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イラン海軍は民間タンカー上甲板の上に鉄板を敷いて同国海軍初となる“航空母艦”マクラーンを取得したと発表 鞍馬の考

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これこそが慢心というものね。

イラン海軍は1月13日、同国海軍初となる“航空母艦”マクラーンを取得したと発表しました。一見して民間タンカーと違いが分りませんが、これは取得した民間タンカー上甲板の上に鉄板を敷いて飛行甲板とした上でヘリコプターを発着させる、イギリスが第二次世界大戦中にMACシップとして建造した方式を再現した方式といえるかもしれません。

マクラーンは航空母艦であると同時に前進作戦基地と位置付けており、タンカー部分の載貨重量は10万t、補給艦として用いる事も可能とのこと。外見から判別は難しいですが、飛行甲板部分は航空エレベータの様なものは確認できず、ヘリコプター等について露天係留するだけなのかもしれません。また前進作戦基地というが車両ランプの様なものも無い。

イラン海軍は近くヘリコプター6機から7機を搭載するイラン海軍初の“航空母艦”を建造すると2020年に発表していましたが、まさかこれなのでしょうか。イラン海軍はマクラーンについて、補給なしで1000日の航海が可能としています。軍事用途は見い出しにくいですが、ホルムズ海峡などでアメリカ海軍空母へ異常接近する運用が考えられるでしょう。

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