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鞍馬の考:時事論点・・・アマゾンの”誤算”作品停止の背景に特別契約

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アマゾンの”誤算”作品停止の背景に特別契約 ,NHK報道です

アマゾンの電子書籍と出版不況の打破への期待、一方、難しいのは日本の出版業では少なくない部分を二次流通が占めており、この為絶版書籍等が二次流通により相当数が入手可能であり、この部分が出版という産業体系を支えている点です、電子書籍にはこの利点が無く、一方で一次流通の電子書籍価格が必ずしも紙媒体よりも安価というわけではなく、消費者視点からの欠缺が大きくなっていました、読み放題サービスとはいわば試し読みを求める紙媒体主体消費者の要望と二次流通を含め絶版書籍や廉価な読書サービスの享受という二つの解決策へ波紋を立てているかたちです

↓以下NHK報道
作品停止の背景に特別契約

個別の契約内容については、アマゾン、出版社の双方とも明らかにしていません。いったい何が起きているのか。NHKは、双方の仲介役となった取次会社が出版社に提示していた資料を独自に入手しました。 その資料からは、アマゾンが日本でサービスを開始するのにあたって、出版社側にどのような条件を提示していたかが明らかになりました。

ニュース画像
入手した資料によると、今回の読み放題サービスでは、月額980円の購読料は50%ずつアマゾンと出版社で折半することになっています。そのうえで出版社の取り分については、書籍の価格と何冊読まれたかに応じて各社が山分けする方式です。

これに加えてアマゾンは、サービス開始からことし12月31日までの期間を「期間限定特別条件」として、出版社に対して通常とは異なる条件を提示していました。

アマゾンは読み放題サービスとは別に、もともと1冊ごとに販売する電子書籍の配信サービスを行っています。このサービスでは、1冊売れるごとに、アマゾンが出版社に対してあらかじめ取り決めた金額を支払います。今回の期間限定特別条件では、同様の支払いを読み放題サービスでも出版社に行うとアマゾンは約束していたのです。

出版社にとっては破格の条件でした。読み放題サービスでも、自社の書籍が読まれるごとにどんどん収入が入るわけです。アマゾンからすれば、サービス開始にあたって多くの出版社の参加を促すためにとった戦略だったと見られます。

アマゾンの“誤算” 日本特有の文化

ところが、その戦略には“誤算”があったのではないかと関係者は指摘します。

入手した資料と複数の関係者への取材によると、特別条件では、1冊のページ数のうち10%以上が読まれた場合、1冊販売したと見なすことになっていました。

ところが、日本で人気があるのは、文字の多い書籍よりも、漫画や写真集です。ページを読み進めるスピードが速く、あっという間に10%を超えてしまいます。特別条件による出版社への支払いが想定以上に膨らみ、アマゾンにとって大きな負担となったため、配信の停止に踏み切ったと見られています。
ttp://www3.nhk.or.jp/news/business_tokushu/2016_1017.html
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