fc2ブログ

第二北大路機関

第二北大路機関は、Weblog北大路機関メンテナンス時及びPC不調時の予備として設定されたブログです。

インドネシア 旅客機が墜落 189人が搭乗 日向備忘録

インドネシア 旅客機が墜落 189人が搭乗 日向備忘録

消息不明ではなく墜落で確定という
インドネシア 旅客機が墜落 189人が搭乗
2018年10月29日 16時09分

インドネシアで29日朝、首都ジャカルタから北部の島に向かっていた地元のLCC=格安航空会社ライオン・エアの旅客機が消息を絶ち、政府当局者は機体がジャワ海沖に墜落したことを明らかにしました。旅客機には乗客乗員189人が搭乗していたということで、救難当局が捜索にあたっています。

インドネシアのLCC=格安航空会社ライオン・エアによりますと、現地時間の29日午前6時すぎ、日本時間の午前8時すぎにジャカルタ近郊の空港をたち、北部のバンカ島のパンカルピナンに向かっていたボーイング737型機の旅客機、JT610便が消息を絶ちました。

インドネシア政府の当局者は記者会見で、旅客機はジャワ海沖に墜落したことを明らかにし、海面に浮かぶ油や回収した機体の一部だとする映像を公開しました。

旅客機には子どもを含む乗客乗員189人が搭乗していたということで、救難当局が捜索にあたっています。

一方、ジャカルタの日本大使館によりますと、これまでに日本人が搭乗していたという情報はないということで、確認を急いでいます。

またボーイング社は声明を発表し、「インドネシアの運輸当局がジャカルタからパンカルピナンに向かっていたライオン・エアの旅客機の残骸を確認した。われわれは事故原因の調査に技術的な協力をする用意がある」として、原因の究明に協力する考えを示しました。

旅客機が発信する位置や高度の情報をもとに飛行コースをインターネット上で公開している民間のホームページ「フライトレーダー24」によりますと、旅客機は、午前6時20分ごろ日本時間の午前8時20分ごろに離陸し、およそ10分後にジャワ海の上空でデータが途切れています。

旅客機が向かっていたパンカルピナンは、インドネシア・スマトラ島の東にあるバンカ島で最大の都市です。バンカ島は美しい砂浜が広がり、多くの観光客がシュノーケリングなどで訪れることで知られています。

フライトレーダー ジャワ海上空 データが途切れる
旅客機が発信する位置や高度の情報をもとに飛行コースをインターネット上で公開している民間のホームページ「フライトレーダー24」によりますと、このライオン・エアの旅客機は、29日午前6時20分ごろにジャカルタを離陸し、パンカルピナンに向かいました。

離陸後は順調に高度を上げ、午前6時31分には高度1661mに達していましたが、その35秒後には急速に下降して1112mまで高度を下げ、そこでデータが途切れています。
現場付近とされる映像 破れた黒いカバンなども
インドネシアの国営放送で放送された現場付近とされる映像には、うっすらと白いものが広い範囲にわたって、海に浮かんでいるのが確認できます。また、割れた白い板のようなものや破れた黒いカバンなども映されています。
ライオン・エアはインドネシアのLCC
ライオン・エアは、インドネシアで2000年に運航を開始したLCC=格安航空会社です。

会社のホームページによりますと、ジャカルタを中心に国内各地を結ぶ路線のほか、シンガポールやマレーシアなどを結ぶ国際線もあり、最大で一日に226便を運航しているということです。

ライオン・エアは、2004年にインドネシアのジャワ島で国内線の旅客機が滑走路をオーバーランして少なくとも27人が死亡し、60人以上がけがする事故が起きています。

2013年にはバリ島の空港で旅客機が着陸に失敗して海に落ち、およそ40人がけがをする事故も起きています。
インドネシア 過去にも重大事故
インドネシアでは、これまでにも旅客機の重大事故が相次いでいます。

1997年9月には、国営の「ガルーダ・インドネシア航空」の旅客機が、スマトラ島北部に墜落し、日本人6人を含む乗客乗員234人全員が死亡し、インドネシアで最悪の航空事故となりました。

また、2005年9月には格安航空会社の「マンダラ航空」の旅客機が、スマトラ島北部のメダンで離陸直後に墜落・炎上し、乗客乗員130人以上が死亡しました。

さらに、2014年12月には格安航空会社の「エアアジア」の旅客機がカリマンタン島の沖合に墜落し、乗客乗員162人全員が死亡しました。

このほか、2015年8月にはインドネシアの「トリガナ航空」の旅客機が、中部のオクシビル付近に墜落し、乗客乗員54人全員が死亡するなど、旅客機の事故が相次いでいます。
ボーイング社「調査に協力」
ボーイング社は声明を発表し、「インドネシアの運輸当局はジャカルタからパンカルピナンに向かっていたライオン・エアの旅客機の残骸を確認しました。ボーイング社は、旅客機の事故に深く哀悼の意を表します。搭乗した方々について懸念するとともに、そのご家族に心から同情いたします。ボーイング社は事故原因の調査に技術的な協力をする用意があります」として、今後、事故原因の究明に協力する方針を明らかにしました。
官房副長官「現時点で日本人の被害なし」
野上官房副長官は午後の記者会見で、「乗員・乗客あわせて189人が搭乗していたと承知している。邦人の安否は現在、確認中だが、現時点で邦人が被害にあったとの情報には接していない」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181029/k10011689941000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001
スポンサーサイト



日向の録 |
| HOME |