滋賀県の彦根市で71センチ-近畿北部で記録的な大雪 車の立往生も さらなる積雪に警戒を 北大路機関防災情報2021-12-27 Mon 18:22
![]() 近畿北部で記録的な大雪 車の立往生も さらなる積雪に警戒を 2021年12月27日 10時58分 滋賀 彦根 国道8号立往生 “きょう夕方までに解消させたい” 2021年12月27日 14時09分 金閣寺も雪化粧 2021年12月27日 10時36分 近畿北部で大雪 あすにかけ積雪さらに増える見込み 2021年12月27日 17時44分 青森 平内町 国道4号線 雪で車が立往生 約9キロを通行止めに 2021年12月27日 18時17分 ↓NHK報道 滋賀 彦根 国道8号立往生 “きょう夕方までに解消させたい” 2021年12月27日 14時09分 滋賀県彦根市の国道8号線は、大雪の影響で大型トラックが走行できなくなり、2キロ以上にわたって後続の車が立往生していましたが徐々に動き出しています。国道事務所は27日夕方までに完全に解消させたいとしています。 滋賀国道事務所によりますと、27日午前3時半ごろ、彦根市東沼波町の国道8号線の上り線で大型トラックが雪で立往生して走行できなくなりました。 この影響で、上り線はトラックを先頭に後続の車が最大2キロ以上にわたって立往生しました。 滋賀国道事務所は、走行できなくなった先頭の大型トラックを午前10時すぎに移動させて周辺の道路の除雪作業を行った結果、後続の車の列は午前10時半ごろから徐々に動き始めました。 ただ、立往生が長期化したことで車の列の間に積もった雪が固まるなど走行しづらい状態が続いていて、周辺では断続的に渋滞が起きています。 国道事務所は除雪を進めるなどして、27日夕方までに完全に解消させたいとしています。 国道8号線では、彦根市の北側に隣接する米原市でも、午前3時半ごろの大型トラックのスタックをきっかけに2キロ以上車が立往生していましたが、国道事務所によりますと午前8時ごろに解消したということです。 立往生のドライバーは… 車を運転していた彦根市内の女性は「隣町まで出勤する途中でした。ふだんは15分から20分くらいの距離ですが、2時間くらい待っています。会社にも連絡を入れましたが、困っています」と話していました。 また、岩手県から荷物の配送のために、彦根市に来て立往生に巻き込まれたというトラックの運転手の男性は、「ガソリンを入れるために移動中に立往生しました。彦根のインターチェンジを降りてから4時間近く待っています。彦根で荷物を積んで岩手に帰る予定ですが、荷物を積めるのは、あすになるかもしれません。大変です」と話していました。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211227/k10013405421000.html 注目のコンテンツ 近畿北部で記録的な大雪 車の立往生も さらなる積雪に警戒を 2021年12月27日 10時58分 数年に一度クラスの強い寒気が流れ込んでいる影響で、特に近畿北部では記録的な大雪となり、車の立往生など、交通に影響が出ています。 28日にかけて日本海側を中心に積雪はさらに増える見込みで、車の立往生などに厳重に警戒するとともに、路面の凍結によるスリップ事故などにも十分な注意が必要です。 気象庁によりますと、日本の上空に数年に一度クラスの強い寒気が流れ込んでいる影響で、日本海側では雪が降り続け、特に近畿北部では記録的な大雪となっているところもあります。 27日朝にかけての24時間の降雪量は、兵庫県朝来市和田山で71センチ、滋賀県彦根市で68センチといずれも統計を取り始めてから最も多くなりました。 27日午前10時の積雪は、 ▽滋賀県の彦根市で71センチ、米原市で68センチ ▽鳥取県倉吉市で63センチ ▽兵庫県豊岡市で44センチなどとなっているほか、 発達した雪雲は近畿から東海にも流れ込み、 ▽岐阜市で5センチ ▽名古屋市でも2センチなどとなっています。 雪・風の見通し 交通影響に厳重警戒 今後の雪の見通しです。 発達した雪雲はしだいに東へ移動する見込みで、北陸や東北などでも警戒が必要です。 28日朝までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで、 ▽新潟県で90センチ ▽近畿と岐阜県で80センチ ▽東北と北陸で60センチ ▽長野県で50センチ ▽中国地方と関東北部で40センチと予想されています。 このほか、東海や九州、それに四国の平地でも積もるところがある見込みです。 また、風の強い状態も続き、北海道や北陸にかけての海上では大しけやしけが続く見通しです。 大雪による交通への影響に厳重な警戒が必要で、雪崩や、着雪による停電にも十分注意が必要です。 不要不急の外出控えて 気象庁と国土交通省は、大雪となっている地域では不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。 