第二北大路機関

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銀嶺一号作戦25:富士学校祭観閲行進EOS-M3撮影11

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特科教導隊第1中隊と第2中隊の観閲行進、74式特大トラック派生型の中砲牽引車がけん引している、普通科部隊を支援し迫撃砲を叩き潰す直掩火砲の105mm砲が軽砲で全般支援にあてる155mm砲が中砲、軍団砲兵の203mm砲が重砲、だけれども世界では155mm砲への統合化が進む、自衛隊も105mm砲は礼砲用の予備装備を除き155mm砲へ統合された

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39口径155mm砲というものは砲身の長さを示す、155mm×39、という砲身の長さに由来する。方針が長ければ火薬の燃焼効率が高くなり砲弾の速度が大きくなることで結果射程が伸びる、走り幅跳びと立ち幅跳びの助走と考えれば良い、長砲身は有利だが鋳造が難しい、鋳造できても精度が低ければ連続発射で変形してしまう、火砲の製造技術向上はこの問題を克服した、我が国では榴弾砲から艦砲まで日本製鋼所が製造する

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FH-70の最大射程はメーカーによれば射程延伸装薬を用いた場合で42km、ただし実用的な射程は30kmという。自衛隊はFH-70のほかにアメリカ製で軽量だが自走能力が無いM-198榴弾砲とスウェーデン製の3発自動装填装置を持ち瞬発火力が大きいが火砲そのものも大きいFH-77を候補として検証した、FH-77は3発の砲弾をクレーンで吊り上げ弾庫に装填すると13秒ほどで全部撃ってしまう、FH-70は緊急射撃で毎分6発というから凄い、しかし日本の道路には大き過ぎた

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大砲の撃ちあいは過酷だ、砲弾は対砲レーダーに映る、射撃から数分で反撃の砲弾が降り注ぐ、だからNATO諸国は自走榴弾砲を選んだ、撃ったらすぐに移動できるからだ、FH-70はこの点も強い、FH-70は富士重工製、いまはスバルか、エンジンを搭載していて短距離を自走できる、半自動装填装置により連続射撃能力が高いので数発撃ったら直ぐ陣地変換だ

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自衛隊はFH-70榴弾砲を479門も調達した、これはNATOのイギリス、ドイツ、イタリアの調達総数よりも多い。現在火砲は52口径の長砲身が最新型だが39口径火砲も依然として多い、そして世界を見れば第二次世界大戦中の火砲も意外と現役だ、我が国周辺では先進国の一員である韓国や台湾で第二次世界大戦中の105mm砲が現役である

北大路機関:はるな くらま
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