは、この以前と以後では日本の価値観を大きく変容させたようにおもえるもので、専修念仏、ただ南無阿弥陀佛と唱えることが信仰の要諦であるとした民衆救済のあり方として広めたものでした。悪人でも善人でも貴賤とわず救われるという考え方だ。

南無阿弥陀佛、この考えが日本の価値観というものを転換させたのは、それまでは仏教とは出家し学問として先人の教えを学び、その上で厳しい修行を経た僧侶が、徳を積んでそして修行をつづけ学び続け、こう救われるには相応の努力か、別のものを要していました。

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アメリカ空軍の嘉手納基地からのF-15C戦闘機撤収計画についてアメリカ議会の共和党有力議員4名が連名で反対を表明 鞍馬の考

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アメリカ空軍の嘉手納基地からのF-15C戦闘機撤収計画についてアメリカ議会の共和党有力議員4名が連名で反対を表明しました。議員には大統領候補ともなったマルコルビオ上院議員やマイクギャラガー下院議員、元駐日大使のビルハガディ上院議員と外交委員会トップのマイクマッコール下院議員が署名しており、空軍に撤収計画の撤回を求めました。

嘉手納基地からのF-15C戦闘機撤収は、代替航空機をおくことによる恒久的な配備部隊を嘉手納基地におくことなくローテーションにより部隊を巡回させるというもので、これは一時的に日本に駐留する空軍戦闘機部隊が大幅縮小される可能性を示しています。議員らの反対は恒久部隊をおかないことが中国に誤解を与えることを懸念するというものです。

F-15Cの引き上げにたいして空軍はアラスカから第五世代戦闘機であるF-22戦闘機を巡回させる方式を提示しています、しかしF-15Cは撤収後廃止される見通しであり、二年間にわたり順番に後退する。F-22戦闘機は嘉手納基地のF-15飛行隊二つをローテーションで置き換えるほどアラスカに配備されていないため、極東での抑止力低下が懸念されるのです。

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アメリカのジェネラルアトミクス社はMQ-9無人機管制用のレーザー通信技術実証実験に成功 鞍馬の考

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妨害対策ね!

アメリカのジェネラルアトミクス社は9月26日、MQ-9無人機管制用のレーザー通信技術実証実験に成功しました。この実験はキングエアビジネス機2機を用いてMQ-9無人機に搭載用として開発を進めるレーザーセンサーを空中試験を実施したもので、レーザー通信ではリアルタイムの動画電送や管制情報、航法情報など共有することに成功したという。

レーザー通信は、LPI/LPD低傍受性低検出性という利点があります、従来の電波を用いた無人機運用が広い範囲から電波傍受などにより察知されやすく、無人航空機の秘匿性という問題を発生させていた点への回答であり、今回のカリフォルニア州モンゴメリー飛行場を拠点として実施した試験では1.0ギガビット規模の通信に成功したとされています。

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アメリカ陸軍はウクライナへ供与する90両のチェコ製T-72戦車をオランダにおいて近代化改修する計画 鞍馬の考

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アメリカ陸軍はウクライナへ供与する90両のチェコ製T-72戦車をオランダにおいて近代化改修する計画です。ウクライナ軍は10月までにポーランド軍とチェコ軍において余剰となったT-72戦車を300両供与されており、首都キエフ北部防衛戦や東部ハリコフでの反撃に大きな原動力となっていますが、なお現在も戦車の不足という状況が続いています。

T-72戦車は旧式戦車ですが、NATO加盟国のT-72は射撃統制装置や暗視装置及び通信装置を新型に改良しています。今回更に90両が追加供与されますが、これを最新型の電子装置に換装することが目的とされます。ただチェコ国内での改造には限界があることから、オランダ国内の装備デポを利用し、電子系を第一線級の水準に引き上げる構想となっている。

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知恩院,専修念仏は日本の曖昧さと寛容性 榛名の旅

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知恩院,専修念仏は日本の曖昧さと寛容性という価値観の源流を感じ入る法然さんの吉水草庵跡から、今の価値観のはじまりの知恩院に一つがるのかもしれません。日本の宗教への寛容性は上手く転じれば社会の多様性に繋がり悪用されればだまされる人を量産してしまうのでしょうが、柔軟さのない硬すぎる社会よりは良くする努力の余地が残る社会の方がまだ良い。

知恩院という寺院は、南無阿弥陀佛ととなえる源流という考えができるようです。それは当地が法然さんの臨終の地であり、門弟たちがその別れを惜しみ追善法会を知恩講として集った事が、知恩講の場所としての寺院、すなわち知恩院、冠せられたためといいます。

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アメリカ陸軍はMSV-L軽機動支援船を受領 鞍馬の考

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要するにドラム缶ね!

