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鞍馬の考:時事論点・・・「閉鎖的な市場」米・フォードが日本撤退へ 日本での2015年の年間新車登録台数フォードは4968台

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日本テレビ報道によればアメリカ自動車製造大手フォードが今年限りで日本国内での販売を修了し撤退するとのこと

フォード車は中型車など日本国内市場においても十分競争できる能力があるものですが、日本での2015年の年間新車登録台数についてフォードは4968台と低い水準に留まっていました、今回フォードは”日本は閉鎖的な市場で、輸入車は販売された新車全体の6パーセントでしかない”海外メーカーと明かしていますが、販売代理店及び中古部品取扱店の規模はもともと全体の10%以下であるため、もともと販売戦略を低く抑えているかたちです

トヨタ自動車などはアメリカ国内での販売を増大させる際に、アメリカ国内に製造拠点を構築し北米自由貿易協定NAFTA域内での製造を重視してきました、この為、今回のフォード撤退は単なる努力不足ではないかとの見方も出来、実際問題日本国内での輸入自動車への関税はアメリカでの自動車関税よりも低く抑えられています、その上で予備部品供給など輸入自動車はメンテナンス面の不安があるとの一般視点に対し、例えばフォードも日本国内に製造拠点を置く、若しくは日本国内の自動車メーカーとの協力を更に進め、多国間国際分業での日米自動車製造を以て、予備部品などの製造を行うべきであったかもしれません

今回の撤退は、単なる努力不足を閉鎖市場と無意味な理由づけを行い、何故日本市場において販路展開に失敗したのかを検証しなければ、他の海外市場においても失敗は免れません、併せて少ないとはいえ一定のユーザーを開拓した訳ですが、今後のメンテナンス体系を含め日本国内ユーザーを切り捨てる方策に進むのであれば、更に海外製自動車に対する、不採算ならばユーザーを切り捨て安易に撤退するとの認識を消費者に植え付ける事となり、長い視点から日本国内での販売を継続する必要がある、と考える次第です

「閉鎖的な市場」米・フォードが日本撤退へ
日本テレビ系(NNN) 1月26日(火)9時25分配信
 アメリカの自動車大手・フォードが今年限りで日本から撤退する方針であることが分かった。

 アメリカのNBCテレビなどによると、フォードは25日、社員などに送った電子メールで、「日本は閉鎖的な市場で、輸入車は販売された新車全体の6パーセントでしかない」として、日本の市場から今年限りで撤退することを明らかにした。高齢化と、若い世代の“自動車離れ”が進む中で、「利益を上げる合理的な道筋が見えない」ことも理由に挙げている。

 フォードは全米第2位の自動車メーカーだが、日本自動車輸入組合によれば、日本での2015年の年間新車登録台数はメルセデスベンツの6万5162台、BMWの4万6229台に対し、フォードは4968台と大きく差をつけられていて、ここ数年業績も低迷していた。


http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160126-00000018-nnn-int
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