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コラム:米海軍、イラン高速艇の「群れ」どう打ち負かすか 【Weblog北大路機関補足:2016-09-17日付】

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コラム:米海軍、イラン高速艇の「群れ」どう打ち負かすか、ロイターコラムです

ホルムズ海峡におけるイラン海軍によるアメリカ海軍への小型舟艇による挑発行動ですが、真剣な脅威として受け止めるべきとの声が上がっています。イラン海軍は、キロ級潜水艦、ロシア製の比較的運用実績のある装備を若干数維持していますが、レーダーなどの電装品や水上戦闘艦などの性能面で、アメリカ海軍と正面から戦う能力はありません、実質、海上自衛隊は勿論、韓国海軍と比較してもかなりその能力は低いといえるでしょう。しかし、そのなかの挑発行動ではありますが、機雷敷設やロケット砲攻撃などを狭い海峡において実施されれば、これは真剣な脅威となりかねません

↓以下ロイターコラム
Column | 2016年 09月 5日 12:02 JST 関連トピックス: トップニュース
コラム:米海軍、イラン高速艇の「群れ」どう打ち負かすか

David Axe

[31日 ロイター] - ペルシャ湾を哨戒航行する米艦艇に対し、イランのイスラム革命防衛隊(政府公認の民兵組織)に所属する高速艇が異常接近する状況が先週だけで4回発生した。

緊迫したものの、流血の事態は避けられた。だがこの事件は、実際の武力紛争においてイラン政府が用いる可能性のある、壊滅的な効果を引き起こしかねない手法を垣間見せてくれる。

米国の圧倒的に大規模で先進的な軍事力に太刀打ちできないイラン軍は、ここ数十年にわたり、米国の技術的な優位を削り取る可能性のある、いわば「スウォーム(群れ)戦術」を磨き上げてきた。

つまり、1対1で米軍に対抗しようと試みる代わりに、イランは陸・海・空のいずれにおいても、さほど洗練されていないシステムを多数運用している。人間にとって1匹の蜂がぶんぶん飛んでいても迷惑なだけだが、膨大な数の大群になると生命に関わりかねないように、米軍を数で圧倒しようという発想だ。

しかし、米国防総省もイランのこの作戦がもたらす危険については十分に承知しており、小型の精密誘導ロケット弾からレーザー砲に至るまで、これに対抗するための新兵器を考案している。

8月の事件は、きわめて短い間隔で発生した。23日にはホルムズ海峡近くでイランの武装哨戒艇が、米海軍の駆逐艦「ニッツェ」から300ヤードの至近距離まで接近した。「ニッツェ」が警告の意味で発煙弾を発射したところ、イラン舟艇は離れていった。

その翌日、同様の舟艇3隻が米国の哨戒艇「テンペスト」「スコール」の近くを周回したうえ、1隻が「テンペスト」に対し、衝突コースで突進してきた。このため僚艦「スコール」が機関砲で警告射撃を与えざるをえなかった。
ttp://jp.reuters.com/article/us-navy-iran-column-idJPKCN11813X

イラン舟艇は撤退したが、同日中に戻ってきて、米駆逐艦「スタウト」に対する嫌がらせを行った。数時間後にはイラン舟艇1隻が「テンペスト」に対して正面から突っ込んでくるという挑発を行った。

米海軍は「テンペスト」との遭遇について特に激怒している。

「この状況は、衝突リスクが劇的に高まっていることを示している。無線で数回にわたり要請や警告を送り、両艦から視覚と聴覚に訴える警告を行ったにもかかわらず、イランの舟艇は、国際的に承認された海上交通規則に沿った安全な航行を行おうとしなかった」。米第5艦隊の報道官ビル・アーバン中佐はこう述べている。

イランの高速艇が、米艦艇と衝突あるいは衝突寸前の状況となったのは、これが初めてではない。7月には5隻のイラン舟艇が米海軍の強襲揚陸艦「ニューオーリンズ」から500ヤード以内に接近した。8月15日には、イラン舟艇が演習中にロケット弾を発射しているが、このときわずか数マイルの距離には米国の船舶2隻がいた。

同様の事件は過去数十年にわたって定期的に発生しており、ペルシャ湾内外におけるイランの主な挑発手段の代表例となっている。イスラム革命防衛隊は、空・陸においても似たような作戦を採用している。

革命防衛隊は、低空飛行可能な小型航空機を多数購入している。これによって敵による防空網を突破できると期待しているようだ。

こうした戦術は、イラン軍本体の戦術を補完するものだ。革命防衛隊の海上部隊と混同してはならないのだが、イラン海軍はその貧弱な戦力(大型のミサイル搭載艦)を温存しており、近年ではシリアや中国の港湾を訪問するなど、不定期・長距離の遠洋航海に派遣している。

イラン海軍の艦隊は、もっぱら外交上の役割を担っている。つまり、海上における他国とのやり取りにおいて、イラン海軍は「良い警官」を演じている。一方、イスラム革命防衛隊は「悪い警官」役であり、ペルシャ湾に不確実な要素を持ち込み、イラン政府のライバルを不安定な状態にさせておくことに貢献している。

ttp://jp.reuters.com/article/us-navy-iran-column-idJPKCN11813X?pageNumber=2
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