アメリカ陸軍はMSV-L軽機動支援船を受領しました。これは10月10日にカナダのバンクーバーにて引き渡し式典が行われています。陸軍は港湾などで兵站支援用の輸送船を複数保有していますが、その総数は中堅国海軍の水陸両用作戦能力を凌駕する規模で、今回のMSV-Lも船首部分に乗降揚陸扉を有する揚陸艇と同等の設計を採用しているものだ。

MSV-L軽機動支援船は全長39mでM-1戦車を含む82tまでの装備品を輸送可能で、JLTV統合軽量戦術車両ならば4両を同時に輸送する容積を有しています。特筆すべきはその速力で満載状態での速力は21ノット、空荷の状態での速力は30ノットを発揮、運用には陸軍船舶兵8名が対応します、陸軍は当面13隻、最終的に36隻の調達を希望しています。

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ドイツ海軍は新たにRAM艦載簡易防空システム用ミサイル600発を取得 鞍馬の考

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カジキマグーロにやられない対策ですね!

ドイツ海軍は新たにRAM艦載簡易防空システム用ミサイル600発を取得します。RAM艦載簡易防空システムは機関砲による近接防空火器が機関砲の射程の限界から超音速t来館ミサイルを撃墜した場合でも破片が艦船に深刻な被害を及ぼしうるとの視点から開発されたミサイルで、ローリングエアフレームミサイルの略称からRAMと称されているもの。

RIM-116-RAMという正式名称のミサイルはその名の通りミサイル本体が回転し限られたアンテナが円錐状のアンテナ機能を果たすものですが、今回調達されるのはRAM-2Bという最新型で同時多数を射撃した場合に相互に干渉しないプログラムが加えられる。なおRAMシステムズ社との間で契約では2024年にもミサイル納入が開始されるとのこと。

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自衛隊師団の提案、今までいろいろ書いてきましたが視点を変えて 伊勢の応

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自衛隊師団の提案、今までいろいろ書いてきましたが視点を変えて。

管区隊時代の一個普通科連隊が三個大隊編成の時代まで戻し、大隊ごとに番号を割り振る方式として、連隊と大隊と師団の規模を各国標準に対応する様な改編が有り得るのかな、と思い始めてきました。中戦車まで装備した昔の4000名規模の普通科連隊、これは普通科連隊を本部管理中隊の下に三個即応機動連隊を置くような編成とすることで、今の編成の延長線上で再現できるのですよね

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アメリカ空軍特殊作戦航空司令部はAC-130J対地制圧航空機の最終号機を受領 鞍馬の考

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で、どんな作戦をするの?

アメリカ空軍特殊作戦航空司令部は11月2日、AC-130J対地制圧航空機の最終号機を受領しました。受領したのは31号機であり、これまでのAC-130W及びAC-130UとAC-130H対地制圧航空機をすべてAC-130Jに統合できたことを意味します。AC-130Jの愛称はゴーストライダーといい、長時間戦闘地域上空に滞空し持続的な火力支援を行う航空機です。

AC-130シリーズはもともとヴェトナム戦争時代にC-47輸送機へ7.62mmミニガン2基と大量の弾薬を搭載し長時間旋回しつつ地上作戦を火力支援した際に高い効果が確認され、機体を数世代にわたり大型化させ、遂に遙かに大型のC-130へ置き換えて運用されていますが、2009年により長い運用を見越しC-130Jを原型機とする決定が為されました。

AC-130JはBlock10とBlock20に別れ、ともに機関砲を搭載していますが、Blick10では更に口径の大きな30mm機関砲と主翼に搭載する小型精密誘導爆弾及び貨物扉から投射するヘルファイアミサイルを、Block20では105mm砲などを装備します。またミサイルを迎撃する180kw出力の機体自衛用レーザー砲の搭載なども将来追加が計画されています。

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アメリカ空軍KC-46空中給油輸送機の接触事故が発生し給油中のKC-46が破損 鞍馬の考

