陸自、離島奪還を想定 富士総合火力演習公開【Weblog北大路機関補足:2017-08-27日付】2017-08-31 Thu 07:47
![]() 陸自、離島奪還を想定 富士総合火力演習公開,産経新聞報道です 16式機動戦闘車は、新編される機動連隊や偵察部隊へ配備される、というもので、戦車大隊へ配備されるとの言及はありませんでした。装甲防御力などは多数の見学者の関心事となっていましたが、基本は戦車ではないので運用が違う、という強調で説明されています。シナリオとして想定に沿って行われる後段演習は島嶼部防衛を主眼としたのは6年連続との事でした ↓以下産経新聞報道 陸自、離島奪還を想定 富士総合火力演習公開 8/28(月) 7:55配信 産経新聞 陸自、離島奪還を想定 富士総合火力演習公開 陸上自衛隊東富士演習場で実施された富士総合火力演習 =27日、静岡県御殿場市(彦野公太朗撮影)(写真:産経新聞) 陸上自衛隊による国内最大の実弾射撃訓練「富士総合火力演習(総火演)」が27日、東富士演習場(静岡県御殿場市など)で一般公開された。隊員約2300人が参加し、離島防衛を想定したシナリオに沿って戦車やヘリコプターなどが轟音(ごうおん)とともに目標を正確に射撃し、日ごろの鍛錬の成果を示した。 今年で59回目となった総火演は昭和36年、隊員教育を目的に始まり、41年から一般公開されるようになった。各国の駐在武官らも招待され、自衛隊の精強性を内外にアピールする狙いもある。最近は非常に人気の高いイベントとして定着しており、今年は入場券の当選倍率が29・3倍に達した。入場者数は約2万4千人だった。 演習内容は中国の海洋進出を意識し、平成24年度以降は離島防衛のシナリオが定着している。今年も陸海空3自衛隊が一体で作戦を進める「統合運用」により、離島の一部を占拠した敵を排除し、奪回するという筋書きで進められた。 最新型の10式戦車をはじめ、各種の火器が次々と火を噴き、使われた弾薬の総量は約36トン(約2億9千万円相当)にのぼった。航空自衛隊のF2戦闘機も敵部隊を爆撃する想定で参加した。 今年は、新たに導入された「水陸両用車(AAV)」と「16式機動戦闘車」が登場し、総火演としては初めて実際に走行する様子が公開された。ともに自衛隊が進める戦力の南西シフトの象徴的な装備品だ。 AAVは米国製で、米海兵隊も使用している。輸送船から兵員を離島に上陸させるための車両で、約20人を乗せて時速13キロで海上を進むことができる。来年3月に発足する離島奪還部隊「水陸機動団」に配備される。 機動戦闘車は戦車と同様の砲塔を備えるが、足回りが八輪のタイヤになっている。最高時速100キロの機動性の高さに加え、戦車より軽量なため空自の輸送機で運ぶことができる。本土から離島にも迅速に展開できるのが特長で、今年度末から順次、全国に新編される「即応機動連隊」に配備される予定だ。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170828-00000061-san-pol スポンサーサイト
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