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第二北大路機関

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防衛力抜本的強化の進捗と予算2023-分析 常設の統合司令部創設にあたっての課題 伊勢の応

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ハワイのインド太平洋軍司令部と同格の統合運用組織が欲しい、ということのようです。

しかし、アメリカの統合軍方式では陸上自衛隊の方面総監部や海上自衛隊の地方総監部と航空自衛隊の航空方面隊司令部にあたるものを全部統合した結果としての機構なのですよね。例えば、ですが、複数に分け陸海空の常設組織に全てを再編してしまってはどうかな、と。佐世保に南西有事と朝鮮半島有事を想定した“極東管区統合司令部”、入間に対領空侵犯措置を念頭に弾道ミサイルや巡航ミサイル脅威に対応するミサイル防衛を中心とした“西太平洋防空司令部”、札幌にロシアを想定した“北部管区統合司令部”、横須賀にシーレーン防衛などを全般対象とした“太平洋管区司令部”、というようなね。

P-11
《常設の統合司令部創設にあたっての課題》
・ 臨時の統合任務部隊では情勢の推移に応じたシームレスな対応が困難。
・ 領域横断作戦を実施し得る統合運用態勢の確立が不十分。
・ 米インド太平洋軍司令部と調整する機能が不足。

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防衛力抜本的強化の進捗と予算2023-分析 常設統合司令部(仮称)の創設 伊勢の応

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常設統合司令部(仮称)の創設、此処が重要なポイントですが、基本的に賛同なのだけれども、陸上総隊と自衛艦隊司令部と航空総隊が最高司令部から中間司令部になるところを見ると、各方面隊総監部や地方総監部を純粋な戦闘部隊へ再編し中間指揮系統を再検討しなければならなくなる気がしますね。

P-11
”■ 国家防衛戦略(令和4年12月)
統合運用の実効性を強化するため、既存組織の見直しにより、陸海空自衛隊の一元的
な指揮を行い得る常設の統合司令部を創設する。
■ 防衛力整備計画(令和4年12月)
各自衛隊の統合運用の実効性の強化に向けて、平素から有事まであらゆる段階におい
てシームレスに領域横断作戦を実現できる体制を構築するため、常設の統合司令部を創
設する。”

HARUNAKURAMA
伊勢の応 |

中国海軍が建造を進める航空母艦福建について衛星写真などからその建造状況進捗度が判明 鞍馬の考

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秋、か。そうね、秋は終わりの季節。でも、始まりの季節でもあるんだ。きっとそう。私は、そう思ってるんだ。

中国海軍が建造を進める航空母艦福建について衛星写真などからその建造状況進捗度が判明しています。江南造船所において建造されている空母福建、8月に撮影された写真は6月までに撮影された写真からカタパルト装置の設置が進み、夏までに完了したアングルドデッキ整備に加え、8月までに艦首側の電磁カタパルト整備がほぼ完了したもよう。

江南造船所の空撮映像では舷側からの排気が確認できる様子が確認でき、これはディーゼル発電機の試運転が開始されていることを意味します。空母福建は従来のSTOVL式空母からカタパルトにより航空機を発進させるCTOL方式空母として中国が初めて建造するもの、発電能力から一日当たりの発着数は不明ですが、インド太平洋諸国注目の的です。

北大路機関
鞍馬の考 |

防衛力抜本的強化の進捗と予算2023-分析 イージス・システム搭載艦の整備 伊勢の応

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こんごう後継艦、イージスシステム搭載艦の本命はむしろこちらの様な気がしてきました、一旦ミサイル防衛専従艦を建造しミサイル防衛に当てたうえで、移動式Mk41VLSのように地上からSM-3をブースター落下などを気にせず運用できる目処がついているのですから、先ずは当面し二義をして、その後護衛艦に改修する、というようなね。

P-10

”イージス・システム搭載艦の整備
※ 各装備品の配置等は今後の設計作業において変
更することがある。また、イメージの細部は割愛
統合防空ミサイル防衛能力

外国製スタンド・オフ・ミサイルの取得(トマホーク)
各種スタンド・オフ・ミサイル(イメージ)
外国製スタンド・オフ・ミサイルの取得(JSM、JASSM)
極超音速誘導弾の開発
イージス・システム搭載艦の整備に当たっては、HGV等にターミナル段階での対処
能力を有するSM-6のほか、既存イージス艦と同等以上の各種戦能力・機動力を保持。
また、動揺に強い設計や、12式地対艦誘導弾能力向上型や対HGV迎撃ミサイルを
含む将来装備を搭載できる拡張性等を考慮。”

HARUNAKURAMA
伊勢の応 |

アメリカ陸軍は戦車乗員パイロットプログラムを推進中 鞍馬の考

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本日の作戦スケジュール、榛名にお任せください!

アメリカ陸軍は戦車乗員パイロットプログラムを推進中です。これは気候旅団戦闘団の即応性強化を企図したもので、現在テキサス州フォートブリス第1機甲師団第1機甲旅団戦闘団とカンザス州フォートライリー第1歩兵師団第1機甲旅団戦闘団がその評価試験を行っています。この計画は近年の旅団以上の戦闘能力重視回帰に合わせたものです。

パイロットプログラムとは、いままで戦車であれば乗員4名の能力を基本として年次検定などを行ってきましたが、例えば疾病例えば産休に際し車長や砲手に操縦手や装填手一人でも欠ければ再検定が必要でした。しかし、今後は個人の特技能力として資格化し、必要に応じて即座に乗員チームを組めるよう切り替えるのは、パイロットプログラムです。

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