Weblog北大路機関補足:2012-11-07日付 平成24年度日米共同統合実動演習(キーン・ソード)2012-11-12 Mon 22:12
平成24年度日米共同統合実動演習(キーン・ソード)の概要について、朝雲新聞に発表がありましたのでこちらを紹介しましょう。
協同転地演習などは、この平成24年度日米共同統合実動演習(キーン・ソード)の一部分として実施されているようですね。 11/8日付 ニュース トップ 日米実動演習始まる 5万人展開 武力攻撃事態を想定 平成24年度日米共同統合実動演習(キーン・ソード)が11月5日、わが国周辺海空域と基地などで約5万人が参加して始まった。16日までの予定。武力攻撃事態における自衛隊の統合運用要領、日米共同対処要領を演練し、その能力の維持、向上を図るのが目的。同演習は昭和61年度に開始されて以来、今回で11回目。 日本側は岩﨑統幕長を統裁官に、統幕、陸海空自の約3万7400人、艦艇約30隻、航空機約240機を展開。陸自が北部、西部両方面隊、中央即応集団など、海自が自艦隊、佐世保地方隊など、空自が航空総隊、支援集団などから参加した。 米側は在日米軍司令官のサルバトーレ・アンジェレラ空軍中将を統裁官に、在日米軍司令部、在日米陸軍、第7艦隊、太平洋空軍、第3海兵機動展開部隊(3MEF、沖縄)などから人員約1万人が参加している。 期間中、主要な実施項目として、(1)陸上・海上・航空作戦(2)基地警備等(3)統合・共同輸送(4)捜索救助活動――の4項目についてそれぞれ細部を演練する。 (1)は九州西方周辺海域、沖縄東方周辺海域で陸海空自と米海空軍、海兵隊、(2)は佐世保、嘉手納両基地で陸海自と米陸海空軍、(3)はわが国周辺海空域等で陸海空自と米陸海軍、(4)は北海道から秋田県沖にかけての日本海で海空自がそれぞれ実施する。 これに連動して、陸自は北方と東方が協同転地演習、西方が方面隊実動演習を開始した。 北方は岩田総監を担任官に5旅団(帯広)の1個普通科連隊を基幹とする約760人、戦車4両を含む車両270両、航空機2機が参加。 部隊は10月29日から11月5日にかけて北海道から九州の日出生台演習場に長距離機動。演習場では防御訓練などを実施し、11月28日から12月4日にかけて再び長距離機動で北海道に戻る。 東方は渡部総監を担任官に12旅団(相馬原)の1個普通科連隊を基幹とする約1300人、車両400両、航空機9機が参加。部隊は10月30日から11月4日にかけて霧島演習場や日出生台演習場などに長距離機動。演習場では攻撃、防御、射撃などの各訓練を行い、11月17日から24日まで長距離機動で関東に戻る。 西方は宮下西方総監を担任官に4、8両師団、中央即応集団、12旅団などを基幹とする約5400人、車両1500両、航空機約30機が参加して、11月2日から日出生台、十文字原の両演習場をはじめ、目達原、健軍両駐屯地、空自春日基地などに展開。22日までの予定で警戒監視、防御、基地警備、兵站施設の開設・運営などの訓練を行っている。 http://www.asagumo-news.com/news.html スポンサーサイト
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