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いい加減にしてほしいわね。

アメリカ空軍は10月15日にKC-46空中給油輸送機の接触事故が発生し給油中のKC-46が破損する事案となりました。事故はF-15戦闘機への空中給油中に発生、この給油はイギリスのグラスゴープレストウィック基地から大西洋を超えてアメリカニュージャージー州マクガイアディックスレイクハースト基地へ向かう長距離飛行中の給油となっていました。

KC-46の事故はF-15戦闘機と高速で飛行中に給油装置が空中ではずれ、高速で撓んだ反動により機体後部に給油装置がたたきつけるという状況に見舞われました。KC-46は機体に深刻な損傷が発生するには至りませんでしたが、給油ブーム部分に大きなクラックが入り、その基部が大きく変形、操作ミスか、設計上の問題なのかを空軍が調査中となっている。

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本日も現地にてお世話になりました皆様ありがとうございます 榛名の旅

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本日も現地にてお世話になりました皆様ありがとうございます、先程無事帰宅しました

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リトアニア軍はアメリカから導入するJLTVをさらに300両増強し500両体制 鞍馬の考

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JLTVの不整地突破能力が案外高いと話題のようです。日本も装輪装甲車について見直す必要を感じてしまいますね。

リトアニア軍はアメリカから導入するJLTVをさらに300両増強し500両体制とします。JLTVはアメリカ陸軍がハンヴィー高機動車後継として導入する統合軽量戦術車両で、リトアニア軍は2019年に200両を調達決定しています。JLTVの第一陣は2021年からリトアニアに到着し、装備化を開始していてさらに50両が年内に到着する見込みとのこと。

これらの装備はアイアンウルフ旅団とグリフィン旅団に配備されますが、今回さらに増強されることとなる。JLTV統合軽量戦術車両はリトアニア軍では12.7mm重機関銃型のRWS遠隔操作銃塔を搭載し機械化歩兵車両として運用されるとともに、NATO加盟国であるリトアニア国防省ではアメリカ軍との運用相互互換性も期待されているようです。

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ポーランド軍はトヨタランドクルーザー派生型のアエロ軽空挺車両の調達計画を完了 鞍馬の考

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そんなものがあるのですね。

ポーランド軍は10月31日にトヨタランドクルーザー派生型のアエロ軽空挺車両の調達計画を完了しました。ポーランド軍は空挺部隊用車両として軽量だが汎用性の高い車両を模索しており、高い信頼性と整備性と更に1000kgまでの牽引能力や100km/hの速度などが求められ、この結果としてトヨタのランドクルーザーからの改造車が選ばれています。

アエロ軽空挺車両は全長3.6mと全幅2.1mに全高2.3mと小型でありC-130輸送機に3両を搭載し空挺投下可能、ランドクルーザーをもとにポーランド複合防衛企業合弁工場において改造されており、機関銃などを標準装備しています。これまでに納入されたのは車体120両と専用牽引車80両となっていて、ポーランド軍第6空挺旅団に集中配備されている。

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東福寺の紅葉2022 榛名の旅

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東福寺、通天橋のあたりは、そろそろ落葉が目立つ頃合いなのですが、三門のあたりはまだ緑露が残っていますので、時間帯によっては良い写真が撮影出来るかもしれません

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2022年紅葉は今週末までか 榛名の旅

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2022年紅葉は今週末までか、残る椛はまだまだあると思うのですが、一部の椛は散ってしまうので夜景でも無ければ目立ってしまうと思うのですよね、落葉した後の枝が

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スウェーデンのJAS-39戦闘機用GKNエアロスペース社製新型エンジンが稼働試験に成功 鞍馬の考

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スウェーデンでも頑張ってるんだな。

スウェーデンのJAS-39戦闘機用GKNエアロスペース社製新型エンジンが稼働試験に成功しました。これはJAS-39E型に搭載するRM-16エンジンであり、アメリカゼネラルエレクトリック製F-414エンジンの系譜にあります。JAS-39は現在RM-12エンジンを搭載しており、こちらもF-414エンジンの系譜にあり、F-414の最新型に相当するものです。

RM-16エンジンの稼働試験はGKNエアロスペース社の地上試験施設においておこなわれており、今後はJAS-39戦闘機など航空機に搭載しての試験に移行します。従来のRM-12エンジンは1997年のJAS-39戦闘機での搭載以来実績があり、実用性と信頼性の高いアメリカ製エンジンを自国仕様としてライセンス生産した手堅い決定の成果といえるでしょう。