また、27日朝は西日本や東日本の各地で氷点下の冷え込みとなりました。 路面の凍結によるスリップ事故や歩行中の転倒にも十分注意が必要です。 大雪の背景に「JPCZ」=「日本海寒帯気団収束帯」 27日朝にかけて、日本海側では平地でも「短時間」で「大量の」雪が降ると予想されていますが、この局地的な大雪の背景にあるのが「JPCZ」=「日本海寒帯気団収束帯」です。 気象庁はJPCZが若狭湾から山陰地方にかけて強い雪雲を流れ込ませるとみています。 冬型の気圧配置が強まると冷たい風が南下しますが、その途中、朝鮮半島の北側で高い山にぶつかり、風はいったん東西に分かれます。 そしてその後、日本海側に近づく時に再び合流します。 この風がぶつかるところをJPCZと呼び、発達した雪雲が形成されます。 日本海の海水温はもともと周囲より高いことに加え現在は平年よりも2度から3度も高い状況です。 このため大量の水蒸気が供給されて海上で雲が発達しやすく、日本海側の平地で大雪になったり、太平洋に近い東海や近畿の平地でも雪が強まったりするおそれがあります。 3年前の2月、北陸でおよそ1500台の車が立往生した際や去年12月、関越自動車道の新潟県内でおよそ2100台が立往生した際などにも影響したとみられています。 気象庁HP「今後の雪」でも確認を 雪がどこで強まっているのか、これからどこで強まりやすいのかは気象庁のウェブサイトからも確認できます。 「今後の雪」ではレーダーなどに基づき、3時間や12時間、24時間などに降った雪の量や現状の積雪の深さを5キロ四方ごとに解析し、地図上に色分けで表示しています。 この冬からは今後の雪の見通しも6時間先まで確認できるようになりました。 特に降雪量に注意が必要で、「3時間」や「6時間」の降雪量がオレンジや赤、紫に近づくほど危険な降り方です。 北陸や近畿、中国地方などで3時間で20センチから25センチの雪が降り、さらにその後の6時間で30センチから40センチの雪が降ると予想された場合、気象庁は大規模な立往生などの可能性が高まっているとして「顕著な大雪に関する気象情報」を発表します。 こうした情報にも注意してください。 帰省や旅行の予定もあると思いますが、予報を具体的にチェックし、状況に応じてルートの変更のほか、予定そのものを変えることも検討してください。 注目のコンテンツ https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211226/k10013404641000.html?utm_int=all_side_ranking-access_002 【動画】金閣寺も雪化粧 2021年12月27日 10時36分 数年に一度クラスの強い寒気が流れ込んでいる影響で特に近畿北部では雪が強まっています。 午前8時半ごろの京都市内の上空からの映像です。 世界遺産・金閣寺の屋根もすっかり雪化粧しています。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211227/k10013405461000.html?utm_int=word_contents_list-items_012&word_result=%E6%B0%97%E8%B1%A1 【動画】近畿北部で大雪 あすにかけ積雪さらに増える見込み 2021年12月27日 17時44分 数年に一度クラスの強い寒気が流れ込んでいる影響で近畿北部では記録的な大雪となったほか、28日にかけて近畿や北陸、新潟県などで積雪はさらに増える見込みです。 車の立往生など交通への影響に厳重に警戒するとともに雪崩や着雪による停電などにも十分な注意が必要です。 映像は京都府福知山市です。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211227/k10013406301000.html?utm_int=word_contents_list-items_003&word_result=%E6%B0%97%E8%B1%A1 青森 平内町 国道4号線 雪で車が立往生 約9キロを通行止めに 2021年12月27日 18時17分 雪の影響で、青森県平内町の国道4号線では、27日午前9時ごろから、およそ3キロほどにわたって車の立往生が発生しました。 国土交通省は、午後2時すぎからおよそ9キロの区間を通行止めにし、車をUターンさせて混雑を回避させるとともに除雪作業を進めています。 通行止め解除のめどは立っていないということです。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211227/k10013406171000.html?utm_int=word_contents_list-items_001&word_result=%E6%B0%97%E8%B1%A1 スポンサーサイト
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