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南スーダン派遣の陸自施設部隊 撤収へ 【Weblog北大路機関補足:2017-02-21日付】

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南スーダン派遣の陸自施設部隊 撤収へ、NHK報道です

国連南スーダン任務UNMISSは、当初、スーダンからの民主的独立を果たした新しい国家創造の支援という任務の下で派遣されましたが、その後の南スーダン情勢は内戦状態へ転換し、内戦状態との認識を国連が避け、且つ必要な措置を行う能力の行使を躊躇したことで内戦の長期化、更なる大規模衝突の懸念が高まる最中です。しかし、UNMISSは2002年以降の国連PKO任務と同様に安全保障理事会の国連憲章七章決議に基づき派遣される、国連軍に近い国連憲章上の位置づけがあり、我が国派遣部隊が国連の戦争へ巻き込まれる可能性が高い点が危惧されています。しかし、今回の任務は派遣期間満了に基づく撤収であり、撤退ではなく、その責任を果たす事が出来ました、今後は我が国として、国連憲章上のPKOの位置づけと、現在国連が進める平和創造ではなく平和維持の原点へ戻す国連外交を展開すべきかもしれません

↓以下NHK報道
南スーダン派遣の陸自施設部隊 撤収へ
3月10日 17時54分
政府は、南スーダンでの国連のPKO活動に派遣している陸上自衛隊の施設部隊について、今の部隊の派遣期間が終了するのにあわせて活動を終え、5月末をめどに撤収させる方針を固めました。これによって、安全保障関連法に基づいて、初めて「駆け付け警護」の任務が付与された自衛隊員およそ350人は撤収することになります。
政府は、国連の要請を受けて平成23年11月に、アフリカの南スーダンでの国連のPKO活動に、陸上自衛隊の施設部隊を派遣することを決定し、以来、350人余りが活動している現在の11次隊に至るまで、首都ジュバとその周辺で、道路や橋などの整備にあたってきました。

また、政府は、去年11月、11次隊に対し、安全保障関連法に基づいて、国連の関係者などが襲われた場合、救援に向かう「駆け付け警護」などの任務を付与することを決めました。

ただ、南スーダンでは、去年7月に、首都ジュバで大規模な武力衝突が発生したことなどから、政府が現地の情勢の把握に努める一方、国会では、野党側から「PKO参加5原則」が満たされていないのではないかという指摘も出ていました。

こうした中、政府は、ことし1月で施設部隊の派遣開始から5年が経過し、施設部隊の派遣期間も過去最長となったこともふまえ、今後の対応を検討した結果、現在の11次隊で首都ジュバでの施設整備は一定の区切りをつけることができると判断しました。

そして、今の部隊の派遣期間が今月終了するのにあわせて活動を終え、5月末をめどに、施設部隊350人余りを撤収させる方針を固めました。

一方、政府は、現地の司令部への要員派遣は継続することにしています。
南スーダン政府「貢献に感謝」
政府が、南スーダンでのPKO活動に派遣している陸上自衛隊の施設部隊の撤収を決めたことについて南スーダンのコルディット副情報相は、NHKの電話取材に対し、「撤収を決めるのは各国の判断なのでそれを尊重する。これまでの自衛隊のPKOを通じた貢献に感謝したい。南スーダン政府としては、今後とも日本政府と緊密な関係を続け、インフラ整備など、別の形での貢献を期待したい」と述べました。
統合幕僚長「安全留意し撤収」
自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長は、10日夜、防衛省に集まった報道陣に対し、「安全に留意しつつ、粛々と撤収を進めていく」と述べました。そのうえで報道陣から「衝突が再燃する懸念があったのか」と問われたのに対し、「そういうことではない」と短く答えました。
また、今後の撤収の進め方については、「いま計画を練っているところだ」と話していました。
自衛隊の南スーダン派遣部隊とは
南スーダンへの陸上自衛隊の部隊の派遣は、2012年1月に始まり、この5年余りで11の部隊が派遣されています。これまでの部隊は200人から400人の隊員たちで構成され、現在はおよそ350人の隊員が派遣されています。
派遣された隊員の数は合わせて3800人余りに上っていて、これまでの自衛隊のPKO派遣の中で最も多くなっています。

派遣部隊の任務は、南スーダンの国づくりに向けた支援で、幹線道路の整備や大学の敷地の造成などを行ってきました。
また、現地の治安情勢の悪化を受けて、人道支援活動として、避難民への医療活動や給水、それに保護区域の整備なども行ってきました。
部隊の構成は、道路整備などにあたる施設部隊が中心で、このほか、隊員たちの安全確保にあたる警備小隊や国連などとの調整にあたる調整班などがあります。

派遣部隊の隊員は半年ごとに交代させることになっていて、全国に5つある陸上自衛隊の方面隊ごとに部隊をつくって派遣を続けています。

現在の11次隊は青森の第5普通科連隊を中心に東北方面隊の隊員たちで構成されていて、ことし5月まで現地で活動する予定となっています。
派遣隊員の家族「無事帰国願う」
陸上自衛隊の11次隊として20代の息子が南スーダンに派遣されている青森市の男性は、「これからも活動が続くんだろうと思っていたので、撤収することは想像していませんでした。撤収の理由が施設整備のめどがついたのか、現地の戦闘が激しくなったからなのかは、自衛隊から詳しい説明を聞かないとわかりません」と話していました。
そのうえで、「ジュバの周りで起きている戦闘がジュバに近づかなければいいと思っています。11次隊は『駆け付け警護』の任務が付与されているので何もなく無事に帰ってきてほしいです」と話していました。

また21歳の長男が、11次隊の隊員として南スーダンに派遣されている青森県弘前市の笹久一さん(53)は、「派遣される当初から心配する気持ちはありましたが、息子の安全は政府が保障してくれると思っています。父親としては、息子が与えられた仕事をこなしてことし5月に無事に帰ってきてくれることを願うだけです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170310/k10010906281000.html?utm_int=all_side_ranking-access_002&nnw_opt=ranking-access_a
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