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オーストラリア海軍はガーディアン級哨戒艇を増強すべくオースタルリミテッド社へ1隻の発注 鞍馬の考

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やるさ。

オーストラリア海軍はガーディアン級哨戒艇を増強すべくオースタルリミテッド社へ1隻の発注を行いました。ガーディアン級哨戒艇は21隻の建造が進められており、今回の増強により22隻が建造されることとなります。この建造費は1520万オーストラリアドル、2016年に提唱された太平洋哨戒艇交換計画に基づいて友好国に供与される哨戒艇です。

ガーディアン級哨戒艇の特色は建造費を抑えるために民間マリンクルーザーの設計を応用している点で、全長は39.5mと最高速力は20ノット、23名の乗員により運用可能です。オーストラリア政府から友好国に供与される時点では哨戒艇は非武装となっていますが、オースタル社によれば30mm機関砲までの搭載が可能という設計となっているようです。

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知恩院,大谷禅房 榛名の旅

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大谷禅房は、現在知恩院勢至堂当りとなっていまして、こう、全て伽藍で結ばれている今日の知恩院は、法然の没後、法然を懐かしんだ浄土宗の信徒たちが集まりました堂宇が大きくなりまして、幾度か延暦寺の攻撃で破壊されましたが再建し、今日に至るという。そんな堂宇は紅葉の季節でもそれ程賑やかすぎる事も無く静かに、佇んでいるのです。

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知恩院,吉水御坊とも呼ばれます当地 榛名の旅

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吉水御坊とも呼ばれます当地は、比叡山延暦寺を降りた法然が庵を開いた場所がここ東山吉水である由来なのですが、専修念仏、つまり南無阿弥陀仏と唱えれば誰でも救われるという解釈は、成仏という概念と救いの無い中世の日本において広く受け入れられました。

庵から始まりましたこの寺院、当時は無人の山裾だったのでしょう、当地で法然は40年近い長期に渡り布教に勤しみ、その40年間には讃岐への配流、そして4年後に京都へ戻る事が許されると吉水御坊に戻るも荒れ果てており、近くに大谷禅房という堂宇を建てました。

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ブルガリア空軍は次期戦闘機としてF-16戦闘機8機の取得を決定 鞍馬の考

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F-16なのね。

ブルガリア空軍は次期戦闘機としてF-16戦闘機8機の取得を決定しました。ブルガリアの国防費は乏しく、F-16戦闘機は現用戦闘機の中では比較的安価とはいえ負担は大きく、今回導入する機体はF-16C/Dblock70仕様であるとしていますが、ブルガリア議会では関連資材や弾薬と初度費用の合計を13億ドル以下におさえることが導入の条件とされています。

F-16戦闘機の導入は議会で討議され、49名が反対し11名の議員が棄権していますが過半数が賛成しています。ブルガリアへのF-16戦闘機配備は2025年から2027年の期間にわたり行われ、予備のエンジンや空対地ミサイルなども予算に含めているという。他方で既存機と異なるF-16戦闘機の訓練費用捻出などについては別途考慮する必要があるでしょう。

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イギリス国防省DSTL国防科学技術研究所は地上無人機による核汚染地域偵察実験を実施 鞍馬の考

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イギリスはこの点で不幸な歴史の蓄積があるの。

イギリス国防省DSTL国防科学技術研究所は地上無人機による核汚染地域偵察実験を実施しました。核汚染地域での偵察は防護された走行車両であってもガンマ線などの影響を完全に払拭するには難しく、自律走行可能であるAI人工知能搭載型の地上無人機などの投入が人員を放射線被ばくリスクに曝す状況を避けるほぼ唯一の手段として考えられている。

ソールズベリー平原において行われた試験ではスパキャット社製六輪全地形車両を原型とした無人車両に放射性物質の検知モジュールが搭載、陸軍が運用するフクスNBC偵察車と連携する方式で汚染調査の試験を行い、この試験は5週間に及びました。核汚染の懸念は近年、ロシア軍などによるダーティーボムの実戦投入懸念など、相応に高くなっています。

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知恩院,木造建築の伽藍 榛名の旅

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木造建築の伽藍は維持しなければ朽ちるに任せますと倒壊してしまいます。故に平成大修理が必要ということは理解するのですが。いきなり探訪した寺院が航空機格納庫のようなものに覆われているのは寂しい、情報収集を怠った事を悔いるとともに、反省はしないが。

