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鞍馬の考:時事論点・・・EU、難民対策で国境管理2年延長も シェンゲン協定崩壊に危機感

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ロイター通信によれば、欧州連合EUは地中海からの難民大量流入による緊急国境管理を二年間延長する方針を固めているとのこと

欧州連合は欧州統合の具体的施策として欧州連合加盟国域内の国境における旅券審査などを域内に限り省略し、国境を越えた移動の自由化を期し締結されたシェンゲン協定により、例えば国境を越えての通勤移動や観光旅行に単純な買い物などにも国境を越えての移動が行われてきましたが、元来これは欧州の壁と呼ばれた、欧州連合加盟国域内と域外との厳しい紺強管理が行われるとの前提にて締結されたものでした

しかし、昨年だけで100万を超える難民流入は、難民を原則受け入れるとのシェンゲン協定締約当時には想定されなかった状況があり、難民問題がシェンゲン協定を盾に自由に国籍を定めず移動する状況から暫定的措置というかたちにて国境管理が行われてきました、今回のEUの決定は暫定措置が長期化する可能性を示唆しており、実質的に形骸化するのではない後のシェンゲン協定崩壊に危機感が生じているようです

World | 2016年 01月 26日 11:08 JST 関連トピックス: トップニュース
EU、難民対策で国境管理2年延長も シェンゲン協定崩壊に危機感

[アムステルダム 25日 ロイター] - 欧州連合(EU)は、中東やアフリカからの大量の難民・移民流入を向こう数週間で抑制できない場合、域内の自由移動を認めるシェンゲン協定の適用停止期間を最長2年延長する可能性がある。

シェンゲン協定の適用を一時的に停止し、加盟国に国境管理を認める措置は5月に期限を迎える。

EU各国の移民担当相は25日、アムステルダムで会合を開き、移民問題の収束に時間がかかるため、一時的に域内の国境管理を認める措置を最長で2年間延長する可能性があるとの見解で一致した。会議の議長を務めたオランダのデーホッフ移民担当相が明らかにした。

トルコ政府は2カ月前、シリア難民のEUへの流入を抑制することで合意したにもかかわらず、今年すでに4万人以上がトルコから海を渡ってギリシャに入国しており、60人以上の難民が溺死している。

一部の移民担当相は、シェンゲン協定の停止延長は移民が大量に流入するギリシャを切り離すことになると指摘する。

EUのアブラモプロス委員(移民・内務担当)は「時間がなくなりつつある」として、合意した移民管理策を各国が実施するよう求め、そうしなければ30年続いたシェンゲン協定の制度が崩壊するとの考えを示した。

一方、オランダのデーホッフ担当相は「制度の崩壊はもう始まっている。1年前、解決策を見つけなければシェンゲン協定の維持は難しくなると誰もが警告していた」と述べた。

国内世論の圧力を受け、ドイツなど複数の国はすでにEU域内国境での入国審査を再導入している。デーホッフ氏は、各国が国境管理でさらに連携すべきとの考えを示した。


http://jp.reuters.com/article/europe-migrants-idJPKCN0V4046
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