自衛隊統合幕僚長「深刻かつ重大な脅威に発展」(北大路機関防空情報)2017-08-31 Thu 19:42
![]() 自衛隊統合幕僚長「深刻かつ重大な脅威に発展」8月31日 16時29分 公明 山口代表 ミサイル防衛態勢強化を8月31日 14時02分 日米外相 国連安保理でさらに厳しい制裁検討8月31日 11時24分 官房長官 北朝鮮制裁 原油など規制も選択肢8月31日 12時24分 英メイ首相招き国家安全保障会議 協力強化を8月31日 16時22分 ↓以下NHK報道 自衛隊統合幕僚長「深刻かつ重大な脅威に発展」 8月31日 16時29分 北朝鮮が29日、日本の上空を通過させる形で弾道ミサイルを発射したことについて、自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長は「深刻かつ重大な脅威に発展したと考えている」と述べました。 29日の朝、北朝鮮西岸から弾道ミサイル1発が発射され、北海道の渡島半島や襟裳岬の上空を通過し、およそ2700キロ飛んで太平洋上に落下したと推定されています。 これについて河野統合幕僚長は「日本の上空を通過したのは今回を含めて5回だが、弾道ミサイルだと北朝鮮がみずから称して上空を飛ばしたのは今回が初めてだと思う。そういった意味で深刻かつ重大な脅威に発展したと考えている」と述べました。 また発射の当日にアメリカ太平洋軍のハリス司令官らと電話で会談したことを明らかにしたうえで「日米の連携強化について互いの認識を共有した。北朝鮮問題については日米に加えて韓国との連携が必要と考えており、日頃から情報共有をしていきたい」と述べ、関係国との連携を強化していく考えを示しました。 そのうえで「今後はまず経済や外交での圧力をかけていくことになると思うが、自衛隊としてはこれまでどおり警戒監視に万全を期したい」と話しました。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170831/k10011120751000.html?utm_int=word_contents_list-items_014&word_result=%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%20%E5%BC%BE%E9%81%93%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB 公明 山口代表 ミサイル防衛態勢強化を 8月31日 14時02分 公明党の山口代表は記者会見で北朝鮮が日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを受けて、地上配備型でイージス艦と同様の能力がある、新型迎撃ミサイルシステムの導入など、ミサイル防衛態勢を強化する必要があるという認識を示しました。 この中で山口代表は北朝鮮が日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射したことについて「北朝鮮自身が対話を受け入れる気持ちがなく、ミサイル発射を繰り返しているので、国連の決議に基づいて関係国が圧力や制裁を強化していかなければ、本当の意味での外交的解決には結びつかない」と述べ、関係国と連携して圧力をさらに強めていく必要があるという考えを示しました。また山口代表は日本のミサイル防衛態勢について「今のシステムは海上のものだけになっているので、陸上での備えも加える必要があるのかどうかも含めて、防御態勢の強化をしっかり検討する必要がある」と述べ、地上配備型でイージス艦と同様の能力がある、新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入など態勢を強化する必要があるという認識を示しました。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170831/k10011120521000.html?utm_int=word_contents_list-items_017&word_result=%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%20%E5%BC%BE%E9%81%93%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB 日米外相 国連安保理でさらに厳しい制裁検討 8月31日 11時24分 河野外務大臣はアメリカのティラーソン国務長官と29日に続いて電話で会談し、北朝鮮に次の挑発行動を起こさせないよう、国連安全保障理事会でさらに厳しい制裁決議を採択することなどについて具体的な検討を進めていく方針を確認しました。 河野外務大臣は北朝鮮が日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを受けて、29日に続き31日午前9時すぎから25分間にわたりアメリカのティラーソン国務長官と電話で会談しました。 この中で両外相は、30日夜行われた安倍総理大臣とトランプ大統領の電話会談で北朝鮮情勢をめぐる認識や今後の対応などで一致したことを踏まえ、北朝鮮に弾道ミサイルの発射や核実験といった次の挑発行動を起こさせないよう圧力を強めていくことで一致しました。 