狩矢父娘シリーズ、田村亮さんと藤谷美紀さんの競演という山村美紗さん原作のドラマを見ていましたらば、そうだよこのときだよ、という背景に修理中の知恩院がでていました回の再放送がありまして、そうか、一ついってみるか、思いたちましたのがこのはじまり。

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知恩院,平成の大修理 榛名の旅

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華頂山という山号の寺院故に坂之上の御堂、ただ、この急な階段は男坂と呼ばれていまして、隣に傾斜が緩やかな女坂があります、坂を見上げるにとどめてゆったり上るもよし、一気に登ってしまうもよし。その先に法然さんの信仰への源流と云える景色があるのです。

平成の大修理、実は、ひさしぶりに知恩院を拝観しよう、こう考えたのは何年前だったでしょうか、まあこの階段を上って拝観に望んだらば、本堂が工事の準備を進めている最中で、みてみますと平成の大修理、こう大書されていまして、要するに拝観の時機を違えた。

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トルコ軍が韓国の協力を受け開発を進めるアルタイ主力戦車が量産化に難航 鞍馬の考

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かんたんじゃないのよ。

トルコ軍が韓国の協力を受け開発を進めるアルタイ主力戦車が量産化に難航しているようです。トルコはアルタイ主力戦車のカタールへの輸出を計画しており、両国の間で特命合弁会社BMCを設立していますが、2023年に試作車両2両を納入するという試みは遅延が不可避となっているようで、現在予定されている1000両の量産には暗雲が漂っています。

アルタイ戦車にはトルコ独自のバトゥパワーパックが搭載される計画ですが開発に失敗しており、韓国からパワーパックを100両分輸入する、こうした指針で進められていますがトルコが設計した車体に適合化できない状況とされます。エンジン開発は過去に韓国もK-2戦車開発時に難航を経験していますが、時間をかけ協力と技術開発により解決できました。

トルコの防衛産業はレオパルド2の改良やM-60戦車へのイスラエル製サブラ戦車改修キットの装着などで高い経験がありますが、主力戦車の量産は今回が初めてであり、韓国が培ったM-48戦車のライセンス生産やアメリカの協力を受けてのK-1戦車の設計と製造、K-1A1戦車の製造などの経験を積んだ韓国の技術には一歩及ばないのかも知れません。

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アメリカ海兵隊はアイアンドームミサイル防衛システムの評価試験を完了 鞍馬の考

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防空なら任せろ。

アメリカ海兵隊はアイアンドームミサイル防衛システムの評価試験を完了しました。アイアンドームはイスラエルのラファエル社がイスラエルの人口密集地域に定期的に撃ち込まれる大量のカッサムロケット弾の迎撃に活用されているもので、複数の20連装ミサイル発射装置がロケット弾による同時多数の飽和攻撃をも有効に迎撃する性能で知られます。

アイアンドームミサイル防衛システムに対してアメリカ海兵隊は近年増大する無人航空機の自爆攻撃という脅威や離島地域での巡航ミサイルによる海岸堡への攻撃から防衛するための装備という位置づけとして導入を検討しているものです。アメリカ海兵隊では一年間にわたり評価試験を実施、標的機多数での飽和攻撃への対処能力なども確認されたという。

ホーク地対空ミサイルをアメリカ海兵隊は2002年まで運用していましたが、海兵隊の海岸堡などが攻撃される懸念が2000年代初頭のテロとの戦いにおいて想定しにくくなり、すべて携帯地対空ミサイルシステムのスティンガーに統合されました。ただ中国の脅威が増大する今日、射程4kmのスティンガーでは射程が全く不足で、今回の施策が進められている。

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知恩院,調べるでもなく気ままに探訪 榛名の旅

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自衛隊の駐屯地や航空祭を探訪する際にはこれでもかというほどに下調べし、街並みから交通手段はもちろん過去に探訪したことがあっても太陽の向きから建物の配置まで衛星写真からヒューミント情報まで駆使て情報とともに情報の階段と舗装路を探訪するのですが。

寺院探訪となりますと、情報を全く考えず、そういえばここにこうした寺院が、と調べるでもなく気ままに探訪します、何故でしょう、こう考えたのですが、まあ、近いからというのと、違った場合でも次にほかの自社仏閣を探訪できる余裕もあるのかもしれません。

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