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鞍馬の考:時事論点・・・ケンブリッジ大が中国の言論統制に一時屈したと批判広がる

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ケンブリッジ大が中国の言論統制に一時屈したと批判広がる,NHK報道です

ケンブリッジ大学の措置、これ中国への配慮ではなく、仮にイギリス政府がケンブリッジ大学へ圧力を掛け論文を撤回させたならば、政権が吹っ飛ぶような蛮行ですよね。多様性として共産党一党独裁へ配慮する、という自主規制を加えていては理論研究は進みません。更にケンブリッジ大学はそこら辺の底辺私立大学とは根本的に違う歴史を持ち、その分の矜持を簡単に放棄してしまう事は驚きと云わざるを得ません

↓以下NHK報道
ケンブリッジ大が中国の言論統制に一時屈したと批判広がる
8月22日 7時41分
イギリスの伝統校ケンブリッジ大学が、ネット上に掲載している中国の文化大革命や1989年の天安門事件などに関する記事を中国当局からの要請に応じて一時、中国国内では閲覧できないようにする措置をとり、中国の言論統制に海外の大学が屈したとして批判と懸念が広がっています。
イギリスのケンブリッジ大学の出版局は18日、中国当局からの要請に応じて、中国の研究誌「チャイナ・クオータリー」に掲載された315の学術記事を、中国国内では閲覧できないようネットのアクセスを制限する措置をとったと明らかにしました。

イギリスの公共放送BBCによりますと、制限がかけられたのは文化大革命や1989年の天安門事件などに関する記事だということです。

要請に応じた理由について出版局は声明で、「そのほかの出版物や学術記事が中国国内で閲覧できる状態を確保するためだ」と説明しましたが、「経済力のある中国に屈した」とか「中国は自国の検閲を海外に輸出しようとしている」などと批判が高まっていました。

こうした批判を受けて、出版局は21日、閲覧制限の撤回を発表しましたが、中国政府が国内での言論統制を強める中、中国の要請に応じて、海外の大学が一時は閲覧制限を行ったことに批判と懸念が広がっています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170822/k10011107031000.html?utm_int=all_side_ranking-social_003
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