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鞍馬の考:時事論点・・・焦点:米自動車業界、すでに現れた「後退」の兆し,問題は経済だ、トランプ氏の発言ではない

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焦点:米自動車業界、すでに現れた「後退」の兆し,ロイターコラムです

トランプ大統領は自動車業界の保護を進める方針を示していますが、重要なのは製造する基盤と労働者を企業が抑えるための政府の行動ではなく、製造した自動車が充分に売れる基盤が無いという点にあり、自動車産業はアメリカ製造業の重要な要素であることは確かながら、製造業が多様化しており、自動車産業だけの興隆が即座に製造業全般を高める事にもならないという、対策の難しさもあるようです

↓以下ロイターコラム
Special | 2017年 06月 26日 12:54 JST 関連トピックス: トップニュース
焦点:米自動車業界、すでに現れた「後退」の兆し
「問題は経済だ、トランプ氏の発言ではない」。ローズタウンにあるGMのスタンピング工場の労働者を代表する全米自動車労働者組合(UAW)系の労組ローカル1714のロバート・モラレス委員長はそう語る。「トランプ氏が『クルーズ』を毎月1万台買ってくれたとしても、第3シフトを復活させることはできない」
米連邦準備理事会(FRB)が15日発表した5月の米鉱工業生産指数は、製造業が0.4%低下。過去3カ月で2カ月目の低下であり、自動車・部品が2%減少したことが一因となっている。
ブルッキングス研究所のマーク・ムロ上席研究員は政府統計をもとにデータをまとめ、自動車産業が雇用創出に与える影響が、近年では、その産業規模以上に大きくなっており、2015年と2016年の米製造業における新規雇用全体の60─80%を担っていると指摘する。
ところが、今年第1四半期には、製造業部門において4万5000人分の新規雇用が生まれたが、自動車産業の貢献は2%以下だった。
「ここ3─4年間、自動車が製造業部門をけん引してきたという点について異論の余地はない」とムロ氏は言う。「自動車業界が失速すれば、ひどく活気のない展望が残される」
自動車業界における長期的なレイオフは、直接関係する地域社会や州の経済に打撃を与える可能性があるが、数十年にわたり好景気・不景気の波を経ているだけに、自動車製造の中心地にある多くのコミュニティでは多様化が進んでいる。
オハイオ州のマホーニング・バレーは、かつて隆盛を誇った鉄鋼産業の崩壊による大打撃を被ったが、シェールガス掘削ブームが、自動車工場における雇用削減を相殺することに貢献している。
ローズタウンのアルノ・ヒル市長によれば、同市は好景気のあいだに公債返済のための資金を蓄積しており、新たなビジネスも参入してきているという。その中には、地元で生産される廉価な天然ガスを燃料に用いる、現在総工費9億ドルで建設中の発電所もある。
http://jp.reuters.com/article/autos-workers-idJPKBN19H09P?pageNumber=2
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