アフガニスタン邦人救出とたりないC-2輸送機 伊勢の応2021-08-29 Sun 08:07
![]() アフガニスタン邦人救出とたりないC-2輸送機について。 美保基地の第三輸送航空隊がC-2輸送機で編制完結し、入間基地へのC-1からの置き換えがいよいよ始まろうという時に、邦人救出へ航続距離のたりないC-130が動員され、C-2は一機だけ、という現状を見ますと、そもそも海外派遣できるのがC-2の強みなのだから、もう少しC-2を集中してはどうかとも思ってしまいます、しかしその背景には、平時の感覚、でゆがめられた調達構造がまたしてもあるように懸念するのですね。 C-2輸送機はC-1輸送機と比較して輸送力が大幅に増した、として当初から1:1では置換えられない計画でしたが、製造費用高騰を受けて生産数が削減されているのですね、しかしC-1輸送機よりも輸送力が増したといっても、一機の輸送機が同時に複数地域へ出動できるわけではありません、ウルトラホーク一号のように空中分離なんてできないのですからね、すると1:1での置換えを真剣に検討すべきであったのではないか。 平時に部品輸送や基地補給物資を輸送するだけならばC-2は大き過ぎるのかもしれません、いや、1990年代にC-17輸送機が国際貢献任務用に考慮された際にもC-1輸送機の10倍以上もの輸送力は過大だとされましたから。しかし、東日本大震災、2011年の”有事”で、輸送力なんて有事の際にはどれだけあっても足りないと学んだはずです。100機揃えろとは言いませんが、40機くらい量産してはどうでしょうか。 HARUNAKURAMAHYUGAISE スポンサーサイト
伊勢の応
| ![]() |
| HOME |
|