アメリカ海軍は原子力空母ジョージワシントンの炉心換装工事を完了 鞍馬の考2023-06-06 Tue 08:10
![]() 出撃の用意は整っています! アメリカ海軍は5月29日、原子力空母ジョージワシントンの炉心換装工事を完了しました。ジョージワシントンは一時期神奈川県の横須賀基地へ前方展開していました、そして日本へ配備された最初の原子力空母として知られていますが、ニミッツ級原子力空母に定期的な長期工事とされている原子炉炉心交換工事により一時現役を離れていたもの。 RCOH大規模オーバーホールと称される原子炉炉心交換工事は、もともと数年間を要する大規模工事ですが、ジョージワシントンではそのRCOHのさなかにCOVID-19新型コロナウィルス感染症のアメリカにおける感染拡大が重なり、工事が長期化、五月雨式の工事により艦内居住環境が悪化し多くの発狂者や自殺などの事案が続く不幸に見舞われます。 ジョージワシントンは、しかしこの厳しいRCOHをようやく完了、今後は第一線運用に対応させるべく海上でのシステム運用試験や航空艤装関連試験、高速航行試験などを行う計画です。RCOHでは炉心に加え配管や空気供給系統と冷暖房装置、電気系統と推進装置や船体の改良などが実施、またこのほかメインマストの更新などもおこなわれています。 北大路機関 スポンサーサイト
鞍馬の考
| ![]() |
| HOME |
|