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焦点:ロシアのデマ作戦に負けた米国、大統領選でリスク現実に 2【Weblog北大路機関補足:2016-12-30日付】

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焦点:ロシアのデマ作戦に負けた米国、大統領選でリスク現実に,ロイターコラムです

公的機関によるWebでの世論形成破綻的なものとして、2010年代前後に政府機関などがWeb百科事典などの政府関連情報や事業評価項目に関しての匿名編集を実施している事が明るみに出た際に問題視されました、この事件では日本でも公官庁からの履歴が発見され騒ぎになりはじめましたが、編集項目がアニメーション関連キャラクター紹介等に偏重しており、単に業務怠慢とPC私用など、批判は他国程おおきくはなりませんでした

今回問題視されているのは、単純な政治プロパガンダをWeb上において実施する、という単純な手法を用いるのではなく、自国に有利な競合国の内政情報や通商情報などを正確性を意識し広め、この中に伝統的な誇張表現を織り込むことで競合国の国内対立をあおるなどの措置をとっており、この種の情報は大量に、また、当事国向け以外にその友好国への敵対勢力醸成へ利用されており、これを阻むには中傷合戦を繰り返すか、全ての言語情報を監視し、誇張情報や虚偽情報を確認するほか、選択肢はないでしょう

↓以下ロイターコラム
ワッツ氏によれば、ロシアが米国・欧州で行う主要なデマ作戦の大半は、ロシア政府の出資する報道機関、たとえば放送局のRTやスプートニク・ニュースなどを発信源とし、その後ツイッター上で他の人々が増幅していく。

ワッツ氏は、米国政府としては、ネット上で何が起きているかを把握し、虚偽の記事に反駁(はんばく)する能力を構築することが急務であると指摘する。

今月可決された国防権限法案(NDAA)では、そのような任務の一部を担うべく、国務省による「グローバル・エンゲージメント・センター」の設立を求めている。だが、ロシアに比べれば洗練性に欠ける、過激派組織「イスラム国」によるデマに対抗する類似の努力も不十分なものに終わっている。

<米国の「足踏み」>

米国務省などでの勤務経験のある戦略国際問題研究所のサイバーセキュリティー専門家、ジェームズ・ルイス氏によれば、米国政府がロシア政府に追いつきたいと思うなら、影響力投射という時代遅れの考え方を超えた行動が必要だという。

「ロシアはRTテレビなどの手段を持っているが、われわれが知っているのは空母戦闘群を派遣するというやり方だけだ」とルイス氏は言う。「この状況に対処する方法を見つけるまでは、足踏みが続くだろう」

ワッツ氏は2014年以来、親ロシア的なツイッター利用者を数万アカウント分もフォローしてきたというが、最も効果的な記事の多くは、戦争その他の惨事に対する懸念をかき立て、西側諸国の腐敗した政治家、メディア、その他エリート層に対するうわさをあおるようなものだと考えている。

ワッツ氏らによれば、ロシア側の力の入れ方が現れているのが、スプートニク・ニュースだという。

ttp://jp.reuters.com/article/analysis-russia-us-disinformation-idJPKBN14B0OS?pageNumber=2

ロシア公式の通信社・ラジオネットワークの後継として2年前に発足したスプートニク・ニュースは、専門家によれば、単にロシア政府の政治的主張を繰り返すだけの存在ではない。独自に外部からソーシャルメディアに強い人材を集めており、そのなかには、左派・右派問わず自国の政策に批判的な米国民も含まれている。

スプートニク・ニュースにコメントを求めたが、回答は得られなかった。

スプートニク・ニュースのなかでも最も著名な専属記者・解説者の1人であるカサンドラ・フェアバンクス氏は、情熱的な反警察抗議活動家であり、社会主義者バーニー・サンダース上院議員を支持していたが、大統領選の期間中に宗旨を替え、共和党のドナルド・トランプ候補を盛んに応援するようになった。

フェアバンクス氏はロイターの取材に応え、今や次期大統領となったドナルド・トランプ氏を支持するようスプートニク・ニュースから言われたわけではない、と話した。海外への軍事介入や国際貿易協定に反対するトランプ氏の主張に惹かれたのだという。

「彼を応援するためにベストを尽くしたが、それは私の自由意志によるものだ」とフェアバンクス氏は言う。

30代の女性であり、ツイッター上で8万人以上にフォローされているフェアバンクス氏は、スプートニクに加わる前は国際的なハッカー集団「アノニマス」に参加する活動家だった。

投票日の前日、フェアバンクス氏はユーチューブのチャンネル上で、民主党のヒラリー・クリントン候補の選対責任者ジョン・ポデスタ氏のアカウントからハッキングされたメールの発信者たちが、ピザについて会話するなかで小児性愛に関する隠語を使っていた可能性が「非常に高い」と発言した。

この主張は、クリントン氏の支持者がワシントンのピザレストランを拠点に小児性愛のサークルを開いているという風説につながった。このチャンネルは、9.11同時多発攻撃は内部関係者の犯行と主張するラジオ司会者アレックス・ジョーンズ氏が運営するもので、180万人が登録している。
ttp://jp.reuters.com/article/analysis-russia-us-disinformation-idJPKBN14B0OS?pageNumber=3
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