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コラム:米海軍、イラン高速艇の「群れ」どう打ち負かすか 続 【Weblog北大路機関補足:2016-09-17日付】

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コラム:米海軍、イラン高速艇の「群れ」どう打ち負かすか、ロイターコラムです

ロイターコラムでは、この種の攻撃は長らくイランとアメリカとの摩擦関係を象徴するように実施されており、アメリカは海兵隊攻撃ヘリコプターを臨時搭載する事により対処してきた、と紹介しています。陸軍第160特殊航空連隊のAH-6特殊作戦ヘリコプターや海兵隊のAH-1W攻撃ヘリコプターを搭載し対応してきた事例がありますが、ここに新たに提示される装備が、ハイドラ70ロケット、陸上自衛隊のAH-1S対戦車ヘリコプターにも搭載されている世界標準のロケット弾ですが、2007年に開発されたハイドラ70ロケット弾の精密誘導型APKWSが、多数のイラン舟艇への対抗策として考えられるほか、レーザー兵器という選択肢もあるとのこと

↓以下ロイターコラム
ただ米国も、革命防衛隊の海上での嫌がらせに直面して、ただ手をこまねいていたわけではない。

これまで米海軍は、自らと同じように大型の艦艇を用いる重武装の他国海軍との戦闘に備えて訓練を行い、装備を調えてきた。そのような戦闘に向けた主力兵器は大型の数百万ドルもする巡航ミサイルであり、ほとんどの艦艇ではそうしたミサイルを数発搭載できるだけだ。これに対して、イランの革命防衛隊は機敏で低価格の高速艇を多数揃えており、米軍としては考えを改めざるをえない。

1980年代、米海軍はペルシャ湾に展開する一部の艦艇に、米陸軍の攻撃用ヘリコプターを搭載し始めた。陸軍の攻撃ヘリが持つミサイルと機関砲は、イランの舟艇を破壊するのに理想的だった。1998年、両国の海軍は短時間だが激しい戦闘を行い、複数のイラン舟艇が損傷、もしくは破壊された。

米軍の艦艇は、自艦のヘリにも陸軍のヘリと同じようなミサイルを装備し始めた。2012年、海軍はさらに一歩踏み込んだ。多数の舟艇の撃破に最適化された独自開発の専用誘導ロケットをようやく配備したのである。この「先進精密攻撃兵器」(APKWS)は、レーザー誘導装置を備えた直径2.75インチ(70ミリ)のロケット弾である。

海軍及び海兵隊のヘリなどの機体は、このAPKWSを7発収容する発射ポッドを搭載することができる。ヘリは敵の舟艇その他のターゲットにレーザーを照射した後に、APKWSを発射する。各ロケットはそれぞれ別の舟艇をめざし、実質的に、多数の舟艇に対し、小型だが破壊力の強い兵器の大群をぶつけることになる。

米軍によれば、この誘導ロケット弾の命中率は95%だという。防衛産業の専門誌である「ジェーンズ」は、「これを搭載したヘリは、沿海域の多数の高速攻撃艇に対する強大な能力を持つことになる」と指摘している。

それだけではない。2014年、米海軍は揚陸艦「ポンス」に、新たに大型レーザー砲を配備した。ペルシャ湾に常駐し、ヘリや小型舟艇、特殊部隊のための海上基地として行動している「ポンス」は、そのままでは大型・低速で軽武装なので、革命防衛隊の多数の舟艇に対しては特に脆弱である。

いわゆる「レーザー兵器システム」(LaWS)では、ビデオゲームのようなコントローラーを操作するオペレーターが狙いを定め、30キロワットのレーザーを数マイル先の標的に照射する。LaWSは従来のようなミサイルや弾丸を発射するわけではなく、発電機からの電力に頼るため、実質的に弾切れの恐れがない。「大群」を一掃するには最適である。

ttp://jp.reuters.com/article/us-navy-iran-column-idJPKCN11813X?pageNumber=3

このレーザー兵器システムは1基しかなく、4000万ドルとコストも高い。だが、現場でもレーザーが機能すると分かったことで、米海軍はより大型のレーザーを量産し、前線に展開されているすべての艦艇に配備することを計画している。もしこれが現実になれば、イスラム革命防衛隊の「大群」は、ついに対等の相手に直面することになるだろう。

*筆者は軍事情報サイト「War Is Boring」の編集者で、ニュースサイト「Daily Beast」に定期的に寄稿している。またWIREDのウェブサイト「Danger Room」や雑誌「Popular Science」でも執筆している。

*本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。(翻訳:エァクレーレン)
ttp://jp.reuters.com/article/us-navy-iran-column-idJPKCN11813X?pageNumber=4
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