そのうえで、北朝鮮に対し明確なメッセージを発信していく必要があるとして、国連安全保障理事会でさらに厳しい制裁措置を科す新たな決議を採択することなどについて具体的な検討を進めていく方針を確認しました。 北朝鮮が弾道ミサイルを発射した29日以降、安倍総理大臣とトランプ大統領が2日続けて電話会談を行ったほか、31日朝は小野寺防衛大臣とマティス国防長官の電話会談も行われ、日米のハイレベルでの協議が続いています。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170831/k10011120331000.html?utm_int=word_contents_list-items_020&word_result=%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%20%E5%BC%BE%E9%81%93%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB 官房長官 北朝鮮制裁 原油など規制も選択肢 8月31日 12時24分 菅官房長官は31日午前の記者会見で、北朝鮮が日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射したことに対する制裁措置について、原油・石油製品の取り引き規制は選択肢の一 つだとしたうえで、中国やロシアの協力が得られるよう働きかけを強める考えを示しました。 この中で菅官房長官は、北朝鮮が日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射したことへの制裁措置について「新たな国連の安保理決議の検討にあたっては北朝鮮の対外経済関係や外貨収入源を踏まえながら検討していくことになる」と述べました。 そのうえで菅官房長官は「北朝鮮の対外取引の主要製品である原油・石油製品による取り引き規制は選択肢の一つになってくる。諸懸案の解決に向けて北朝鮮にどのような圧力をかけることが最も効果的かという観点で検討していくが、中国とロシアは極めて影響力が大きいので、しっかり働きかけをしながら行っていく」と述べました。 また記者団が日米首脳による電話会談が2日続けて行われたことについて「緊迫度を増していることが背景なのか」と質問したのに対し、菅官房長官は「安倍総理大臣は1回目のトランプ大統領との最初の電話会談のあと、ほかの国の首脳とも電話会談を行った。その意味で極めて緊密な連携をしながら対応をしていこうということだ」と述べました。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170831/k10011120441000.html?utm_int=word_contents_list-items_019&word_result=%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%20%E5%BC%BE%E9%81%93%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB 英メイ首相招き国家安全保障会議 協力強化を 8月31日 16時22分 安倍総理大臣は日本を訪れているイギリスのメイ首相を招いてNSC=国家安全保障会議の特別会合を開き、核実験や弾道ミサイルの発射など挑発行動を続ける北朝鮮への対応を含めて、安全保障分野の協力をさらに強化していきたいという考えを伝えました。 安倍総理大臣は日本を訪れているイギリスのメイ首相との日英首脳会談に先立って31日午後、総理大臣官邸でメイ首相を招いてNSC=国家安全保障会議の特別会合を開きました。 この中で安倍総理大臣は「日英はともに世界の平和と安定のために非常に多くの役割を担う決意をしている。安倍政権が進める『積極的平和主義』による外交・安全保障政策はメイ首相が進める『グローバルな英国』と共鳴している」と述べました。 そのうえで安倍総理大臣は「北朝鮮はわが国の上空を飛び越える形で再びミサイルを発射する暴挙を行ったが、北朝鮮の脅威にも日英で協力して対応していきたい」と述べ、安全保障分野の協力をさらに強化していきたいという考えを伝えました。 これに対しメイ首相は「アジアにおいて日本は最大規模のパートナーであり、日本にとっても安全保障の関係で英国が非常に強いパートナーとなることを期待する。北朝鮮の体制に対し力強く結集して立ち向かうことが重要だ」と応じました。 国家安全保障会議に外国の首脳が招かれたのは3年前に当時のオーストラリアのアボット首相が招かれて以来で2例目です。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170831/k10011120741000.html?utm_int=word_contents_list-items_016&word_result=%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%20%E5%BC%BE%E9%81%93%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB スポンサーサイト
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